皆様
明けましておめでとうございます。
viwaの奈良里紗です。
皆様、お正月はどのようにお過ごしでしょうか?
今年も皆様にとって幸せ多き一年になりますことを心よりお祈り申し上げます。
さて、毎年恒例となっておりますが、2016年を振り返りながら新しい一年のはじまりに思いを馳せることとしたいと思います。
しばし、お付き合いください。
2016年は愛知県立名古屋盲学校と連携して「パパママ会」を実施する記念すべき年となりました。
このパパママ会がなぜ名古屋で行われるようになったのか?
よく聞かれますのでこの機会に経緯をご説明したいと思います。
2015年11月、サイトワールドで視覚技塾を実施する機会をいただきました。
私たちのような未熟な団体にこのような大きな機会をいただいたことが、後に名古屋でパパママ会を実施することに繋がるわけなのですが、このときの私はまだ知る由もありませんでした。
サイトワールドでお世話になった方が名古屋へいらっしゃるというご連絡をいただき、翌月12月頃に再びお会いすることができました。
その時も、視覚障がいに関する話題で大変盛り上がったのですが、この席に仕事終わりに参加くださったのが名古屋盲学校の先生でした。
そして、すぐに熱い視覚障がい教育に対する想いを共有することができ、
「ぜひ、名古屋盲学校でも話しをしてください」
とお誘いいただいたのです。
その後、すぐに名古屋盲学校から冬の集いで話題提供をお願いしたいというお話をいただき、2016年1月、名古屋盲学校デビューに至りました。
しかし、こういう内容は単発ではよくあるのですが、その後も継続的に何かを一緒にやるということは難しいことが多いのです。
ところが、2016年3月に名古屋盲学校の先生方に再び学校へ呼んでいただき、
「名古屋盲学校でもぜひパパママ会をやってみないか?」
というご提案をいただきました。
全ては2015年にサイトワールドでお話をさせていただく機会があったことが、こうやって名古屋での活動へ波及していったのです。
viwaでは、「つなぐ」というキーワードを大切にしています。
これは、人と人、人と情報、情報と情報、色々なものがつながることでよりよい世界ができると信じているからです。
この他にも2016年のviwaは視覚障害リハビリテーション研究発表大会や視覚障がい乳幼児研究大会で活動内容を発表もしました。
そして、2016年10月にまた嬉しい出会いがありました。
それは、慶応義塾大学の中野泰志先生が委員長を務める弱視者の読み書きに関する調査研究事業のヒアリングに参加させていただいたことです。
そこで日本盲人会連合の皆様とお会いすることができ、2016年11月のサイトワールドで行われた「弱視者の読み書きに関するシンポジウム」にパネリストとして参加させていただきました。
このシンポジウムでは、弱視者問題研究会や日本網膜色素変性症協会(JRPS)等、様々な視覚障がい当事者団体の方々とつながりをもつ機会をいただきました。
今後も連携をしながら活動を広げていけたらと思っています。
また、2016年viwaの新しいスタッフは2名増えました。
つながりを作り、このつながりをバトンのようにつないでいくためにも新しいスタッフが入ってくれたことはとても嬉しい出来事でした。
さて、ここまでなが~い2016年の振り返りを読んでくださった皆様、ありがとうございました。
ここで終わりではありません。笑
ここからが本題です!
2017年のviwaはどうなるのか?
成長戦略として3本の矢を掲げております・・・(笑)
その1
パパママ会の活動をより発展させます!
その2
視覚障がい者のマナーをテーマに視覚技塾を実施します!
その3
より多様な活動を実施するための組織強化に取り組みます。
2017年7月10日で8年目を迎えるviwa。
今年も読者の皆様からの温かい応援、サポート、ときにはツッコミも!お待ちしております。
viwa 奈良里紗
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