2021年3月27日土曜日

第239回 仙台ロービジョン勉強会のご案内

以下、視覚障がいに関するイベント情報です。

なおイベント詳細は、主催者に直接お問い合わせください

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 1 内容

テーマ 斜視について~斜視の種類と見えにくさを知ろう~

講師 東北文化学園大学 医療福祉学部 リハビリテーション学科

           視覚機能学専攻  安達 いづみ さん 

 

斜視とは、一方の眼が目標を見ているのに他方の眼の視線が目標とは別の方向へ 向かっている状態です。

両眼の視線が目標に向かっていて、両眼を同時に使って物を見ることで立体感や 奥行きが生まれます。しかし、視力に左右差があって片方の目が見えにくく上手 く使われていなかったり、眼球を動かす筋肉や神経の病気があったり、また遠視 が原因でも 、両眼の視線が合わなくなって斜視になってしまいます。そうする と、立体感は損なわれ、足元の段差がわからなかったり、物がふたつに見える、 ダブって見えにくいなどの複視があらわれ、その不具合に悩まされます。

今回は、眼球を動かす筋肉、斜視の種類やその原因、検査法や治療法など、斜視 についてお話させていただきます。


 

2 日時

2021年4月14日(水) 19時~20時半


3 会場

仙台市福祉プラザ 11階 第1研修室


4 参加費

500円 ※お釣りが要らないようにご準備いただきますよう、お願いいたします。


5 定員

35名


6 参加のお申し込み方法

資料準備の都合上、参加ご希望の方は4月8日(木)までに以下の項目をご連絡く ださい。

※メールやFAXの場合は件名に「第239回ロービジョン勉強会申込み」と記載して ください。

  (1)お名前(ふりがな)

  (2)職業(または勤務先・学校名)

  (3)連絡先(メールアドレス・電話番号など)


7 お申し込み・お問い合わせ先

アイサポート仙台 仙台市視覚障害者支援センター

電話 022-341-1728

ファックス 022-341-1729

メール sisien@sky.plala.or.jp



【仙台ロービジョン勉強会 とは・・・】

 視覚障害児・者の支援についての定例の勉強会です。月ごとにテーマが変わ り、目の病気のことから、福祉サービス、福祉機器、具体的な支援方法など内容 は多岐にわたります。2000年8月に自主的な勉強会としてスタートし、2006年4 月(第66回)からは事務局をNPO法人アイサポート仙台に置いて引き続き開催し ています。

 支援者どうしの分野や組織の枠を超えたネットワーク作り、「顔の見える関� 係」の基盤にもなっています。関心があるテーマの回のみ参加される方も大歓迎 です。ぜひ気軽にご参加ください。



新型コロナウイルスの感染拡大防止のためのご協力のお願い


 以下の5点についてはとくにご協力いただきますよう、お願いいたします。

1)いわゆる「3密」を回避する都合上、「定員」を設けさせていただきます。 そのため、参加ご希望の方は事前申込を「必ず」してください。

2)事前申込期限の前であっても申込者が定員に達した場合は、申込受付を終了 いたします。

3)ソーシャルディスタンスを考慮した会場準備をおこないますので、事前申込 なしでの当日の「飛び入り参加」はできません。

4)参加費500円はお釣りの要らないようにご準備ください。

5)マスク着用、手洗い・うがい・手指消毒などの感染防止対策にご協力をお願 いいたします。




【オンライン参加希望の方のお申込み方法など】

・オンライン参加者の定員は90名です。先着順で受け付けます。

・オンラインでの参加をご希望される方も4月8日(木)までに、オンラインでの 参加希望であることがわかるようにメールでアイサポート仙台までご連絡ください。

・折り返し、参加費(500円)の納入方法などをご案内させていただきます。

・また勉強会当日のZOOM接続方法などを記入したメールを開催日2日前の13時ま でにオンライン参加を申込みいただいた方あてに送信する予定です。

・なお、会場の通信回線事情などにより接続の途中で音声や画像が途切れるなど のトラブル発生が予想されます。またオンラインで参加しておられる方は「視聴 のみ」です。これらの点をあらかじめご了承ください。


私なりの友達の作り方

 こんにちは、ハチです。

1つ前の投稿から期間が空いてしまいましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?


