皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
名古屋では、気持ちの良い秋晴れと思いきや、気温も湿度もぐんぐんあがり蒸し暑い一日となった10月8日(土)に第15回パパママ会を実施しました。
3連休の初日にも関わらず、9家族の皆様にご参加いただきました。
今回もパパママ&兄弟も一緒にご家族そろってのご参加が多かったです。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
また、名古屋盲学校の先生方、愛知教育大学の学生の皆さん、地域のボランティアの皆さんに運営のご協力をいただきました。
いつもありがとうございます。
さて、今回は「保護者がこどもの障がいを周囲にどのように伝えればよいか」をテーマに、愛知教育大学の相羽大輔さんに話題提供をいただきました。
まず、相羽さんご自身の見え方をアルビノという生理学的な状態からわかりやすく解説をいただきました。
また、ご自身の見え方の特徴であるまぶしさとはどういう状態なのかもご紹介いただきました。
今回のパパママ会で印象的だったことを2つご紹介します。
【言葉を大切に:「目が悪い」ではなく「目が見えにくい、見えない」という表現を使う】
「うちの子は目が悪いんで」
「あなたは目が悪いのよ」
こういった言葉を何気なく日常的に用いてしまうこと、よくあるのではないでしょうか?
しかし、「悪い」という言葉は「頭が悪い」「言葉づかいが悪い」「態度が悪い」等、ネガティブなことを指摘するときに用いる言葉であることは言うまでもありません。
このような言葉を日常的にあび続けるこどもの気持ちを考えてほしい、そんなメセージがありました。
すると、保護者の方からも
確かにうちの子は最近、「目も頭も悪い」と自暴自棄になって言うことがあるなどの意見がありました。
目が悪いと言うのではなく、目が見えにくい、目が見えないとその状態をニュートラルに表現して伝えてあげることの大切さを改めて教えていただきました。
【家遊びを取り入れる】
こどもが見えない、見えにくいことをハンディに感じないでお友達と遊べる環境、それは、ずばり自宅なのです。
毎日毎日、外遊びばかりでは、ついていけないことが多くて大変ですが、1週間に1日でも2日でも、家遊びの日を作ってもらい自宅に友達がきて遊ぶという環境があるだけで同年代の友達と、のびのび遊ぶことができるんだという相羽さんからのメッセージ。
このお話を伺ったとき、こどもだけではなく、大人になった私も友達と遊ぶのに1番安心できるのは自宅であり、自宅に人を呼ぶことが多いなと感じました。
こどもが安心して遊べる環境を作って、初めて遊びがはじまるのだと思いました。
次回パパママ会の開催は、11月12日(土)です。
秋が深まり過ごしやすい陽気になっているとよいなと感じる今日この頃でした。
viwa 奈良里紗
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