皆様
こんばんは。
viwaの村上です。
先日、「馬場村塾」という勉強会にて、viwaの活動について発表させていただきました。
馬場村塾とは、視覚障がい関連の活動をしているメンバーが、互いの活動を紹介し切磋琢磨する道場のような場所です。
今回、話題提供としてviwaをご招待していただきました。
プレゼンテーションでは、viwaとはどのような団体なのか事業紹介を含めてお話しさせていただきました。
先日viwaは6周年を迎えましたが、viwaの設立は2010年7月10日です。
設立時のviwaのメンバーは、とある患者会がきっかけとなり知り合いました。
患者会の中で自分たちの経験を言葉にする中で、その経験や何気ない工夫が必要としている人にとっては、とても価値のある情報や知恵であることに気づきました。
その時の思いから、viwaの活動はスタートしました。
viwaでは、「情報の発信・蓄積」「ノウハウの共有」「つながり」という3本の柱をもって事業を展開してきました。
お蔭さまでブログ記事は500件以上になり、各種学会誌等でも少しずつですがノウハウの蓄積を進めてきました。
今回のプレゼンテーションでは、今後力をいれていきたい3つの事業を紹介させていただきました。
まずはパパママ会です。
何度もブログ記事でも紹介させていただいておりますが、視覚に障がいをお持ちのお子様のパパママを対象とした企画です。
眼科医や学校の先生などの専門職にはちょっと聞きにくいようなささいな「困ったな」を成人した弱視当事者がお話を伺います。
また託児スペースをもうけることで、お子様を安心して預けていただくことが可能です。
現在は、東京、名古屋で開催しておりますが、今後も展開を広げていきたいと考えております。
次に、viwa Beautyです。
おしゃれに関する情報発信ですが、ただおしゃれ情報を掲載しているだけではありません。
おしゃれな当事者を取り上げ、そのおしゃれポイントや工夫をインタビューしています。
まるでファッション雑誌を読んでいるかのような楽しみ方ができます。
こちらのきっかうは、実際におしゃれが好きなスタッフが積極的に進めております。
3つ目が動画コンテンツです。
viwaでは、これまでにも動画や写真を用いてのコンテンツに取り組んできております。
その中でも、オススメしたいコンテンツは、viwa tubeです。
こちらの企画は、補助具メーカー様と連携しながら、viwaスタッフがその補助具の使い勝手を動画で紹介しております。
機器展示会に行けば、実際に補助具を使った時の様子を体感することができます。
しかし、いつでもどこでも機器展示会に行けるというわけではりません。
そこで、動画で補助具情報を紹介することで、まるでバーチャルに機器展示会に参加しているような体験をオンデマンドにご覧いただくことができます。
その他、viwa shopという便利グッズをショップ店員が紹介する動画コンテンツもございます。
今後も動画コンテンツの充実を図り、いつでも、どこでも、情報が届く環境を整えていきたいと考えております。
今回のプレゼンテーションでは、viwaスタッフ5名で参加しました。
それは、各パートの役割分担もありましたが、viwaの強みである多様な人材を紹介したかったからです。
viwaにはいろいろなバックグラウンドや経験をもっているスタッフが集まっています。
例えば、この相談はBさんなら適任かもしれない。
この件については、Cさんに聞いてみようかな・・・
そんな多様性だからこそ、受け答えることのできる対応があります。
機会がありましたらぜひviwaスタッフとも話をしてみてください。
最後にviwaは、ひとつのスローガンをもって活動を進めてきました。
それは、「困った時のviwa」です。
理想と現実の間には、まだまだ大きなギャップがあります。
ですが、私たちは当事者だけでなく、そのご家族、支援者の皆様など多くの方からの「困った時のviwa」となるように少しずつ活動を進めていきたいと考えております。
とはいえ、私たちだけでは難しいこともあります。
できることを地道に進めていきたいと思いますが、皆様からの助けが必要です。
今後も、皆様と一緒に活動を展開できればと思いますので、変わらぬご支援・ご指導の程よろしくお願いいたします。
今回、私たちにこのような貴重な機会をいただき、馬場村塾の皆様には心から感謝しております。
viwa 村上
2016年7月31日日曜日
2016年7月24日日曜日
第11回パパママ会実施報告
皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
