2018年10月16日火曜日

isee! "Working Awards"のご案内です

こんにちは、viwaの二宮です。
今回は、isee! "Working Awards"のご案内です。

**ここから**

公益社団法人 NEXT VISIONでは、視覚障害者の社会価値の創出を目指す「アイシー運動」を展開しています。

特に就労に注力した事業として、「isee! "Working Awards"」を実施しています。
今年で3回目となる「isee! "Working Awards"」は、「就労」に焦点をあて、視覚障害者(見えない、見えにくい人)がどのように働いているのか【事例】、また、どうすれば働けるのか、あるいは、どんな働き方ができるのか【アイデア】を募集しています。


応募された【事例】と【アイデア】を審査員に選んでいただき、広く社会に発信することで、視覚障害者の社会復帰、就労、ひいては社会の戦力として働き、社会の損失を軽減させることを目的としています。

募集部門:事例部門、アイデア部門
募集期間:201872日(月)~1031日(水)
表彰式 :201929日(土)午後 場所は神戸アイセンター2Fビジョンパーク

視覚障害者がいきいきと活躍する姿を知ってもらい、さらなる社会復帰・就労を促進していきます。

募集に関して詳しくは以下のURLを開いてご覧ください。

isee! “Working Awards 2019”
の応募要項をみる
http://isee-movement.org/contest/guideline

私達は「isee! "Working Awards"」を通して、一人でも多くの方に視覚障害者が持つ能力<バリアバリュー>と可能性を知ってもらい、企業、社会、市民との連携・理解が深まることを願っています。
多くの皆様からの応募をお待ちしています。

以下は審査員からのメッセージ(五十音順)です。

大胡田 誠
(社会福祉法人日本盲人会連合参与)
チャーリー・チャップリンの映画の中に、「人生に必要なのは、勇気と想像力、それとほんのちょっとのお金だ。」というセリフがあるそうです。

これは、視覚障害者の就労を成功させるためにも必須のものではないでしょうか。
私は、この賞で、応募してくださった皆さんの「勇気」と「想像力」を称え、そして、それを「ほんのちょっとのお金」に結びつける応援ができたらと思っています。

坂本 賢志
(株式会社アシックス スポーツ工学研究所IoT担当マネージャー)
人は視覚、聴覚(自動車の接近検知など)そして足裏の触覚を活用して「歩行動作」を行っています。

視覚に障がいを持たれる方は、足らない情報を補うために足裏の感覚がより敏感になったと聞きました。
靴づくりメーカーとして大変興味深いお話しです。障がいがあっても、他の感覚を最大限に活用されている、前向きな事例をお聞きするのが楽しみです。

高見 俊雄
(神戸市保健福祉局障害者支援課就労支援担当部長)
障害を持つ方々の希望や特性が活される多様な働き方の創出と、就職した方々が働き続けられる環境づくりが大切だと思います。

視覚障害の方々のそれぞれの特性に応じた働き方について、想像力あふれる提案を期待しております。

竹中 ナミ
(社会福祉法人プロップ・ステーション理事長)
子どもの頃から友人に弱視や全盲の方がたくさんおられ、「目で判断する私」と、違った能力に驚かされることが多々ありました。
今、プロップ・ステーションでも全盲の青年が活躍していますが、視覚に限らずどんな障害も、本人ではなく環境の不備でその人の持てる力が発揮されないという残念な状況が生まれます。
プロップ・ステーションが目指す「ユニバーサル社会」というのは、全ての人が持てる力を発揮することができ、かつ支え合うことのできる社会ですが、その実現には、医療、教育、科学技術、社会制度、政治、習慣・慣習などなど、様々なものが「一人一人の力を生かす方向」に進化する必要があり、日本社会はまだ、その途上やと思います。
isee! "Working Awards2019"」で、ユニバーサル社会への道を拓く、多くの知見に出会えることを楽しみにしています!!

津田 諭
(社会福祉法人日本ライトハウス視覚障害リハビリテーションセンター顧問)
視覚障害があってもご自分の能力を生かして社会に貢献している方はたくさんいらっしゃることと思います。お一人お一人の事例を皆で共有することで、社会に活力を与えることができると信じます。

初瀬 勇輔
(東京中小企業家同友会 多様な働き方推進委員会委員)
アワードも第三回目となりました。毎年、思っても見なかったアイデアや事例が飛び出し、視覚障害者が仕事をしていくことについて明るい希望をみさせてもらっています。今回も旨を躍らせてくれるわくわくするようなご応募をお待ちしています。

細谷 崇
(神戸公共職業安定所 雇用対策部長)
平成308月時点でハローワーク神戸での職業相談の結果、身体障害者のうち約10%が視覚に障害の持った方が就労されており、また、視覚に障害持った求職中の方は身体障害者の約7%を占めております。 視覚障害者の就職件数は他の身体障害者に比して少ない状況ですが、社会で活躍されている方も少なくありません。

コンテストには、特に中途視覚障害者の社会参加を促進する事例やアイデアの応募を期待しています。

以上が審査員からのメッセージです。

参考までにisee!運動の関連ページを以下にご紹介します。

視覚障害者の社会価値の創出を目指す「isee!運動」とは

http://isee-movement.org/

isee! "Working Awards"
の目的
http://isee-movement.org/contest/purpose

過去の受賞事例
http://isee-movement.org/contest/excellent

**ここまで**

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