前回は大学の障がい学生支援をテーマにお話をしました。多くの方から支えていただき、私は充実した学生生活を送ることができています。自分なりの工夫から多くのことを学んで成長したこと、支援を受けることを通して本当の仲間と出会えたことなどが、読者の皆様にも伝われば嬉しいです。

しかし、どのような流れで友達を作ったのか、支援者と友達との違いは何かあるのかなど、気になる点も多いことと思います。特に、新たな場で過ごすときには、友達ができるのか不安になりますよね。私も入学前は、友達を作るため、生協主催の企画に参加していました。ということで、今回は「私なりの友達の作り方」についてご紹介いたします。


まずは、私なりの友達の作り方についてお話をします。ただ、友達の数より質を私は重視している方なので、友達がそこまで多いわけではありません。私が友達を作る上で軸としていることは、自分を障がい者としてではなく一人の友人として接してくれる人を見つけることです。私の苦手なこと、困難なこと以外にできることや私なりの工夫を理解してくれる人と仲良くしたいと感じているのです。私が話しかけるきっかけとして多いことは、やはりサポートが必要となった時です。相手が初対面の場合は自分の障がいや具体的な状況説明をしっかりすることは最低限必要になってきます。

しかし、友達作りをする上で大切だと思うことがあります。それは、自分のことを伝えるだけでなく、相手のことも知ること、相手が気軽に接することができるような雰囲気を作ることです。困ったと思ったときは近くにいる人に何気なく話しかけるため、友達を作ろうと意識して話しかけたことはあまりないのですが、相手に話しかける際に心がけていることが2つあります。1つ目は何気ない話もすること、2つ目は「あなたが困った時は自分も力になるよ」と相手に伝えることです。これは、相手を緊張させないようにするため、一方的な関係にしないために行っています。もちろん、自分のことをサポートしやすくするという意図もありますが、それ以上に互いが理解し合いながら人として仲良くなる事で、自然と友達関係が構築できるよう意識をしています。


ただ、サポートを必要とする場での出会いから生じる悩みや疑問は、支援者と友達との違いについてです。これについて悩んでいるという方もいらっしゃると思います。結論から言いますと、日常的な関わりをする相手に関しては、支援者と思って接していません。つまり、一般の学生同士がお互い困ったときに助け合うのと同じように、私と友達は関わり合っているわけです。ただ、ボランティアやアルバイトなどで障がい学生支援を行っている場合は、支援をすることが目的となっているため、話は別だと思います。そのような活動の場合は、賃金が発生したり、守秘義務があったり、私的な要素を持ち込んではいけなかったりする部分もあるため、支援に専念するべきだ、と今の私は考えています。実際に、支援者と友達の線引きや違いについては、私自身が他の障がい学生への支援活動を行っている時に考えていたことがありました。


私は支援する側、支援される側という関係は、元々あまり好きではありませんでした。確かに、私は自分で出来ることは増やしつつも、困難なことに関しては人にお願いをするということを大切にしています。しかし、自分が支えられるだけでは嫌なのです。そのため、私をサポートしてくれる人は、大学の支援センターからボランティアやアルバイトとして派遣されている学生ではありません。仮に、私をサポートしてくれる人が派遣された支援者であれば、一方的な関係になる可能性もあり、互いが気を遣いながら関わることに不安を感じることもあったかもしれません。確かに、私は障がい者で助けられることは多いですが、私の得意なことや自分にしかない強みを活かして誰かの役に立つ事はできると思うのです。実際に、今では友達から正式な仕事をもらうことも出てきました。だからこそ、初対面でサポートしてもらった際に、「あなたが困った時は自分も力になるから、いつでも言ってね。」という言葉をお礼と一緒に伝えるようにしているのです。お互いが理解し合い、言いたいことを自然と言えるというのは、相手が友人というポジションだからこそできることだと思います。


