皆様
viwaの谷田です。
viwaでは、「新型コロナウィルスによる視覚障碍児・者のお困りごとアンケート」を実施しています。
※アンケート記事はこちら↓↓
http://www.viwa.jp/2020/04/blog-post_78.html
ここでは、4月17日から4月30日までに寄せられたで77件の情報について調査結果を報告します。
まず、回答者の分布について示します。男女比は少し女性の方が多いようです。年齢の分布は40代を中心に、70代から10歳未満まで幅広く意見を頂けました。
男性:29人
女性:47人
10歳未満:6人
10代:4人
20代:4人
30代:10人
40代:19人
50代:12人
60代:5人
70代:3人
未回答 14人
都道府県の分布では東京都がダントツに多く、次いで愛知県からの回答がありました。逆に、北海道、東北、北陸、中国、四国、九州、など地方からの回答数は少ない状況でした。
おそらく、今回のアンケートはSNSやメーリングリストを使って、各スタッフが調査を依頼していることから、直接つながりのある年代および地域にしかアンケートが行き届いていないと思われます。
上記を踏まえたうえで、いくつかのお困りごとをピックアップします。大きなカテゴリとして、買い物や同行援護といった日常生活に関わるものと、視覚障害児の学習に関するもの、そしてテレワークに関わるお悩みがありました。
日常生活
・同行援護が受けられない。
・生活訓練が休止した。
・買い物で商品を手に取るのが気が引ける。
・マスク売り場が移設しており探せない。
・ネット通販も品薄。
・視力的にソーシャルディスタンスを守ることができない。
・自宅待機、イベント中止で人と会っておらず孤独を感じる
・運動不足
学習
・ビデオ通話で画面に顔を近づけながら、カメラに映れない。
・家庭で視覚障害児にどう教えればいいのか、分からない。
テレワーク
・自宅環境を整える間もなくテレワークとなってしまった。
全体的に日常生活の特に買い物についてのお困りごとが多いように思います。同行援護で買い物をされていた方にとっては、さらに厳しい状況となっているように予測されます。
同行援護を利用した買い物については、政府が対策を打っており、同行援護でも買い物を代行できるようになりました。
そういう意味ではクリティカルなお困りごとは政府にまで届いているように思います。
本アンケートでは引き続き調査を継続し、政府にまで届かない小さな声もどんどん拾っていきたいと思います。
アンケートURLはこちら↓↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfB4h8uZ5h9jms8lIUZG1FifV5lpgPiFHKiC6MC_djXg-PSA/viewform
なお、アンケートに寄せられた、お困りごとはFacebookやブログ記事を通じて、共有していく予定です。
アドバイスや参考情報がありましたら、ぜひコメント欄にご入力ください。
コメント欄への記載が難しい方は、viwa事務局info@viwa.jpまでメールにてご連絡ください。
viwa 谷田光一
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