2022年1月2日日曜日

viwaお年玉企画☆視覚技塾2022~心療眼科~

 皆さま

viwa事務局です。

2022年最初の視覚技塾は新春お年玉企画としてメルマガ読者様限定参加費無料で開催します!

そして、今回ゲストにお越しくださるのは眼科医の若倉雅登先生です!!

私たち視覚障害者にとって、数値では表すことのできない日常生活上の困り感に向き合い、眼科医の立場から私たちのことを社会に伝え続けてくださっている素晴らしい先生を2022年の幕開けにお迎えすることができ、とても嬉しく思います。

視覚障害当事者、あるいは、視覚障害ではないと言われているけれど、見え方に困り感のある方々にとって、若倉先生のお話はきっと有益なものになるのではないかと思います。

また、私たち視覚障害者をはじめ目のことでお世話になっているたくさんの専門家の皆様にとっても、気づきを与えてもらえるのではないかと思います。

ひとりでも多くの方々に目の困り感を解消し、少しでも快適な日々を送ってもらいたい!
その想いから今回は特別に参加費無料にて開催します。

また、この趣旨にご賛同いただいたジェダイ、waccaとの新春スペシャルコラボにてお送りいたします。

もし、あなたの周りで見えにくさ、目の症状で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、ひとりで悩まず、このセミナーを聞いてみてください。

zoomで接続して聞くだけでももちろん大丈夫です。
ひとりでも多くの方が孤独、辛さ、困り感から解放されることを願っております。

下記、セミナーの詳細です。情報の転送・転載は大歓迎です。

- 記 -

開催日:2022年1月16日(日)10:00~12:00
場所:オンライン(zoom)
主催:視覚障がい者ライフサポート機構 "viwa"
共催:日本ディファレントアビリティ・インクルーシブ協議会(通称:ジェダイ)
   wacca(公式Twitter @wacca2016)
テーマ:心療眼科
ゲスト:若倉雅登(わかくらまさと)  様

【プログラム】
10:00-10:05 ごあいさつ&事務連絡など
10:05-11;00 ご講演
11:00-11:05 休憩
11:05-11:55 質疑応答
11:55-12:00 終わりの挨拶&事務連絡

【参加費】無料
※参加用URLは1月16日朝8時~9時ごろ、viwaのメルマガ読者様にメールにて配信します。
 まだ、メルマガへのご登録がおすみでない方は info@viwa.jp まで「メルマガ登録希望」と件名にいれ、本文に登録希望メールアドレスを記載してください。
 また、設定によってはviwaからのメールが受信されないため、info@viwa.jpからのメールが受信されるよう設定のご確認をお願いいたします。
 
【その他注意事項】
・視覚技塾は、講演内容の編集後、ブログ記事上に動画を公開予定です。
なお登壇者への質疑応答については、当日参加された方のみの時間となります。
・本事業は愛盲報恩会より助成を受けて実施しております。

【ゲストプロフィール】
若倉雅登(わかくらまさと) 略歴(2021年12月現在)
1976年3月 北里大医学部卒
1980年3月 同 大学院博士課程終了
1986年2月 グラスゴー大学シニア研究員(助教授)
1991年1月 北里大医学部助教授
1999年1月 医)済安堂 井上眼科病院 副院長
2002年1月 医)済安堂 井上眼科病院 院長
2012年4月 医)済安堂 井上眼科病院 名誉院長
現在の主な役職: NPO目と心の健康相談室副理事長、財団法人メンタルケア協会評議員、日本神経眼科学会名誉会員、心療眼科研究会 共同代表世話人、眼瞼痙攣友の会代表顧問、(公社)顔と心と体研究会顧問、Asian Neuro-ophthalmology Society (ASNOS)名誉会長、NPO難病ネットワーク顧問、NPO片目失明の会相談役、厚労省総合福祉推進事業指定課題WG 委員長など。
歴任した主たる役職:北里大学医学部客員教授、東京大学医学部非常勤講師、慶應義塾大学医学部非常勤講師、北里大学医療衛生学部非常勤講師, 国際神経眼科学会総会長、日本神経眼科学会理事長、日本眼科学会評議員、日本神経眼科学会「神経眼科」編集長、日本眼科手術学会理事、千代田眼科医会会長、厚労省障害年金の認定(眼の障害)に関する専門家委員、ASNOS(アジア神経眼科学会), president, Neuro-ophthalmology, managing editor, Journal of Neuroophthalmology,  editorial boardなど。
学術論文 和文約1000編、英文約150編、学術書(分担執筆を除く著書、編著)約30冊
一般向主要著書
中途視覚障害者のストレスと心理臨床(銀海舎、共著)
目は快適でなくてはいけない、目力の秘密、目の異常、そのとき(いずれも人間と歴史社)
三流になった日本の医療(PHP研究所)
健康は眼にきけ、一歩手前の「老い入門」、絶望からはじまる患者学、医者で苦労する人、しない人 (いずれも春秋社)
小説:「高津川」日本初の女性眼科医 右田アサ、茅花(つばな)流しの診療所、蓮花谷(れんげたに)話譚 (いずれも青志社)
心療眼科医が教えるその目の不調は脳が原因(集英社)