さて、今回は私なりの友達の作り方をご紹介しましたが、友達の定義は人それぞれです。もしかしたら、人に助けてもらうことに対して申し訳なさを感じたり、謙遜したりする方もみえるかもしれません。また、相手と気軽に言い合える関係でないことから、自分がしてほしいことを発言しにくいと感じている方もいらっしゃるかもしれません。私のように出会いのきっかけはサポートしてもらうことでも構いませんが、そうでなくても良いとも私は思います。自分なりの方法で、友達作りを行っていただければ嬉しいです。そうすることで、一緒にいて心地良いと思える「本当の仲間」と出会えるかもしれません。


 ハチ

第80回HOTPOTの会開催のご案内です。

以下、視覚障害に関するイベント情報となります。

なおイベント詳細については、主催団体に直接お問い合わえください


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『音声ガイド付きで、だれもが映画やテレビを楽しめる環境づくりを目指して』

 今回は、耳で聴く映画「シネマ・デイジー」の発案者でもある日本ライトハウスの

林田しげるさんに、音声ガイド付きで楽しめる映画の魅力や、映像を説明するときの

“ことば選び”、説明するときの優先事項など、製作の裏話も交えてお話しいただきます。

 視覚障害のかたへ説明するうえでのヒントが見つかるかもしれません。

まだ、シネマデイジーを聴いたことがないかたには、オススメ作品を3つご紹介しますので、

良かったらぜひ聴いてみてください。

シネマデイジー『 バースデーカード 』

他界した母から娘に毎年届くバースデーカードを通して母と娘の深い絆を描く人間ドラマ。

シネマデイジー『 岳(がく)』

人気コミック「岳(がく) みんなの山」を原作に、山岳遭難救助をリアルに描いた

山岳ドラマ。

シネマデイジー『 逃亡者 』の3作品 

妻殺しの罪を着せられた医師が警察に追われながらも真犯人を見つけ出すというサスペンス映画。

皆様のご参加をお待ちしております。

 プロフィール【林田 しげる】

日本ライトハウス 情報文化センター サービス部長

  2004年日本ライトハウス入職。製作部(録音図書製作係)を経て

2011年総務部

2020年サービス部に異動現在に至る。

バリアフリー上映会など、地域・関係団体と連携して多数のバリアフリー企画を担当。

また、障害のかたが楽しめる耳で聴く映画「シネマデイジー」を発案し全国に展開。

障害者放送協議会委員

日本盲人社会福祉施設協議会(情報アクセシビリティ委員)

全国視覚障害者情報提供施設協会(シネマデイジープロジェクト委員長)

NPO法人メディアアクセスサポートセンター理事代行。

●日時:2021年4月16日金曜日

●スケジュール

18時30分:受付開始

19時00分:講演

20時20分:質疑応答

20時50分:終了

●会場/定員/参加費について

①リアルでの参加の場合

会場:日本ライトハウス情報文化センター4階第1会議室

(アクセス/大阪メトロ四つ橋線 肥後橋駅2番出口すぐ)

定員:20名 

先着順といたします。

協力金:おひとり500円

②オンラインでの参加の場合

会場:自宅等ZOOMによる視聴 

申し込み後、URLをお送りいたします。

定員:100名程度

先着順といたします。

当日は視聴のみとさせていただきます。

参加費:無料

●申し込み方法:

