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2020年8月19日水曜日

第53回 どこでも!チャレンジドヨガ&パパママ会のご案内

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

今年の2月に実施したパパママ会以降、対面での開催が難しくなり、試験的にオンラインでのパパママ会を6回実施して参りました。

その中で、オンラインだからこそのよさも見えてきました。
何より、これまで名古屋近隣の方しか参加ができなかったところから、全国、世界中、どこにいても参加することができる!ようになりました。

さて、9月より全6回の予定でオンライン形式でのパパママ会を実施いたします!
オンライン形式でのパパママ会のニューノーマルとして、
前半60分は親子で楽しくチャレンジドヨガを行います。
後半60分はパパママ同士で懇談会を実施します。

対面で行っていたときは、親子別々の活動でしたが、せっかくお家にいる時間も長くなったことですし、家族同士、「密」な時間を楽しんでいただけたらと思っています。
体を動かすことで、気持ちがすっきりしたり、親子でのスキンシップを深めたり、免疫力UPの効果も!

そして、このコロナ禍において、学校での学習、支援の状況なども様変わりしており、保護者の皆様も不安であったり、困っていることが蓄積しているのではないでしょうか。
一人で抱え込まず、一緒に考える場、先輩パパママからのアドバイスもあるかもしれません。
懇談会のみの参加も歓迎します。

ぜひ、この機会にオンラインで繋がりあいましょう。


- 記 -
日時:2020年9月5日(土)14時~16時
開催方法:zoomを用いたオンライン形式
主催:視覚障がい者ライフサポート機構“viwa”
共催:一般社団法人チャレンジドヨガ~視覚障がい者のためのヨガ~
参加費:1家族1,000円(講師謝礼、事務手数料等含む)
※会費は事前のお支払いをお願いいたします。支払い方法の詳細はお申込みいただいた方へご連絡いたしますが、Paypal(クレジット決済)、ゆうちょ銀行への振り込みを予定しています。入金確認後、参加に必要な情報をお送りします。なお、入金後の参加費の払い戻しは対応いたしかねますので、あらかじめ、ご了承ください。
定員:10家族程度
申込締切:2020年9月3日(木)
お問合せ:info@viwa.jp(viwa事務局 担当 奈良・山本)


【お申込み方法】
メールの件名に「パパママ会申込」としていただき、下記必要事項をご記入の上、info@viwa.jpまでお申し込みください。
お申し込み後2日以内に、受け付け受領およびお支払方法に関するメールを事務局よりお送りします。

<必要事項>※項目名末尾の「*」は必須項目です。
・保護者氏名(漢字)*
・保護者氏名(ふりがな)*
・お子さんのお名前及び学年(年齢)
※お子さんが参加される場合には、必ずご記入ください。障がいのない兄弟姉妹等の参加も歓迎いたします。
・お子さんの障がいについて
※可能な範囲でご回答ください。(例:視力、眼疾患等)
・ヨガを行う上で配慮を希望する事などがある場合はお書きください。
・メールアドレス*
・電話番号
・支払い方法*
 →いずれかよりお選びください(クレジットカード決済 / ゆうちょ口座振り込み)※口座振り込みの場合は振込手数料はご負担願います。
・最近のお悩みがあればお書きください。


【当日の流れ】
13時30分 入室・接続テスト
14時~15時 親子ヨガ
15時~16時 保護者同士の懇談会、情報交換等


以下は、親子ヨガを担当してくださる高平 千世 先生からのメッセージです。


<想い・メッセージ>
一般社団法人 チャレンジド・ヨガ~視覚障がいの方のヨガ~代表の高平 千世(ちせ)です。

今回の親子ヨガは、ヨガを通じて楽しみながら「やってみる!できる!できた!」の成功体験を積み重ね、成長過程で必要な、身体の動かし方、身体の部位などを学んでいくプログラムを考えてみました。

まずは自分の身体を知り、自分と他者を労わる健全な心を育んでいきます。
ヨガは繋がる(Yujユジュ)という語源があり、ヨガの目的は幸せな心を育むためなのです。
そう!ヨガはハッピートレーニングなのです。

また、ヨガは食べ物から出来ている外側の大きな身体から、徐々に内側の微細な心、頭(思考)にアプローチする伝統的な手法です。
ヨガを通じて親子、友達の繋がりを感じ、身体からお子様の健全な心を育む一助となったなら幸いです。

最後に、今回のプログラムを「ドラえもん」をテーマにした理由です。
私自身、「ドラえもん」はヨガ哲学をとても分かりやすく書かれている部分・共通点が多いと感じているためです。