セミが元気に鳴き始めた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、7月16日(土)に名古屋盲学校にて第11回パパママ会を実施しました。
今回は12家族のご参加があり、過去最高の参加者でした。
5月から名古屋で実施しているのですが、毎回ご参加いただいている方々もいらっしゃいます。
今回のテーマは視覚補助具についてでした。
そして、話題提供者はメルマガの「村上氏のつぶやき」コーナーでお馴染みの村上卓也くん。
彼は視力が0.01~0.02程度とかなり低い状態ではありますが、読書が趣味。
そして、音声で読むのではなく、デジタルデバイスで読むのでもなく、ルーペや拡大読書器を駆使して普通の文字サイズの単行本や新聞を読むことが好きなのです。
私はいつも彼をみていると、
「私もこんなふうに視覚補助具が上手に伝えたらよいのにな~」
と思うことが多いので、今回このテーマでの話題提供をお願いしました。
彼が小学校2年生のときに弱視になってからどのように補助具を活用してきたのか、また、思春期はどのような思いで過ごしていたのか、そんな話題提供に対して保護者の方々は熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
「村上さんのお話を聞きながら、自分の息子の成長していく姿をなんとなく思い描くことができました」
など保護者からの感想もいただきました。
ありがとうございます。
また、今回は愛知県立名古屋盲学校に在籍している保護者の方々の参加もありました。
盲学校に在籍している保護者と、地域の学校に在籍している保護者同士がつながることも、とてもよい情報交換の時間になったのではないかなぁと思いながら見ていました。
さらに、今回は名古屋盲学校の教員、愛知教育大学の学生、名古屋盲学校の卒業生、名古屋盲人情報文化センターからと様々なところからパパママ会の運営のためにお力添えをいただきました。
改めて感謝申し上げます。
地域の方々が一丸となって視覚障がいのあるお子さん、そしてご家族を見守り支えていく
そんな雰囲気が少しずつできてきていてとても嬉しく思っています。
次回以降も皆様のご協力、どうぞよろしくお願い致します。
viwa 奈良 里紗
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
セミが元気に鳴き始めた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、7月16日(土)に名古屋盲学校にて第11回パパママ会を実施しました。
今回は12家族のご参加があり、過去最高の参加者でした。
5月から名古屋で実施しているのですが、毎回ご参加いただいている方々もいらっしゃいます。
今回のテーマは視覚補助具についてでした。
そして、話題提供者はメルマガの「村上氏のつぶやき」コーナーでお馴染みの村上卓也くん。
彼は視力が0.01~0.02程度とかなり低い状態ではありますが、読書が趣味。
そして、音声で読むのではなく、デジタルデバイスで読むのでもなく、ルーペや拡大読書器を駆使して普通の文字サイズの単行本や新聞を読むことが好きなのです。
私はいつも彼をみていると、
「私もこんなふうに視覚補助具が上手に伝えたらよいのにな~」
と思うことが多いので、今回このテーマでの話題提供をお願いしました。
彼が小学校2年生のときに弱視になってからどのように補助具を活用してきたのか、また、思春期はどのような思いで過ごしていたのか、そんな話題提供に対して保護者の方々は熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
「村上さんのお話を聞きながら、自分の息子の成長していく姿をなんとなく思い描くことができました」
など保護者からの感想もいただきました。
ありがとうございます。
また、今回は愛知県立名古屋盲学校に在籍している保護者の方々の参加もありました。
盲学校に在籍している保護者と、地域の学校に在籍している保護者同士がつながることも、とてもよい情報交換の時間になったのではないかなぁと思いながら見ていました。
さらに、今回は名古屋盲学校の教員、愛知教育大学の学生、名古屋盲学校の卒業生、名古屋盲人情報文化センターからと様々なところからパパママ会の運営のためにお力添えをいただきました。
改めて感謝申し上げます。
地域の方々が一丸となって視覚障がいのあるお子さん、そしてご家族を見守り支えていく
そんな雰囲気が少しずつできてきていてとても嬉しく思っています。
次回以降も皆様のご協力、どうぞよろしくお願い致します。