【ご質問・お問い合わせ】
視覚障がい者ライフサポート機構 "viwa"
奈良・山本
Mail: info@viwa.jp
URL:  http://www.viwa.jp/
viwa 事務局


2022年1月1日土曜日

2022年★新年のご挨拶

 皆様

明けましておめでとうございます。viwaの奈良里紗です。

このブログを読んでくださっている方をはじめ、旧年中も多くの方々に支えられ有意義な一年となりました。
改めて、ご支援・ご協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。

2022年が皆様にとって幸せ多き一年になりますことを心よりお祈り申し上げます。

さて、私たちviwaにとって2022年を語る前に、毎年恒例、2021年を振り返ってみたいと思います。

2021年
1月
視覚技塾では、初めて10代の視覚障がい生徒をゲストにお招きしての開催でした。
2020年5月から始まった視覚技塾 for Teenagerという集まりの様子を全国の皆様に知っていただこうという内容でした。

この時は、視覚技塾の参加者の平均年齢も非常に若く、現役の中学生、高校生、大学生が多く参加してくれました。
なにより、中学生や高校生がメールを使って初めてイベントに申し込みをしてくれる、それがとても嬉しくてたまりませんでした。

また、この時、司会を務めてくれた森雄大くん。
私と彼の出会いは彼が小学生のときでした。
思春期の入り口にいた彼が立派な20代の青年となり、10代の生徒たちの会話を引き出す姿にも感動しました。

そして、この集まりは視覚障害ナビラジオでも取材していたき、さらに多くの方々に10代の生徒の集まりがあることを伝えることができました。

2021年12月末現在で22名の生徒が参加してくれています。
1か月に1度の集まりでは、みんなから嬉しい報告があったり、学校や塾、アルバイトでの困りごとを相談し合ったりと素敵なコミュニティに成長中です。

1月はviwa Beautyもすごかったんです。
オンラインセミナーとしては初めてチークとルージュに挑戦しました。
オンラインでは難しそうだなぁという気持ちもありつつ、でも、オンラインでできたらもっと可能性が広がるよね!ということで開催。
私自身、たまーにチークをつけすぎて歌舞伎役者になっていることがあるので笑
とても勉強になりましたし、とても簡単にきれいにできるチークアイテムをご紹介いただきました。

あれから約1年弱、チーク、ハイライトの練習をしているのでちょっとは上達したはずです。
次に奈良に会ったときにチークが上手に入っていたらファンケルさんのこのセミナーの成果ですよ!笑

2月
2月の視覚技塾も初めてづくしのセミナーでした。
なんといっても登壇者はアメリカ人歩行訓練士のリビーさん。
そこにスタッフでニューヨーク生まれのゆきえさんが逐次通訳に入ってくれて実現しました。

2018年にスタッフの谷田さんがシアトル在住のめぐみさん宅を訪問している様子をFaceBookにアップしているのを見た私は、私もそこに行きたくてすぐに谷田さんに連絡。
実はこのとき谷田さんとはほとんど面識がなかったんですが快く谷田さんがめぐみさんに私をつないでくださいました。

2019年10月に念願かなってスタッフのゆきえさんと二人でシアトルを訪問。
そのときに出会ったポートランド州立大学の先生が日本にいるアメリカ人歩行訓練士のリビーさんを紹介してくれました。
帰国後、2020年1月に初めてリビーさんに東京で会い、そこから継続的にインタビューを行いました。