温かい愛が溢れているドラえもん。長く皆に愛されているドラえもん。
ヨガを頭で難しく考えずに、一緒に身体・体験から楽しく学んでいただけたらとの想いです。

プログラムの前半3回は基礎的な身体の動き「基礎編」。
後半3回は少し複雑な身体の動きを取り入れた「応用編」となっています。


■目的を達成するためのヨガクラスの流れ
1)挨拶 ※目的:礼儀そしてバーバリズムの課題解決を目的に、反復練習しながら身体で学びます。
(例)背骨を伸ばすとは?正しい姿勢とは?胸をはるとは?など

2)準備運動 ※目的:手・腕の細かな「微細運動」を通じて、脳の成長も育みます。
(例)手を握る、手首を回す、腕を組むなど

3)呼吸法 ※目的:呼吸を通じて、集中力を育みます。
(例)音を出す呼吸法、鼻呼吸とは?など

4)ヨガポーズ ※目的:ヨガのポーズ「粗大運動」を通じて、ボディイメージ形成、様々な運動基本動作、姿勢、バランスを学びます。無駄な力の抜き方・動きの洗練化も目指します。
(例)正座、あぐら、仰向け、うつ伏せ、四つん這い、膝立ちなどの体勢。伸びる、縮める、曲げる、反らす、ねじる、転がる、這う、押す、引くなどの様々な動き。

5)イメージポーズ ※目的:子供の想像力を育みます。

6)コミュニケーションポーズ ※目的:親子で一緒にポーズを行い、共通体験を通じて、健全な心を育みます。

7)リラクゼーション ※目的;身体の部位名称と場所を一致させながら、力の入れ方・緩め方を学びます。また親御さんの心のリラクゼーションを目指します。

8)挨拶 ※目的:礼儀、身体を動かした後の気持ち良さを体感します。


※言葉の意味
・バーバリズム:実体や具体的経験を伴わないまま、言葉だけで事物・事象や動作をとらえてしてしまう事。
・ボディイメージ:身体の自己像。
・粗大運動:胴体と両手足の筋肉を供応さ姿勢や移動に関する運動。全身を使った運動。
・微細運動:手や指を使った細かく精密な動作を必要とする運動。


以上です。第1回目となる親子ヨガクラスでは、「ヨガってなーに?」をテーマに、初めてヨガに取り組む方でも安心して参加できる内容になっています。
ぜひ、この全6回のプログラムを通じて、楽しく学びあい、成長していきましょう。

なお、本事業は名古屋市視覚障害者協会より助成を受けて実施しております。

それでは、皆様とオンラインでお会いできることを楽しみにしております。



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viwa 奈良里紗

2020年8月18日火曜日

第1回コロナお困りごと座談会

皆さま


viwa事務局です。

viwaでは、2020年4月17日より「新型コロナウイルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート」を実施しています。

アンケートについては、以下をご参照ください。
http://www.viwa.jp/2020/04/blog-post_78.html


アンケートに寄せられた「お困りごと」は、viwaのfacebookファンページ上で紹介するとともに、定期的に報告記事をブログ上で公開しています。

【第一報】新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート
http://www.viwa.jp/2020/05/blog-post_17.html

【第二報】新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート
http://www.viwa.jp/2020/06/blog-post_20.html

【第三報】新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート:
http://www.viwa.jp/2020/07/blog-post_31.html


本座談会では、アンケートに寄せられたお困りごとをテーマにスタッフが対話を進め、お困りごとへのアドバイスや悩みの共有(共感)、社会への発信を実施していきます。

第1回目となる座談会では、以下の3テーマを取り上げました。


テーマ①:買い物<第1報>
東京都在住の70代弱視女性。買い物に困っています。
近所のスーパーに行っても、いつも使っている出入り口が閉鎖されていたり、人の込み具合がこれまでとは違っていて、よくわからないというのが正直な印象です。
人との接触による感染リスクを思うと、店員さんへの援助依頼も、気が引けてしまいます。
商品を手に取り、少し商品に顔を近づけてラベルや賞味期限を確認しているのですが、商品に触れることや顔を近づけることへの周囲からの見られ方を思うととても辛いです。
皆さんは、買い物をするときに、どのような工夫をしていますか。


テーマ②:日常生活<第2報>
愛知県在住の弱視児を持つ母です。
弱視の娘の運動不足が深刻になってきているように感じます。
見えにくい状況だと、なかなか動画をみて運動するとかも難しく、本人も動くことがあまり好きではないので、どんどん運動しなくなってきています。
また、生活にメリハリをつけることが難しく、朝からだらだらとゲームをしています。
長時間ゲームやタブレットをやっていることも目にはよくないのではないかと心配です。
皆さんは、どのような工夫をしていますか?