viwa 奈良 里紗
2016年7月20日水曜日
福井県立盲学校「来て、見て、知って盲学校 体験!見えない、見えにくい世界」のご案内
こんにちは。
viwaの岩池です。
今回は8月6日(土)に福井県立盲学校で開催される体験会のご案内です 。
以下案内文です↓
**ここから**
福井県立盲学校の岡島です。
さて、第3回となりました、福井県立盲学校体験会「来て、見て、
毎回250名近い方々にご来場いただき、見えない・
また小学生の夏休みの自由研究などにも取り上げていただき、
今年も昨年よりさらにパワーアップした企画を盛りだくさんに、
詳細はこちらから(チラシのダウンロードもできます)
http://www.fukuipref-sb.ed.jp/
日時 平成28年8月6日(土) 9:30~13:00
会場 福井県立盲学校
対象 見えない見えにくい世界に興味関心のある方ならどなたでも
内容
・シミュレーションレンズによる見えにくさ体験
・アイマスクによる白杖歩行体験
・点字体験
・サウンドテーブルテニス体験
・iPad、パソコン活用の体験
・アイマスクによる喫茶体験
・盲学校の模擬教室体験
・見えにくさに配慮した理科実験
・マッサージ体験
・視覚障害支援機器展示
・学校紹介パネル展示 などなど
お問い合わせ先
盲学校体験会 係
TEL 0776-54-5280
FAX 0776-54-5289
メール info@fukuipref-sb.ed.jp
コミュニケーション講座 インクルーシブ社会の創造を目指した活動と取組についてのご案内
こんにちは。
viwaの岩池です。
今回は8月6日(土)に都内で開催される講座のご案内です。
以下案内文です。↓
ーー
さて、今回はコミュニケーション講座として下記内容で講演を企画しましたので皆様ふるってご参加ください。
講演内容
心のバリアフリーを広め、障がいの有無に関係なく、全ての人が仲間として暮らしていけるインクルーシブ社会の創造を目指した活動と取組について講演していただきます。
主たる活動としては、障がい者や広く一般市民が共生するために必要な知識や技術を獲得するためのコミュニケーションセミナー、障がい者と健常者の交流を促進するためのイベント、福祉教育分野や障害科学に関わる調査研究事業、大学生に対し、
※
講師 相羽 大輔
特定非営利活動法人 Inclusive Fellowship Promotion理事長
相羽先生自身も盲学校で育った視覚障害当事者であり健常者の対人
ホームページ http://www.team-ifp.com
日時 8月6日(土)13:00~15:30
12:30~受付開始
場所 都盲福祉センター2F研修室
東京都新宿区高田馬場1-9-23
電話03-3208-9001
●アクセス
JR山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線高田馬場駅 早稲田口より徒歩10分、
東京メトロ副都新線西早稲田駅2番出口より徒歩3分
参加費 無料
定員 50名
誘導が必要な方は7月28日までにお申し込みください。
当日12:
申込み先 城谷 直人
pa52437@dj8.so-net.ne.jp
090-9015-7708
ご案内は以上です。
2016年7月17日日曜日
第12回パパママ会@名古屋のご案内
皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
さて、次回パパママ会@名古屋についてご案内いたします。
今回は758キッズステーションを会場として初めて利用します。
また、ご要望がございましたので、今回は個別相談形式にて実施いたします。
1家族につき、1時間です。
完全事前予約制、定員になり次第、受付を終了させていただきます。
ご希望の方はお早めの申込みをお願いします。
758キッズステーションには、お子さんが遊べるおもちゃ、おむつがえや授乳室等もありますので、小さなお子様連れの方でも気軽に参加いただけます。
以下、詳細です。
日時:2016年8月9日(火)10時30分~16時30分
会場:758キッズステーション(最寄駅:東山線栄、名城線矢場町)
http://www.kosodate.city.nagoya.jp/
定員:5家族
申込:info@viwa.jpまで保護者氏名、電話、メールアドレス、お子様の年齢を添えてお申込ください。
時間帯については、お申し込み後、調整させていただきます。
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