そして、2021年2月にリビーさんをお迎えしての視覚技塾となったのです。
このとき、私とゆきえさんが行ったリビーさんへのインタビューを1冊にまとめた本も出版しました。
つながりが広がり、こうして皆様とまたつなぐことができてとても幸せな時間でした。

そして、2月のviwa Beautyも初めてのサプリメントセミナー。
青汁の意外すぎる飲み方に驚愕。
ファンケルさんのセミナーに参加するといつも自分の知らないことをたくさん教えてもらえて、不思議と心も体も美しくなった感覚になります。

そうそう、2月は2021年度に取り組んできたチャレンジドヨガさんとのコラボ企画の最終回でした。
こちらの企画はまさに体がみるみる健康になり、体が喜んでいることを体感できるイベント。
最終回では、
「ぜひ、来年度もやってください!」
と多くの参加者から熱烈なニーズアピール。
ニーズに弱い私はなんとかして来年度も継続できる形を模索しはじめました。
viwaにとってもチャレンジドヨガさんにとってもお互いに負担がなくお互いにハッピーな連携の形とは何か、どこをどういうふうにすればもっとよりよいものができるか頭をひねる時間。
チャレンジドヨガの高平さんの強力なサポートもあり、来年度も継続という形を見出すことができました。
本当に感謝です。

3月
viwa Beautyでは、これまで使っていたビューティブーケというスキンケアラインとは別のエンリッチというスキンケアを使ってのセミナーを開催。
配合されている成分の違いなのか、いつもとは異なる触り心地に感動。

3月は春休み!
ということでオンライン親子料理教室を開催。
子供たちが初めてを経験できる場、パパママたちが初めてのレシピに出会う場。
いつもそんな素敵な時間を提供してくれる家庭料理研究家のきょうこさんには感謝。
美味しいのに簡単で健康にいい。やみつきの料理教室です。

4月
花王さんと2020年秋ごろから取り組んできた「聞けばわかるヘアスタイリング」がリリースされました!
ヘアスタイリングの方法を音声で伝えるという初めての試み。
テレビコマーシャルでおなじみのリーゼを使った寝ぐせ直しからポニーテールやハーフアップ、くるりんぱまで様々なヘアスタイリングの方法を聞いただけでできるというコンテンツ。
私もこれを聞いて、
「スタイリング剤はこのぐらいつけるものだったのか」
「いつもぴょんぴょんでてしまう髪の毛はこれを使えば解決できるのか」
とヘアスタイリングをするときの方法がわかってとても勉強になりました。

まだ聞いてないよーという方は「花王 聞けばわかるヘアスタイリング」で検索してみてくださいね!

viwa Beautyでは、ビューティブーケのクレンジング、洗顔、化粧液、ゲルの豪華4点セットを使ったスキンケアセミナーを実施。
顔のマッサージの方法も教えてもらえてとても充実した時間に。
自分の顔を触りながらツボの場所を確認。
これならセミナー終了後もセルフケアできそうと嬉しいお声をたくさんいただきました。

6月
視覚技塾2021シリーズがスタート。
初回は「あれから一年」をテーマに視覚障がい者のオンライン活動の先駆者たちをゲストに招きました。
各団体で2020年春から2021年春にかけての一年間で様々な取り組み、試行錯誤が繰り返され、それぞれの効果やデメリットが紹介されました。

一年前と全く同じパネリストの方々にゲストにお越しいただくことができ、とても有意義な時間となりました。
これからもパイオニア的存在の彼らの活躍から目が離せません!

チャレンジドヨガとのコラボ企画「どこでもヨガ」2021年度版もスタート。
今年度からNPO法人IFPもコラボに加わり、視覚障がい者のためのヨガを障がいの種別や障がいの有無を超えて体験してもらえる企画に進化。
脳性まひの方や障害のない方々にも参加していただき、さらにヨガを通じての輪が広がりました。

viwa Beautyは初めての眉毛座談会。
眉毛って顔の印象を形づくるのにとても大切なパーツだけど、触っただけで整えるのもなかなか難しいパーツ。
ということで、
「みんなは眉毛、どうやってお手入れしているの?」
というのをテーマに座談会を実施。
他人から教えてもらえる目からうろこ!な工夫方略。
そう、当事者の困りごとは先輩当事者に聞くのが一番なのかも?と思う時間でした。