テーマ③:コミュニケーション<第3報>
神奈川県在住の40代全盲女性です。
人がともて怖いです。今週から会社がはじまり、出勤するようになりました。
久しぶりの電車でどうかなと思っていたのですが、いつもとは、人の流れも違い、並ぶところもかわっているのか、いつもに増して人によくぶつかってしまいます。
全盲なので、もちろん、白杖をもっていますが、ぶつかってしまった人に、「見えないなら危ないから外でるな」と言葉を吐き捨てられてしまいました。
これまでこのような経験をしたことはありませんでした。
人と接することが怖いと感じます。これから、毎日、電車や駅で、全盲の私がどうやって新しい生活様式に慣れていけばよいのでしょうか。
皆さんは、どのような工夫をしていますか?


座談会の様子は、以下より動画をご覧いただけます。

テーマ②:5分14秒ごろ
テーマ②:21分51秒ごろ
テーマ③:32分18秒ごろ






いかがでしたか?
ちょっとしたお困りごとを口に出してみると、実は同じようなお困りごとを他の人も持っていることがあります。
また、普段のちょっとした振る舞いや習慣が、それを知らない人にとっては「工夫」になることもあります。
本座談会を通じて、コロナへのお困りとをを持つ方々への、ちょっとしたヒントになれば幸いです。

[新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート」は、継続実施しております。
ぜひ皆さまのお声をお聞かせください。
http://www.viwa.jp/2020/04/blog-post_78.html


また本日取り上げたお困りごとへのアドバイスがありましたら、viwa事務局(info@viwa.jp)までお寄せください。


よろしくお願いいたします。


viwa事務局

2020年8月13日木曜日

<9/5(土)開催>視覚技塾2020~読書バリアフリーを考える~

視覚技塾2020~読書バリアフリーを考える~
日時:2020年9月5日(土)10:00 ~ 12:00 
実施方法:Zoomによるオンラインセミナー(ウェビナー形式)
主催:視覚障がい者ライフサポート機構 "viwa"


私ども視覚障がい者ライフサポート機構 "viwa"(以下、viwa)では、視覚障がいに関する「情報発信」「情報やノウハウの蓄積」「人や情報をつなぐ」ことを目的に活動しております。
当事者や家族、教育、医療・福祉関係者など様々な人とつながり、"困ったときの、viwa"と頼りにされるような事業を展開しています。
視覚技塾では、具体的な情報や技術(ノウハウ)を発信し、より多くの方々をつなげていくことを目的にしております。

昨今、インターネットなどの情報通信技術の発達により、以前に比べれば情報につながりやすい環境が整ってきております。
しかし、具体的でかつ実践的な技術は、直接触れることでより効果的に習得することができると考えております。
視覚技塾では、より多くの人に具体的で実践的な"技術"を伝える場所を提供していきたいと考えております。


2020年9月からの視覚技塾は、「視覚技塾2020」として全6回の開催を予定しております。
第1回目となる9月の視覚技塾では、「読書バリアフリーを考える」をテーマに取り上げます。
「読書バリアフリー」という言葉を皆さまはご存じでしょうか?
2019年6月、通常国会において「読書バリアフリー法」が可決・成立されました。
日本における視覚障がい者の読書文化、環境にとって重要な出来事でしたが、成立までには様々な歴史がありました。
また「読書バリアフリー」な社会を実現させるために、私たちに期待されていることは何なのでしょうか?
今回の視覚技塾では長年にわたり「読書バリアフリー」に携わっている成松 一郎 様(読書工房)をお招きし、「読書バリアフリー」について一緒に考えていきたいと思います。


秋は、「読書の秋」と言われます。
秋の読書タイムに向けて、一緒に「読書バリアフリー」について考えましょう!