さて、次回パパママ会@名古屋についてご案内いたします。
今回は758キッズステーションを会場として初めて利用します。
また、ご要望がございましたので、今回は個別相談形式にて実施いたします。
1家族につき、1時間です。
完全事前予約制、定員になり次第、受付を終了させていただきます。
ご希望の方はお早めの申込みをお願いします。
758キッズステーションには、お子さんが遊べるおもちゃ、おむつがえや授乳室等もありますので、小さなお子様連れの方でも気軽に参加いただけます。
以下、詳細です。
日時:2016年8月9日(火)10時30分~16時30分
会場:758キッズステーション(最寄駅:東山線栄、名城線矢場町)
http://www.kosodate.city.nagoya.jp/
定員:5家族
申込:info@viwa.jpまで保護者氏名、電話、メールアドレス、お子様の年齢を添えてお申込ください。
時間帯については、お申し込み後、調整させていただきます。
視覚障害リハビリテーション協会 in 静岡大会 参加報告
皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
2016年6月17日(金)~19日(日)の3日間、静岡県静岡市にて視覚障害リハビリテーション協会の全国大会が開催されました。
今年は、viwaからは私1人の参加で少しさみしいなぁと思っていたのですが、会場につくとそんな気持ちはどこへやら。
活気あふれる静岡大会の雰囲気に圧倒されちゃいました。
静岡大会での実行委員の方々の準備・運営がとても素晴らしいと感じたのでご紹介したいと思います。
1.with voice サインのついた名札
きっと、今までにも
「こんなものあったらよいよね」
と思っていた人はたくさんいたのではないでしょうか?
でも、それを実際に形として実現するというのは時間と労力が必要だったと思います。
今回は大会長である松久先生の提案で実現したそうです。
このwith voiceサインの名札をつけている参加者に対しては、例えば、
ポスター発表のときなどに積極的に声をかけていただき、発表内容を説明してくださいというサインです。
私も視覚リハをはじめ、ロービジョン学会や特殊教育学会等、いくつかの関連学会に参加することがあります。
口頭発表や特別講演等は聞いていればある程度理解できるのでよいのですが、ポスター発表はちょっと厄介です。
まず、タイトルからわからないため、今、自分の目の前にあるポスターはいったい何の発表なのかわかりません。
抄録集で下調べをして、ポスター番号をひかえて、なんとかそのポスターの前にたどりついたとしても、ポスターの文字が小さくて見えにくいことがあります。
そんなとき、このサインのついた名札をつけていれば、発表者のほうから声をかけていただけるので大変助かります。
特に、白杖を常用していないロービジョンの人にとっては、効果的だと思いました。
何より、このwith voiceという言葉のチョイスが私は気に入っています。
防災用品で、
「私は視覚障がい者です。」
と書いてあるベストがありますが、確かに、緊急を要するときには、格好よいとか格好悪いとかより、相手にストレートに伝わるということが大切だと思います。
ただ、もしこのwith voiceと書かれた部分が
「視覚障がい者です。」と書かれていたら、あまりうれしくなかったかもしれません。
さらに、このイラストもかわいいです。
大会長の松久先生をはじめ、多くの実行委員、視覚リハの専門家の皆様の知恵と思いやりを感じられるものでした。
ただ、一つだけ残念だったことが。。。
これは相手が一方的に悪いわけではなく、むしろ私の援助依頼の仕方が悪くて招いたことなのですが・・・
名札の名前はあっているのですが、所属は筑波大学ではなく、viwaで書いてほしかったのです。
2日目のブロック別情報交換会みたいなものに参加したときに、
「筑波大学の方ですか?」
と聞かれて初めて名札の所属が筑波大学になっていて、viwaではない!なんていうことに気づきました。
代筆をお願いするときには、一つひとつ何を書くところがあって、どう書いてほしいか伝えながらやらないといけませんね。
2.直前アナウンス
今回の大会の直前に15通ぐらい話題別にメーリングリストへ情報が流れていました。
この事前アナウンスがとてもよかったです。
例えば、
「当日、スタッフは黄色いベスト、ボランティアは水色のベストを着ています。」
というアナウンスがありました。
たったこれだけのアナウンスがあるかないかで、私は当日とても助かりました。