7月
花王「聞けばわかるヘアスタイリング」に関するアンケート調査を開始しました。
4月にリリースしたコンテンツの効果検証を目的とした調査が開始され、多くの方々にご協力いただきました。
この調査を通じて、当事者の方々の熱意、やさしさにたくさんふれさせてもらいました。
改めて、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

視覚技塾では、「障害開示」をテーマに行いました。
ご自身も弱視当事者で弱視の障害開示方略について研究をされている相羽大輔先生をゲストにお招きしました。
障害をどう伝えたらいいのか、これはまさに自分事ですから多くの当事者の方々にご参加いただきました。

viwa Beautyでは夏本番!ということでUVケアをテーマに行いました。
毎年、なんとなく夏になると日焼け止めを買って対策をしているという方々の意識もこのセミナーに参加すると180度かわるのだからあら不思議。

夏休み!ということで親子料理教室を開催。
レシピはレンジで簡単にできるパスタ2種。
ちょっとこんなんで本当に美味しくできるのかしら?と不安になるような作り方なのに、完成品は絶品。
火を使わず、レンジだけでできるから真夏の料理もおいしく快適に。
きょうこさんのアイディアレシピには毎回脱帽です。

8月
視覚技塾のテーマはロービジョンと歩行。
とっても素敵な歩行訓練士の堀江智子さんをゲストにお招きしました。
「歩行」がテーマということで歩行訓練士さんや盲学校の先生方に多くご参加いただきました。
歩行=白状というイメージがあるけど、実はそれ以外にもたくさん歩行訓練士さんがロービジョンの方に伝えられることってあるんだというたくさんの気づきが得られました。

9月
視覚技塾のテーマは障害告知。
京都から石川佳子さんをお招きしました。
ご自身も障害告知を受けた経験があり、支援者としても多くの当事者とかかわってきたご経験から障害告知について様々な示唆を与えてくださいました。
毎回、視覚技塾が終わると放課後という時間を設けているのですが、
「放課後の内容が濃すぎて本編より面白かった」
というご感想をいただくほど、こゆ~い内容でした。
なかなか話題にしづらいこと、そういうことにこそニーズがあるのかもと思わされました。

花王「広告に関するアンケート」を実施しました。
こちらも多くの方にご協力いただきました。
ビジュアル的に訴えることが前提のCM。少しずつ音声情報も付加されるようになっていくといいなと思います。
また、このように私たち視覚障がい者の声を聞こうとしてくださる花王の皆様に心から感謝したいと思います。
「見えないからいいや~」
とあきらめていたことに、私たちでもわかるように工夫しようとしてくださる姿勢や思いやりを感じるととてもうれしくなります。

viwaとして執筆した論文が2本掲載されました。
そのうちの1本はBritish Jounal of Visual Impairmentという海外の雑誌です。
論文を審査する方からも世界中の眼科医療関係者にとって貴重なデータだと高い評価をいただきました。
viwaの活動を応援してくださっている当事者の皆様の声を世界中の方々に届ける役割の一助を担うことができたのかなと思います。
私は英語が苦手なので論文執筆にあたっても多くの皆様にサポートしていただきました。
改めて、調査にご協力くださった皆様、プロジェクトに協力してくださった皆様に感謝申し上げます。

10月
視覚技塾のテーマは「遠隔ロービジョンケア」。
こんな開業医が我が家の近所にあったら最高だなと感じる田辺眼科の田辺先生と歩行訓練士の原さんをゲストにお招きしました。
どうしてもロービジョンケアを専門とする専門家が少なくて人材が全国に点在している中でオンラインツールを活用することでできること、まさにこれからの時代にふさわしい遠隔ロービジョンケアの実際についてご紹介いただきました。

10月のviwa Beautyは豪華2本立て。
男女別に寝ぐせの直し方をテーマに開催しました。
寝ぐせがなぜつくのか、そのメカニズムの解説を聞いたのちに、リーゼを使った寝ぐせの直し方を美容師さんの指導のもと実践。
午前中開催ということで、皆さん、寝ぐせがついた状態での参加。
Before afterの変化が劇的。

さらに、個別にヘアスタイリングのお悩み相談も受けていただきました。
改めて、実践する機会は大切だなぁと感じました。

10月のどこでもヨガはハロウィンヨガ。
皆さん、ちょっと仮装もして気分はハロウィン。
なかなか大勢でのハロウィンパーティができないけれど、オンラインでみんなで仮装するのも楽しい時間でした!