★こんな方にオススメ★
・「読書」をするときの、バリアーに悩んでいる方
・視覚障がい者に、読書の面白さを伝えたいというの方
・「読書バリアフリー法」を知りたいという方
・視覚障がい者の読書環境を良くしたい!と思っている方


《開催概要》
視覚技塾2020~読書バリアフリーを考える~
【日時】2020年9月5日(土)10:00 ~ 12:00 
【実施方法】Zoomによるオンラインセミナー(ウェビナー形式)
【主催】視覚障がい者ライフサポート機構 "viwa"
【対象】どなたでもご出席頂けます(定員80名)
【会費】一般:1,000円
    学生:無料
※事務手数料、講師謝礼 等
※会費は事前のお支払いをお願いいたします。支払い方法の詳細はお申込みいただいた方へご連絡いたしますが、Paypal(クレジット決済)、ゆうちょ銀行への振り込みを予定しています。

【当日の講演テーマ】
テーマ①私の原点――40年前の盲学校図書室から
テーマ②読書バリアフリー法にどこまで魂を入れられるか
テーマ③読書サポートの未来形を考えよう
※講師との質疑応答含む


【お申込み方法】
下記必要事項をご記入の上、info@viwa.jpまでメールにてお申し込みください。
お申し込み後2日以内に、受け付け需要およびお支払方法に関するメールを事務局よりお送りします。

<必要事項>※項目名末尾の「*」は必須項目です。
・氏名(漢字)*
・氏名(ふりがな)*
・メールアドレス*
・電話番号
・所属
・一般 / 学生 * (会費の金額が異なるため、必ず記載願います。)
→一般の方のみ 支払い方法をいずれかよりお選びください(クレジットカード決済 / ゆうちょ口座振り込み)※口座振り込みの場合は振込手数料はご負担願います。
・講師への事前質問や事務局への問い合わせ


【申し込み締め切り】2020年9月3日(木)

【その他注意事項】
・視覚技塾は、講演内容の編集後、ブログ記事上に動画を公開予定です。なお講師への質疑応答については、当日参加された方のみの時間となります。
・事前資料の送付を希望される場合は、テキストデータをお送りいたしますので、お申込みの際にご記入ください。

【講師プロフィール】
読書工房 成松 一郎 様
1961年10月神奈川県横須賀市生まれ。出版社勤務を経て、2004年4月読書工房を設立。
障害のある人へのサポートや、図書館・読書に関する書籍を発行。
また、全国視覚障害者情報提供施設協会(全視情協)の書籍管理事務局を務めるとともに、全国学校図書館協議会発行「としょかん通信」(月刊の壁新聞)の企画編集制作も行う。
2009年より専修大学兼任講師として、図書館司書課程の中で読書バリアフリーや出版流通に関する講座を担当。
おもな著書に『五感の力でバリアをこえる――わかりやすさ・ここちよさの追求』(大日本図書)、『多様性と出会う学校図書館――一人ひとりの自立を支える合理的配慮へのアプローチ』(共編、読書工房)などがある。


【ご質問・お問い合わせ】
視覚障がい者ライフサポート機構 "viwa"
村上・山本
Mail: info@viwa.jp
URL: http://www.viwa.jp/

~皆様にお会いできることを楽しみにしております。~

2020年8月10日月曜日

気ままにviwa talk vol.7読書

皆さん


久しぶりの投稿になりますviwaの竹内です!

以前から投稿されていたトーク配信の「viwa talk」をまた新たに再開していきたいと思っています。

viwa talkとは、viwaスタッフが日常で思ったことや感じたことを、気ままにお話していく番組です。
10分くらいで短く、あまり固くならず聴いている方も気ままに聴けるような番組にしていきたいと思っています。

今回のトークテーマは「読書」についてです。
竹内がメインパーソナリティーとなり、奈良さんをゲストに迎え読書について気ままにお話しています。
下記からご視聴ください。






初回ということもあり、竹内の初々しさも伝わる回となっています。 笑
これから試行錯誤して、番組を作っていきますのでよろしくお願いします!


viwa talkでは、皆さまからのご意見、ご感想、今後話してほしいテーマなどを募集しています!
宛先は info@viwa.jp です。
メールお待ちしています。


過去のviwa talkはコチラ
気ままにviwa talk vol 1援助依頼

気ままにviwa talk vol 2トイレ

気ままにviwa talk vol 3セブン銀行のATM

気ままにviwa talk vol 6カミソリ



2020年8月2日日曜日

自己紹介 ハチ

皆様


こんにちは!
ハチです★皆さんには「もりりん」や「ハッチ―」と呼ばれております。
現在は日本福祉大学で福祉について学んでいるところです。私自身も視覚障がいの当事者のため、大学では友達や先生方に配慮、支援をお願いしながら学習しています。
視力が両眼0.1の弱視で、視野は問題ありません。緑内障のため眼圧が上がりやすく、定期的に通院をしています。また、先天性の無虹彩症のため眩しいところが苦手ということが特徴として挙げられますが、日常生活で大きな支障を来すほどではありません。