よくスタッフとボランティアを見た目でわかるように工夫すると思うのですが、実際には何色がスタッフで何色がボランティアですということを改めてアナウンスされることはあまりありません。
おそらく、晴眼者の人であれば、水色のベストを着ているのは学生っぽい人が多いからボランティアかな?と判断しているのではないのかなと思うのですが、私たち弱視者はそれができません。
例えば、私はこんなときスタッフの方に声をかけました。
「託児室はどこですか?」
これは、ボランティアの方には開示されていない情報の可能性が高いと思って黄色いベストのスタッフさんに確認しました。
一方、ポスターを貼付したり、撤去したり、クロークの場所を聞いたり、そういったことは水色のボランティアの方に聞くようにしていました。
こういう使い分けができたのは、事前に情報を入れていただいたからこそ!なのです。
このほか、事前アナウンスでは、
・宿泊するホテルの一部には静岡芸術文化大学の学生がデザインしたシャンプーとコンディショナーが設置されています。
(残念ながら、私が宿泊したホテルではありませんでした。涙)
・ipadで読める抄録集は10階でやっています。
などなど、メールという普段から使用している手段で直前アナウンスをいただけたことはとてもありがたかったです。
3.おもてなし研修
最近の視覚リハは当事者参加が増えていることに伴い、会場周辺の宿泊施設に対して事前におもてなし研修をしてくださっていました。
こういう大会が地方で開催されることをきっかけに地域の方々に視覚障がいへの理解を深めていただけるというのはとてもありがたい取組だと感じました。
当日はおもてなし研修を受けたホテルかどうかわくわくしながらホテルにむかったのですが残念ながら私が宿泊したホテルは受けていないようでした。
可能であれば、おもてなしの研修を受けたホテルの一覧表がこれから公開されるとよいのかなぁと思います。
そういった情報があれば、少しほかのホテルより宿泊費が高くなっても、ちゃんと部屋まで誘導してもらえる、部屋に備えてあるアメニティも使えるものがおいてある、朝食のときも案内してもらえる、そんなホテルだったら、当事者はそちらを選ぶと思うのです。
私も1人で宿泊するとき、まず部屋までたどりつくのに一苦労します。
でも、フロントに1人しか従業員がいないようなビジネスホテルでは、なかなか「部屋まで案内してもらえますか?」と援助依頼しにくいのです。
大会が開催される会場のことだけではなく、その周辺施設まで気を配って準備いただいた実行委員の皆様には本当に頭がさがります。
これだけのことが静岡でできたのだから、次の川崎でも!と思ってしまうのは私だけでしょうか?笑
**
さてさて、ここからはviwaの発表についてご報告したいと思います。
今年は研究発表と活動報告という2つのカテゴリでの演題募集がありました。
viwaでは、活動報告として5年間に蓄積されたブログ記事について振り返ってみることにしました。
5年間に蓄積された記事は約570件。
10万を超えるアクセスをいただいております。
その中で今回私たちが着目したのは、私たち当事者はいったいどんな情報を発信しやすくてどんな情報は伝えにくいのだろう?という疑問です。
結論から申し上げますと、私たちが情報発信しやすい内容は生活やコミュニケーションに特化した内容であるということがわかりました。
逆に、職場や就職等、今まさに職場でおきている困難に対してこんな解決をしたよということは、だれもがアクセスできるウェブの性質上オープンに公開することが難しいところがあるということがわかりました。
今後は、生活・コミュニケーション分野の記事の蓄積をはかりつつ、情報発信の弱い分野については、どうやったら発信がしやすくなるか、その工夫を考えていきたいと思います。
来年は川崎でまた活気&熱意あふれる視覚リハに携わる皆様とお会いできることを楽しみにしております。
viwa 奈良 里紗
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
2016年6月17日(金)~19日(日)の3日間、静岡県静岡市にて視覚障害リハビリテーション協会の全国大会が開催されました。
今年は、viwaからは私1人の参加で少しさみしいなぁと思っていたのですが、会場につくとそんな気持ちはどこへやら。
活気あふれる静岡大会の雰囲気に圧倒されちゃいました。
静岡大会での実行委員の方々の準備・運営がとても素晴らしいと感じたのでご紹介したいと思います。
1.with voice サインのついた名札
きっと、今までにも
「こんなものあったらよいよね」
と思っていた人はたくさんいたのではないでしょうか?
