皆様
こんにちは。viwaの岩池です。
以下、ご案内いたします。
昨年12月から本年1月末の期間に募集しました「第三回ロービジョン・ブラインド川柳コンクール」の優秀作品が決定しました。
最優秀賞
心の目 開くと見える 別世界
作者解説 加齢とともに、心の目で見ることが多くなりました。これだけ長生きすると、あれもこれも心にクリアな映像として残っています。目の前が霞んでいても、心の映像が鮮明な画像を再現してくれます。
大阪のアン(男性・ロービジョン)
NEXT VISION賞
見えるふり やめて気持ちが 楽になり
作者解説
先天性弱視なので、ずいぶん長い間見えるふりをして健常者に紛れて生きてきました。40歳を過ぎた頃から障害を受け入れ、いまでは視覚障碍者として生活しています。壁を乗り越えて気持ちが楽になりました。
夢々(むむ)(女性・ロービジョン)
見えにくさを感じている方部門賞
妻と杖 二人五脚の 五十年
作者解説
心の杖と白い杖、弱視から全盲に至る道のり、妻も白杖も長い間寄り添ってくれました。社会人としての使命を終え、充実した社会生活をしみじみ振り返っている昨今です。
夜の腸(男性・ブラインド)
メディカル・トレーナー部門賞
私より 真実みえてる 患者さん
作者解説
私達の動きを、空気で感じ取っているかの様な発言をされます。
富士見(女性・看護師)
サポーター部門賞
お役解け 盲導犬の 足くずす
作者解説
盲導犬の緊張が解けました。
ゆき(男性・一般の方)
以上、ご紹介した受賞作品以外にも、魅力的な入選作品100句が「第三回ロービジョン・ブラインド川柳コンクール」ウェブサイトで公開されていますので、ぜひご覧ください。
本コンクールは、“viwa”をはじめ17協力団体のほか、多くの団体・個人のご協力により、視覚障害の理解啓発を目的に、主催株式会社三城後援公益社団法人NEXT VISIONで開催致しました。ご協力、ご応募くださった皆さまに、御礼を申し上げます。
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