①又は②どちらか選択の上、

赤堀浩敬 <a_hironori1@yahoo.co.jp>で

参加表明を4月14日(水)までにお願いします。

定員になり次第締め切りとさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

①リアル参加の場合、同伴者等 ご一緒される方がいる場合は本人と共に入場する方

のお名前もメールアドレス<a_hironori1@yahoo.co.jp>で明記してお申し込みください。

新型コロナによる 入室人数制限により、参加人数を正確に把握する必要があります。

なにとぞご協力ください。

※交流会終了後、有志による懇親会はありません。

2021年3月19日金曜日

viwa Beauty オンライン くすみ&老け肌解消で透き通る美肌になる!(スキンケアセミナー)

 皆さま

こんにちは!viwaの奈良里紗です。

4月のviwa Beauty オンラインは、くすみ&老け肌解消をテーマにセミナーを実施します。

初夏を迎えるこれからの時期、外を歩くのは気持ちいい一方で、気になるのが紫外線。
乾燥・くすみなどの肌トラブルがある方は、紫外線の影響を受けやすくなります。

いつまでも透き通るような肌でいたい!
けど、どうしたらよいのかわからない・・・
という方のために透明感のある美肌について掘り下げます。

さらに、前回のセミナーでご要望の多かったお顔のセルフマッサージやツボ押しにも着目!
アイクリームと名の付くクリームをもっているけど、いつもぺたぺたつけるだけ・・・
これで果たして効果があるのかな?
と思っている方もいるのではないでしょうか。

今回も株式会社ファンケル様にご協力いただき開催いたします。

オンライン形式ですので皆さまの肌を直接触ることはできません。
しかし、触ることができないからこそ、おひとりずつ丁寧に言葉でやり方をお伝えしていきます。
気になる目元や口元の周辺のお手入れ、この機会にぜひマスターしてみませんか!?

オンラインセミナーですので、ビューティブーケをご自宅にお送りさせていただき、当日、使い方のレクチャーを受けながらスキンケアをします。

以下、セミナー参加者の皆さまに送付する商品のご紹介です。
今回は、クレンジング、洗顔、化粧液、ゲルの4商品をセットにしてお届けします。

ビューティブーケは発芽米発酵液を使用した、肌を柔らかくほぐすことができるスキンケアです。
年齢を重ね、硬くなった肌やスキンケアの浸透が気になる方にお勧めです!
①クレンジングオイル(2,200円相当)
 どんなメイクも素早く・しっかり落ちる!洗い上がりしっとりのクレンジングオイル。
②やわ肌泡洗顔(1,560円相当)
泡立て不要で、プッシュするだけでキメ細かいふんわり泡ができる洗顔料。
③化粧液 とてもしっとり(3,960円相当)
濃密なとろみのある感触なのにスッと浸透しうるおい続くもっちりハリつや肌へ導く化粧液
④ピンツヤホワイトゲル(5,280円相当)
この1本で保湿・美容液・パック・マッサージ・アイケア、5つの機能を叶えるオールインワン。

本セミナーでは、③と④を実際に使います。
①と②は説明のみ行う予定です。





初めての方でも安心して参加していただけるよう少人数制となっております。
そして、今回も参加者の中から1名様に* sweetie pie *のオーダーメイドアクセサリーをプレゼント☆
下記、イベントの詳細です。この情報は転送・転載歓迎です。

- 記 -

日時:2021年4月22日(木)10時~11時10分(70分)
開催方法:zoomを使用したオンライン形式
主催:視覚障がい者ライフサポート機構“viwa”
共催:株式会社 ファンケル
協力:* sweetie pie *(スイーティーパイ)
https://instagram.com/sweetie_pie_sami_

参加費:2,000円(商品発送費、事務手数料等含む)
※会費は事前のお支払いをお願いいたします。
支払い方法の詳細はお申込みいただいた方へご連絡いたしますが、Paypal(クレジット決済)、ゆうちょ銀行への振り込みを予定しています。入金確認後、参加に必要な情報をお送りします。
なお、入金後の参加費の払い戻しは対応いたしかねますので、あらかじめ、ご了承ください。
定員:6名限定(初心者向け)
※先着順となります。お早めにお申し込みください。