でも、それを実際に形として実現するというのは時間と労力が必要だったと思います。
今回は大会長である松久先生の提案で実現したそうです。
このwith voiceサインの名札をつけている参加者に対しては、例えば、
ポスター発表のときなどに積極的に声をかけていただき、発表内容を説明してくださいというサインです。
私も視覚リハをはじめ、ロービジョン学会や特殊教育学会等、いくつかの関連学会に参加することがあります。
口頭発表や特別講演等は聞いていればある程度理解できるのでよいのですが、ポスター発表はちょっと厄介です。
まず、タイトルからわからないため、今、自分の目の前にあるポスターはいったい何の発表なのかわかりません。
抄録集で下調べをして、ポスター番号をひかえて、なんとかそのポスターの前にたどりついたとしても、ポスターの文字が小さくて見えにくいことがあります。
そんなとき、このサインのついた名札をつけていれば、発表者のほうから声をかけていただけるので大変助かります。
特に、白杖を常用していないロービジョンの人にとっては、効果的だと思いました。
何より、このwith voiceという言葉のチョイスが私は気に入っています。
防災用品で、
「私は視覚障がい者です。」
と書いてあるベストがありますが、確かに、緊急を要するときには、格好よいとか格好悪いとかより、相手にストレートに伝わるということが大切だと思います。
ただ、もしこのwith voiceと書かれた部分が
「視覚障がい者です。」と書かれていたら、あまりうれしくなかったかもしれません。
さらに、このイラストもかわいいです。
大会長の松久先生をはじめ、多くの実行委員、視覚リハの専門家の皆様の知恵と思いやりを感じられるものでした。
ただ、一つだけ残念だったことが。。。
これは相手が一方的に悪いわけではなく、むしろ私の援助依頼の仕方が悪くて招いたことなのですが・・・
名札の名前はあっているのですが、所属は筑波大学ではなく、viwaで書いてほしかったのです。
2日目のブロック別情報交換会みたいなものに参加したときに、
「筑波大学の方ですか?」
と聞かれて初めて名札の所属が筑波大学になっていて、viwaではない!なんていうことに気づきました。
代筆をお願いするときには、一つひとつ何を書くところがあって、どう書いてほしいか伝えながらやらないといけませんね。
2.直前アナウンス
今回の大会の直前に15通ぐらい話題別にメーリングリストへ情報が流れていました。
この事前アナウンスがとてもよかったです。
例えば、
「当日、スタッフは黄色いベスト、ボランティアは水色のベストを着ています。」
というアナウンスがありました。
たったこれだけのアナウンスがあるかないかで、私は当日とても助かりました。
よくスタッフとボランティアを見た目でわかるように工夫すると思うのですが、実際には何色がスタッフで何色がボランティアですということを改めてアナウンスされることはあまりありません。
おそらく、晴眼者の人であれば、水色のベストを着ているのは学生っぽい人が多いからボランティアかな?と判断しているのではないのかなと思うのですが、私たち弱視者はそれができません。
例えば、私はこんなときスタッフの方に声をかけました。
「託児室はどこですか?」
これは、ボランティアの方には開示されていない情報の可能性が高いと思って黄色いベストのスタッフさんに確認しました。
一方、ポスターを貼付したり、撤去したり、クロークの場所を聞いたり、そういったことは水色のボランティアの方に聞くようにしていました。
こういう使い分けができたのは、事前に情報を入れていただいたからこそ!なのです。
このほか、事前アナウンスでは、
・宿泊するホテルの一部には静岡芸術文化大学の学生がデザインしたシャンプーとコンディショナーが設置されています。
(残念ながら、私が宿泊したホテルではありませんでした。涙)
・ipadで読める抄録集は10階でやっています。
などなど、メールという普段から使用している手段で直前アナウンスをいただけたことはとてもありがたかったです。
3.おもてなし研修
最近の視覚リハは当事者参加が増えていることに伴い、会場周辺の宿泊施設に対して事前におもてなし研修をしてくださっていました。
こういう大会が地方で開催されることをきっかけに地域の方々に視覚障がいへの理解を深めていただけるというのはとてもありがたい取組だと感じました。
当日はおもてなし研修を受けたホテルかどうかわくわくしながらホテルにむかったのですが残念ながら私が宿泊したホテルは受けていないようでした。
可能であれば、おもてなしの研修を受けたホテルの一覧表がこれから公開されるとよいのかなぁと思います。
そういった情報があれば、少しほかのホテルより宿泊費が高くなっても、ちゃんと部屋まで誘導してもらえる、部屋に備えてあるアメニティも使えるものがおいてある、朝食のときも案内してもらえる、そんなホテルだったら、当事者はそちらを選ぶと思うのです。
