2017年2月22日水曜日

日本建築学会ユーザー・オリエンティド・デザイン(UOD)小委員会のご案内

こんにちは、viwaの二宮です。
本日は、日本建築学会ユーザー・オリエンティッド・デザイン小委員会主催の公開研究会ご案内です。

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本日は、日本建築学会ユーザー・オリエンティッド・デザイン小委員会主催の公開研究会のご案内です。

建築計画を研究している方や設計者がどのように考えているのか、その一端を見て頂き、是非とも皆様より忌憚のないご意見を頂ければと思っております。
皆様方のご参加をお待ちしております。

以下、ご案内です。
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「利用者本位の建築デザイン」とはなにか
日本建築学会 ユーザー・オリエンティド・デザイン(UOD)小委員会 2016 年度 第
1回公開研究会


日時2017318日(土)14:0017:00
会場:建築会館会議室
 住所:東京都港区芝5-26-20
 電話:03-3456-2051
 http://www.aij.or.jp/jpn/guide/map.htm 

主旨
建築設計において設計者がまず把握しなければならないことが、その建築の利用者であることは、異論のある人はいないでしょう。

しかし、建築計画学における「利用者」の姿とは、必ずしも現実の「利用者」像を反映してきたわけではありませんでした。
たとえば、認知症高齢者のための環境が真剣に考えられたのは、1980 年代以降のことでした。
昨今は高齢化・少子化の進行、障害者差別解消法の施行など、社会の多様性がさらに広がる中で、建築計画学には、さらなる「利用者」像の拡大が求められています。しかし、細分化され、発見されにくい利用者像を把握することは、簡単なことではありません。
このような認識から、UOD 小委員会では小委員会メンバーを中心として、2017 年2月に「利用者本位の建築デザイン」と題した書籍を出版しました。本書では、見落とされてきたユーザーを「不可視化された利用者」「ニーズの表明が難しい利用者」「ニーズが変化する利用者」「異なるニーズが存在する場の利用者」「非日常時の利用者」と名づけ、それぞれの視点から見て、極めて先進的と思われる事例を紹介しています。

今回の研究会では、本書で紹介した事例を含め、具体的な現場での状況を報告することで、いままさに求められている「利用者本位の建築デザイン」を確認し、それらを今後どのように更新・拡大してゆくのか、参加者の皆様とともに考えます。

プログラム
14:00
14:10 趣旨説明:松田 雄二(主査・東京大学)、司会:原 利明(鹿島建設

14:10
15:40 講演
 1)存在が隠れた利用者とは誰か -LGBT、ひきこもり、オストメイトなどから考
える:田中 賢(幹事・日本大学)
 2)非日常的環境における日常生活者 -患者とその家族から考える:石橋 達勇
(幹事・北海学園大学)
 3)自分の言葉で語ることが難しい利用者をどのように理解すべきか
  -脳性まひ者、知的障害者、重複障害者から考える:松田 雄二
15:50
17:00 ディスカッション(講演者+司会)/まとめ:西出 和彦(東京大学)

申込み
 定員:50 名(申込先着順)、参加費:1,000 円(会員)、1,500 円(会員外)500
円(学生)
 申込方法:E-mail にて催し物名称・氏名・勤務先・所属を明記し、下記までお申
し込みください
     松田 雄二(東京大学) e-mailmatsudaarch1.t.u-tokyo.ac.jp
どうぞよろしくお願い申し上げます。


□ここまで□

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