申込締切:2021年4月16日(金)
お問合せ:info@viwa.jp(viwa事務局 担当 奈良・山本)

【対象】
・視覚に障がいのある女性
※障害者手帳の有無は問いません。
・zoomへの接続が問題なく行える方
(viwaではzoom接続に関するサポートは致しておりません。)

【お申込み方法】
メールの件名を「4/22viwa Beauty申込」としていただき、下記必要事項をご記入の上、info@viwa.jpまでお申し込みください。
お申し込み後2日以内に、受け付け受領およびお支払方法に関するメールを事務局よりお送りします。

<必要事項>※項目名末尾の「*」は必須項目です。
・氏名(漢字)*
・氏名(ふりがな)*
・障がいの状態(弱視・全盲等)*
・年齢 *
・メールアドレス*
・電話番号*
・支払い方法*
 →いずれかよりお選びください(クレジットカード決済 / ゆうちょ口座振り込み)
 ※口座振り込みの場合は振込手数料はご負担願います。
・商品送付希望先住所


※時間指定を希望される場合は追加料金300円を申し受けます。


【当日の流れ】
9時30分 接続&カメラテスト開始
※接続方法に不安のある方は、9時30分になりましたら、接続テストをお願いします。
※メイクアップチェックタイムを設けています。普段の自分のメイクがきれいにできているのかどうか講師にチェックを希望する方はお早めに入室していただき、その旨、お知らせください。
10時 セミナー開始
・講師自己紹介
・参加者自己紹介
・スキンケア&アイケアマッサージについてのレクチャー
11時10分 終了(予定)
※当日の進行により多少前後することがあります。

なお、当日のセミナーの様子を写真撮影させていただきます。
写真はファンケルのホームページ等やviwaのブログに掲載させていただく場合がございますのでご了承下さい。

案内は以上です。


それでは、皆様とオンラインでお会いできることを楽しみにしております。
 
#ファンケル #ビューティーブーケ #オンラインセミナー #視覚障害 #スキンケア #初心者歓迎 #美白 #アイクリーム #マッサージ

viwa 奈良里紗

2021年3月18日木曜日

第4回 親子でオンラインお料理教室のご案内

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。


お待たせしました!

毎回、子どもからもパパママからも大好評のオンライン料理教室、春休みも開催が決定しました!


今回のメニューは、簡単なのに栄養たっぷりのポトフ。

色々なお野菜を包丁で切ってみましょう。


京子先生のお料理教室のすごいところといえば、夕飯のおかずだけでなく、一緒にデザートも作れること!


いつも忙しいパパママたちにとって、夕飯の準備&デザートまでできて一石二鳥!


今回のデザートは、なんと、いちご大福!

子どもたちからの熱烈なリクエストによりやってみることにしました。

食べたことはあっても、作ったことはなかなかないであろういちご大福。今から楽しみです。


ぜひ、親子そろってご参加ください!


- 記 -

本日のメニュー

・ポトフ

・いちご大福





 



講師:柏木 京子さん

プロフィール

家庭料理研究家

オンライン料理教室主宰


ホームページ 

https://www.cook-coach.com

ブログ

https://ameblo.jp/kenkoup


日時:2021年4月1日(木)14時~15時30分ごろまで(予定)


開催方法:zoomを使ったオンライン形式(オンライン料理教室のため、ビデオ付きでご参加ください)


主催:視覚障がい者ライフサポート機構〝viwa”


参加費:無料


対象:視覚に障がいのあるお子さんとそのご家族(保護者が視覚障がい者という親子の参加も歓迎します)


定員:6家族

※定員になり次第、お申込みを締め切ります。参加希望の方はお早めにお申し込みください。

締切:2021年3月25日(木)


