皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
9月10日(土)に名古屋盲学校幼稚部にて「第13回パパママ会」を実施いたしました。
当日は9家族のご参加がありました。
今回のテーマは「親の関わり方」でした。
話題提供はviwaスタッフでお馴染みの山本 さみさん。
私はいつも彼女の話しを聞いていて、お母さんの育て方が素晴らしいなぁと感じていたため、今回このテーマでお話をしていただくことにしました。
そして嬉しいことに、山本さんのお母様も飛び入り参加いただきました!
当日は、障がいのある本人と障がいのない兄弟をどのように育てたらよいのか、
見た目のこと等で悪口を言われたとき、親はどのように対応したらよいのか、
本人や兄弟にいつ頃から障がいのことを伝えていけばよいのか、
家庭での学習、通学路の歩行等、ご参加いただいたパパママたちからたくさんのご質問をいただきました。
山本さんと山本さんのお母様は昔を思い出しながら、
「悪口言われたことはありましたよ~、でも、その都度、自分は目が悪いんだ、見えにくいから気づかないんだということを子どもながらに伝えてましたよ!」(山本さん本人より)
「お兄ちゃんにもごく自然な形で妹は目が見えにくいということを幼少期から伝えていました」(お母様より)
などなど、本当に貴重な経験談を伺うことができたように感じます。
パパママ会終了後のアンケートでも、
「障がいを伝える力を小さいころから身につけることが大切」
というキーワードが何度もでてきていましたし、会の運営をお手伝いいただいた名古屋盲学校の先生方からも、
「盲学校に在籍しているとあえて自分の障がいを説明しなければならないという場面がほとんどないけど、子供達は盲学校から一歩外へ出たらそういう環境であるということを改めて認識しました。
日々の教育活動でも意識していきたいと思います。」
といった感想が聞かれました。
さらに、愛知教育大学から学生ボランティアで参加してくれていた学生さんからも、
「周りが障がいについて理解しなくてはいけないと思っていたけど、本人が自分の障がいについて理解することも大切なのだということを初めて知りました。」とのこと。
何より、仲良し親子としてプロジェクタに投影された山本さん親子の姿がとても印象的だったようで、
「私も将来、こんな風に娘と仲良し親子になれたらよいな」という声も聞かれました。
次回は9月29日に個別相談、10月8日に名古屋盲学校でのパパママ会を予定しています。
「障がいを伝えることが大切」ということはわかったけど、いつ誰にどのように伝えたらよいのか?
そんな疑問にご自身も弱視で、障害開示という障がいを伝えることを専門に研究している相羽大輔さんを話題提供にお招きします。
どうぞ、お楽しみに!
viwa 奈良 里紗
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