11月
視覚技塾は聞きやすさに配慮したハイブリット型イベントの作り方。
ポストコロナに向けて、オンラインの良さは残しつつ、対面の良さも切り捨てない。そのためにはどうしたらいいのか、そもそも、聞きやすい音と聞きづらい音とは何なのか、いつものことながらと~ってもわかりやすく丁寧にあますことなくノウハウを伝えてくださった島根ライトハウスの庄司健さん。
穏やかな話し方なのに、眠くならない、不思議なパワーを感じる庄司さんのお話でした。

まさに、来月、ハイブリッド型イベントをやろうと思っているんだよ!
といった主催者側の参加者が多くいらしてくださいました。

viwa Beautyは初めての開催となるアイカラー。
開催に向け練習会を実施、見えなくても本当にできるのか検証をしてみました。
パウダーではなくリキッドタイプのアイカラー。
これは絶対に難しそうと思い自分では選ばないアイテム。
だけど、あら不思議。とっても簡単にきれいにアイカラーができちゃう。
このときの参加者は平均年齢がかなり若い!
高校生からも参加したいとのニーズがあったものの、残念ながら平日の午前中開催。
やっぱり、スキンケアよりメイクやりたいよね!と改めて実感。
私の個人的や野望は、viwa Beautyに参加してくれている大学生たちがスキンケアからフルメイクまで全部ひとりでできるようになること。
できないという思い込みから脱皮してほしいなと毎回感じています。

12月
今年最後のどこでもヨガのテーマは「二日酔いヨガ」。
これ、めっちゃニーズあるはず!と思ったら参加者の多くがお酒はほとんど飲まないという方ばかり。
それでも、内臓にアプローチする心地よいヨガ。
さらに、クリスマススペシャルコラボで4名のヨガインストラクターからのヨガのプレゼント。
個人的には参加者の皆さんのユーモアが素敵すぎておなかが痛くなるほど笑いころげています。

視覚技塾では「恋愛」をテーマに開催。
恋バナ大好きな私も終始にんまり。
恋愛に障害の有無は関係ない、これが先輩たちからのアンサー。
だけど、これから恋愛する人にとってはやはり障害があると恋人ができないんじゃないかってネガティブになってしまう。
セミナー終了後、
「面白かった、またやりたい!」
という声が主催者側の関係者から多く聞かれました。

そして、2021年の締めくくりに、「当事者力」という本を出版しました。
こちらはviwa設立10周年を記念して製作したものです。
2021年の一年間を振り返っているだけですでにお腹いっぱいな私ですが、この本では2010年から2020年までの10年間を振り返っています。
本当にviwaの活動は人に支えられ、人によって広がってきたことを改めて感じる1冊となりました。

表紙は弱視の小学生が描いてくれました。もうそれだけで胸がいっぱいです。
第2章ではviwaのスタッフがコラムを執筆。本当に素晴らしい仲間に出会えたのだなと思います。
第3章ではこれまでviwaに関わってくださった方々からの寄稿です。こちらも読んでいて心が温かくなります。

以上、2021年の振り返りでした。

2022年は「脱皮」がテーマです。
ここ最近、スタッフ内外から
「こんなことをやりたい!」
という相談をもちかけられることが増えてきました。
やりたいことを実現する上で既成概念はある意味邪魔なものです。
視覚技塾だからこうあるべき、こうしなくちゃいけない、そんなふうに既成概念にとらわれると自由は発想のもとクリエイティブな活動をすることができなくなります。
前例を重視する組織ではなく、前例がないものを常に追い求め自ら前例をクリエイトし続けられる団体であってほしいと思うのです。

私たちが既成事実を作ることでほかの団体でそれらをできるようになると思うのです。
私の中にも既成概念はあるし、前例がない、道なき道に新たな道を作るのは恐怖と不安とわくわくが伴います。

私自身の中にある既成概念をとりはらい、脱皮して新たな装いでしなやかに成長し続ける、そんな一年にしたいと思っています。
「前例がないから難しいねではなく、前例がないからやってみよう!」
そんなふうな風土を作っていきたいなと思います。

皆さんは新たな一年に向けてどんな思いでいらっしゃいますか?
またぜひ、みなさんの抱負も聞かせてくださいね。

それでは、今年も一年どうぞよろしくお願いします。

viwa 奈良里紗