【お申込み方法】

下記必要事項をご記入の上、メールでお申し込みください。


お申し込み先: info@viwa.jp


<必要事項>※項目名末尾の「*」は必須項目です。

・件名:第4回親子料理教室申込*

・保護者氏名(漢字)*

・保護者氏名(ふりがな)*

・お子さんの名前(漢字)*

・お子さんの名前(ふりがな)*

・お子さんの年齢*

・電話番号*


皆様のご参加をお待ちしております。


key words #お料理教室 #オンライン #親子 #弱視 #ロービジョン #全盲 #視覚障害 #調理


viwa 奈良里紗


2021年3月15日月曜日

実施報告 視覚義塾2020~アメリカにおける歩行訓練~

 皆さま

viwa事務局です。
2月14日に実施しました「視覚義塾2020~アメリカにおける歩行訓練~」にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

多くのお申込みと事前に寄せられたご質問から、このテーマへの関心の高さを感じました。

お待たせしました。
当日の講演部分の動画ができましたので下記よりご覧ください。




URLをクリックして動画をご覧になる場合はコチラ

今回、講師を務めてくださったリビーさんへのインタビューをまとめた本が出版されました。
アメリカでの歩行訓練士養成、盲導犬協会のこと、教育における歩行訓練の位置づけなど、セミナーでは紹介しきれなかった内容が盛りだくさんです。

kindle版はvoice overで読み上げ可能なデータとなっております。
アマゾンのみの販売となります。
よろしければ参考になさってください。

Amazon.co.jp: アメリカの歩行訓練士養成課程での学び eBook: 奈良 里紗, 佐藤 由希恵: Kindleストア

#歩行訓練 #視覚障害 #アメリカ #盲導犬 #弱視 #ロービジョン

viwa 事務局

2021年3月8日月曜日

実施報告 視覚義塾2020~海外旅行~

皆さま

こんにちは。viwa事務局です。

 さて、本日は海外旅行をテーマに実施した「視覚義塾2020~海外旅行~」の実施報告をさせていただきます。

コロナ禍ということで、なかなか気軽に海外旅行へ行くことはできません。
今はじっくり計画を練る時なのかもしれません。

視覚障がいのある方やご家族、健常者の方々からも 
「どうやって海外旅行にいくのですか?」
「見えないのに、旅行を楽しめるのですか?」
「そもそも、海外へ行くなんて危険じゃないですか?」
などなど様々なご質問をいただきます。

今回のセミナーでは、旅慣れた3名の方にご登壇いただき、 ご自身の旅の思い出、旅のノウハウ、旅ができるようになるまでのプロセスなどをご紹介いただきました。

このセミナー終了後は、皆さん口々に 
「海外にいきたくなった!」
と話していらっしゃったのが印象的でした。

ぜひ、下記より当日の様子をご覧ください。


URLをクリックして動画をご覧になる場合はコチラ



ご参加いただきました皆さま、 ご視聴いただきました皆さま、ありがとうございました!
 また、何かご質問・ご要望などございましたら事務局(info@viwa.jp)までお知らせください。

 #海外旅行 #視覚障害 #一人旅 #飛行機 #出張 #留学


 viwa 事務局

2021年3月2日火曜日

中途視覚障がい者が大学で働く上での工夫

皆様 
こんにちは。
佐藤 正純です。
 
今回は私が中途で視覚障がい者となってから大学で教鞭をとるようになるために行った工夫を紹介します。 

瀕死の重傷で失明や歩行困難などの重度障がい者となった私は 医学の知識と経験を生かして若い学生を教えることが唯一の社会復帰のチャンスと考えて機能訓練を続け6年後に社会復帰してから今日まで19年間 基本的に大学や専門学校の非常勤講師として医学の講義を仕事としてきましたので、まずはそれについてお話します。 

失明を含む重度障がい者となって脳神経外科医としての復職が不可能となった私がまず考えたことは、 自身の医学知識を生かして教育の仕事を目指す他には社会復帰の道はないということでした。 
その手段として墨字や点字は非現実的で、音声読み上げソフトというソフトは視覚障がい者が自立するための画期的なITであり、 その技術を習得するための恩師に恵まれたことが私の社会復帰のための最初のステップになりました。 