 私はこれまで東京と愛知を行き来しながら暮らしてきました。
幼稚園、中学校、高校は特別支援学校でしたが、小学校は一般校でした。なお、幼稚園・保育園は地域のものにも通っていました。小学生の時に障がいを理由にいじめられていましたが、中学生の時に親元を離れて寄宿舎で生活したため、そこでの経験を通して自信を持つことができました。

中学生の時のエピソードは、障がいを受容することへとつながったと感じています。
趣味は料理や裁縫、アニメ鑑賞、作曲、水泳など様々です。歌うことも好きで、小・中・高は放送部への所属、購買の放送担当もしておりました。声を強みの1つとして、新たな趣味や取り組みに活かしていければとも考えています。お仕事としましては、Webサイトの制作・運営を行っております。

私は周りに支援をお願いするだけでなく、自分のできることや強みを活かしながら、当事者として様々な活動をしていきたいと強く感じております。福祉実践教室、母校での講演、福祉用具の紹介、他の障がい学生への支援活動、学生自治会・大学への働きかけなど現在は自分らしさを大切に、取り組みを進めている所です。今後も私自身の考えたことを含め、広い視野を持って活動をしていきたいと考えております。自分のことを発信するだけでなく、皆さんと一緒に障がいについて考えていければと思います♪

どうぞ、よろしくお願いいたします。

ハチ

第3回 視覚技塾 for teenager 実施報告

皆様


こんにちは。viwaの奈良里紗です。

7月30日に第3回目となる視覚技塾 for teenagerをオンラインで開催しました。
今回は全国各地から4名の視覚障害のある10代の方々にご参加いただきました。

学校での障害開示のこと、
センター入試での受験に関すること、
点字切替のこと、
白杖のこと、

たくさんの話題が飛び交って、気づけば開始2時間が経過。

私が高校生だったころは、試験時間が1.3倍で、どうして、1.5倍にしてもらえないのだろうと思っていました。
今年センター入試を受験した大学1年生の中には、試験時間1.5倍で受験したという人もいました。
実際に、どうだったのかな?と話を聞いてみると、
「本当に疲れた!1.5倍の時間内で読み切るための練習も必要だし、一概に、1.5倍になったほうがいいということはないかも」
という声も聴かれました。

確かに確かに、私も1.3倍の時間延長でへろへろに疲れていました。
単純に時間が延長されれば解決!という問題ではないのだなぁと、改めて知る機会となりました。

この視覚技塾 for teenagerは、10代の視覚障害のある学生が集い、気軽に座談できる場を提供しています。
同じ障害のある仲間がほしい!という学生さんがいらっしゃいましたら、info@viwa.jpまでお問合せください。

key word 10代 オンライン授業 点字切替 白杖 友達関係
viwa 奈良里紗

2020年8月1日土曜日

パパママ会が本になりました☆

皆様


こんにちは。viwaの奈良里紗です。

そろそろ、皆さん、夏休みでしょうか。
今年は、stay homeで楽しい夏休みにしたいですね。
さて、おかげさまで、2020年7月10日でviwaは設立10周年を迎えることができました。

これまでviwaを支えてくださった皆様には、改めて、心より御礼申し上げます。
10周年に向けて、何かできることはないだろうかと考えていたところ、今年2月にパパママ会にゲストとしてお越しいただいた橋本さん親子のことが思い浮かびました。
愛知県で初めて点字使用でありながら、地域の小学校、中学校、高校で学んだという、まさに、パイオニア的存在の親子です。

パパママ会を実施していて、いつも思うことではありますが、ここに参加できた人しか聞けないなんてもったいない!そうだ、本にしてみようと思い立ったのです。
思い立ったら吉日!さっそく、橋本さん親子に連絡をしたところ、書籍化について快諾してくださいました。

そして、生まれたのがこの本!
書籍名:「ごめんね」から「ありがとう」へ 地域で学ぶ盲児の物語
現在は、アマゾンでkindle版のみ発売されています。紙の本のほうが読みやすい!という方は、もう少々、お待ちくださいませ。

http://www.amazon.co.jp/dp/B08C9PHGQC

今、まさに、子育て中のパパママにはもちろんのこと、
盲学校の先生方、地域で視覚障害児を支援してくださっている先生方、
そして、多くの方々に、障がいのある子どもが地域で学ぶことについて考える機会になればと願っています。

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viwa 奈良 里紗