2016年12月18日日曜日

第18回パパママ会実施報告 視覚障がい者の伝統的職業である鍼灸師をやっています!


こんにちは。
viwaの岩池です。


今回は、12月10日(土)に行われた第18回パパママ会の様子をご報告したいと思います。

名古屋盲学校と東京都三田の障害者福祉会館をスカイプで結び行ったパパママ会には、8家族(26名)の方に参加していただきました。

今回のパパママ会では、視覚障がい者の伝統的職業である鍼灸マッサージをテーマに話題提供させていただきました。

盲学校の専攻科・理療科や鍼灸やマッサージの説明から入り、私が中途で視覚障がいになって、通常校から盲学校への編入、大学進学、理療の仕事(治療院やヘルスキーパー)経験や現在のことなどをお話しました。

なかなか聞き慣れない言葉もある中、参加者の方々は真剣にお話を聞いてくださいました。

自分自身を振り返り、理療を志すきっかけについて話す中で、人との出会いや、障害受容への過程での自身や家族の気持ちの変化についてもお話しました。

講演の中では、私が経験した盲学校や筑波技術大学での学習や出会い、視覚障がい者が理療を学ぶことのメリットや学習面での工夫、障害者スポーツ、趣味のマラソンのことなどをお伝えしました。

最後に私の経験から、
①進路の選択肢がある中で鍼灸マッサージ師を目指すからには主体的に進路を選ぶことの重要性
②理療の勉強はいくつになってからでも大丈夫ということ
③対人職である理療業は様々な経験が現場で生かせること
をお話しました。


話題提供後の質疑応答では、
「筑波技術大学鍼灸学専攻と盲学校理療科の違い」、「国家試験の難易度や必要な学習時間」、「卒業後の就職率」など、かなり突っ込んだたくさんの質問があり、ものすごく関心を持っていただけていることが伝わってきました。


私自身、様々な情報を得ておくことや難解な理療についてもっとわかりやすく興味をもっていただけるようお話することの必要性を改めて感じ、とても良い機会になりました!

次回のパパママ会の報告もお楽しみに!


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