次に、教壇に上がって学生に講義をするためには、まずそのために必要な情報を集めて講義資料を作成しておくことが必要で、 教科書から情報を得ることが不可能な視覚障がい者は非常に不利な立場にあります。 しかし、私の場合幸いにも最初は医学史や医学一般という項目の中で講義のシラバスは私の思うように作成しても良いと任せていただき、 必要な情報はインターネットで検索してくれる同級生や後輩、知人などに恵まれたことで、 比較的速やかに情報を収集することができ、その情報から自分なりの教科書を1冊完成させることには大変な労力を必要としましたが、 逆に自分のペースで講義プログラムを完成させることができたのは有利だったのかもしれません。 

そのうち私は障がい者団体を通して知り合ったテキストボランティアの方に既存の教科書をそのままテキスト化していただいて読むことができるようになったため、 大学のプログラムに従って講義を進めていくこともできるようになりました。 とは言っても、教壇に上がって全く視力に頼ることなく90分の講義内容をすべて自分の記憶だけで達成することは難しいことで、 私の専門である脳神経外科の講義などは立て板に水ですらすらと90分話すことができても、 専門外の科目を依頼された時には最初のうちは記憶に頼って60分ほど話すことができても 最後には話すことがなくなってしまって終了のチャイムが待ち遠しいなどと思ったこともありました。 

そうしたことが起こらないようにするため、講義資料は1週間に1日の講義のために1週間毎朝4時に起床して教室で読みながら私の講義を聴いてもらうために学生に配布するものと、私が学生にわかりやすく説明するために講義前日までに作成してICレコーダーに録音して自分が何度も読んで記憶するためのものと二つを作成します。 講義前日は記憶すべき資料を何度も読んで、翌日に朝寝坊しないために晩酌はせずに早めに就寝します。 当日は目覚ましで3時に起床して軽く朝食をしたらまた1時間資料を読み返して4時30分に出勤。 確実に座れるように始発電車に乗って大学まで3時間の通勤の間、車内ではずっとICレコーダーで資料を読んで記憶を確かめながら過ごします。 大学には講義が始まる1時間前に到着します。 

それは、視覚と歩行に障害がある私が通勤のための歩行訓練の先生に指導を受けた時に厳しく指導されたことで、 自分が約束の時間に遅れそうになって急いだりするのは危険だということを自覚して、十分な余裕をもって通勤しなさいと言われたためです。 そのおかげで、もしも電車が遅れるようなことがあっても余裕をもって早めに大学に 到着することができますし、 そんな時は遅刻して来た学生や先生方よりも先に到着した私が待っているということも多くなって、大学内での私の信頼を増すことにもなります。 大学に到着してトイレや他の先生との打ち合わせをする以外は、また資料を読みながらどのように話を進めるか頭の整理を進めて準備をします。 こうして早起きして万全の準備をすることで、どうにかその日の3時間の講義を無事に達成することができるわけです。 

そんな生活を私の努力と呼んでくださる方もいますが、 これは障がいを負った私がハンディを克服するために考え出した方法で、 努力というより工夫と呼ぶべきものだと考えています。 つまり障がい者はまず自分のハンディを素直に認めて、必要な場合は健常者の協力を求めること。 そして、そのハンディを克服するために様々な方法を考えて工夫することが仕事を続けるために必要だと思います。 

(ウサギとカメ)という民話は世界中いたるところにあるそうで、 日本の(ウサギとカメ)はのろまなカメでも努力すればウサギに勝てることがあると努力の大切さを教えています。 

ところがアフリカのカメルーンの(ウサギとカメ)では カメがウサギとの競争の前日に、仲間を会場の途中の区間ごとに並べて配置しておいて ウサギをかく乱して勝利するという話で、弱者でも仲間の協力と工夫があれば強者と闘えるという教えなので、 
私はいつもこの話を思い出して、障がい者にとっての座右の銘にしています。