私も1人で宿泊するとき、まず部屋までたどりつくのに一苦労します。
でも、フロントに1人しか従業員がいないようなビジネスホテルでは、なかなか「部屋まで案内してもらえますか?」と援助依頼しにくいのです。
大会が開催される会場のことだけではなく、その周辺施設まで気を配って準備いただいた実行委員の皆様には本当に頭がさがります。
これだけのことが静岡でできたのだから、次の川崎でも!と思ってしまうのは私だけでしょうか?笑
**
さてさて、ここからはviwaの発表についてご報告したいと思います。
今年は研究発表と活動報告という2つのカテゴリでの演題募集がありました。
viwaでは、活動報告として5年間に蓄積されたブログ記事について振り返ってみることにしました。
5年間に蓄積された記事は約570件。
10万を超えるアクセスをいただいております。
その中で今回私たちが着目したのは、私たち当事者はいったいどんな情報を発信しやすくてどんな情報は伝えにくいのだろう?という疑問です。
結論から申し上げますと、私たちが情報発信しやすい内容は生活やコミュニケーションに特化した内容であるということがわかりました。
逆に、職場や就職等、今まさに職場でおきている困難に対してこんな解決をしたよということは、だれもがアクセスできるウェブの性質上オープンに公開することが難しいところがあるということがわかりました。
今後は、生活・コミュニケーション分野の記事の蓄積をはかりつつ、情報発信の弱い分野については、どうやったら発信がしやすくなるか、その工夫を考えていきたいと思います。
来年は川崎でまた活気&熱意あふれる視覚リハに携わる皆様とお会いできることを楽しみにしております。
viwa 奈良 里紗
2016年7月15日金曜日
平成28年度 ヘルスキーパー講座のご案内
こんにちは。
viwaの岩池です。
今回は神奈川で8/26(金)~8/27(土)に開催される、主にヘルスキーパー在職中の方を対象としたセミナーのご案内です。
以下案内文です↓
平成28年度 ヘルスキーパー講座のご案内
この講習は、現在の職業能力の向上を図り、また仕事に必要な新たな技術・知識を身につけるため、
実施日時 内容 定員 受講料 申込締切等は以下のとおりです。
実施日時
8/26(金)~8/27(土) 8:50~16:10
内容
企業におけるヘルスキーパーの心構え、電子カルテ作成、腰痛、肩こり、VDT作業障害に対する施療技術の知識と基本技能
※現職のヘルスキーパーの方を講師に迎え、
ヘルスキーパーとして経験が浅い方や、
定員 8名
受講料 無料
申込締切 7/22(金)
応募資格
身体障害者手帳(視覚)をお持ちの方で、あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう師の資格を取得している方、取得しようとしている方。
申込方法
受講希望者は、下記まで電話またはFAXでお申込みください。
その際、住所、氏名、電話番号、職種、点字/
その他
定員を超えた場合は抽選で受講者を決定し、結果は8月3日(水)
受講者が決定した方には、別途ご案内を送付いたします。
会場および問合せ先
国立県営 神奈川障害者職業能力開発校
相模原市南区桜台13-1
TEL 042-744-1243 FAX 042-740-1497
URL http://www.pref.kanagawa.jp/
交通: 小田急小田原線「小田急相模原駅」北口から徒歩20分、
または、同駅北口(1番乗り場)「北里大学病院・北里大学」
「相模原駅南口」「町田バスセンター」行きバスで「第一住宅」
下車徒歩3分
*案内は以上です。
平成28年度第2回図書館サービス委員会のご案内
こんにちは。
viwaの岩池です。
今回は7月28日(木)に大阪で開催されるワークショップのご案内です。
以下案内文です。↓
====案内ここから=====
平成28年度第2回図書館サービス委員会開催のお知らせ
今回の研修は、利用者への情報提供と意思疎通において重要な「
記
日時:平成28年7月28日(木)10:30~16:30
会場:日本ライトハウス情報文化センター 4階会議室
(地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅 2番出口)
〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-13-2
TEL 06-6441-0015
FAX 06-6441-0095
主催:近畿視覚障害者情報サービス研究協議会・
参加費:近畿視情協加盟施設は無料、加盟施設以外(一般)
内容: 13:30~16:30 研修「わかりやすく伝えるための技術」
(仮題)
講師 藤澤 和子 氏(大和大学保健医療学部教授)
=====ここまで=====
2016年7月10日日曜日
viwa設立6周年を迎えました!
皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
さて、viwaの活動は2010年7月10日にスタートし、今年で6周年を迎えることができました。
これもひとえに支えてくださった皆様のおかげと心より感謝申し上げます。
6周年を迎えるにあたり、viwaでは初めてとなるスタッフ合宿を実施しました。
普段は社会人や学生として、それぞれ忙しく過ごしているスタッフが8名も集まりました。
仕事や日常生活、恋愛の話まで当事者同士で話すとまた普段とは違った盛り上がりがあり、そこから、新たな気づき、問題意識が生まれることも少なくありません。
合宿では、午前4時まで色々な話しをして翌日午前10時から真剣に今年度の活動について話し合いをしました。
キーワードーは2つです。
1つは、「ユニバーサルデザイン」(以下、UD)です。
もうこの言葉は一般的によく知られる言葉となりましたよね。
UDといっても、駅や建物等のUD、販売されている商品のUD、ウェブサイト等のUDと、とても幅広いんですよね。
私たち当事者がUDについて聞かれたとき例えば、
○○駅は視覚障がい者にとってUDな駅ですよ。
○○という商品はとてもUDが考えられていて使いやすいですよ。
ということがすぐに伝えられるか?
というと意外とそうではないことがあります。
私たち当事者は、社会がどういうUDをハード面でもソフト面でも作っていっているのか、そういった知識、情報がないとせっかくUDにしてもらってもそれに気づかないという、とてももったいないことがおきているのではないかな?と思うのです。
私たち自身も学習者の一人として学びつつ、学んだことをこのブログを通じて情報共有していけたらなぁと思っています。
2つ目のキーワードは「マナー」です。
これは毎年毎年viwaの中では話題にあがっていて、でも、これまで具体的に取り組むことができていなかったところでもあります。
私は高校時代、JALのキャビンアテンダントを養成する教官に立ち居振る舞いやコミュニケーション上のマナーについて教えてもらう授業がありました。
障がいのない高校生にとってもこの授業で学ぶことは多くあったように思います。
私たち当事者にとって、
食事のマナー
接待でのマナー
デートでのマナー
人との距離感の取り方(パーソナルスペース)
などなど、学ぶ機会を作ることは大切なのではないかなぁと思っています。
障がいのない人に全てを合わせる必要はないと思うのですが、やはり立ち居振る舞い方が見ていて気持ち良いと好感度がもてると思うのです。
好感度は会社で仕事をするときにも大切だと思いますし、恋愛をするときにも大切ですよね。
20代~30代のスタッフたちが毎年これをやったら面白いよね!というテーマなので今年は取り組みをスタートさせます!
viwaにとっては、7月は年度始め。
これからまた1年間、様々な活動を展開できるとよいなぁと思っています。
今年もviwaのことをどうぞよろしくお願いします!
viwa 奈良 里紗
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
さて、viwaの活動は2010年7月10日にスタートし、今年で6周年を迎えることができました。
これもひとえに支えてくださった皆様のおかげと心より感謝申し上げます。
6周年を迎えるにあたり、viwaでは初めてとなるスタッフ合宿を実施しました。
普段は社会人や学生として、それぞれ忙しく過ごしているスタッフが8名も集まりました。
仕事や日常生活、恋愛の話まで当事者同士で話すとまた普段とは違った盛り上がりがあり、そこから、新たな気づき、問題意識が生まれることも少なくありません。
合宿では、午前4時まで色々な話しをして翌日午前10時から真剣に今年度の活動について話し合いをしました。
キーワードーは2つです。
1つは、「ユニバーサルデザイン」(以下、UD)です。
もうこの言葉は一般的によく知られる言葉となりましたよね。
UDといっても、駅や建物等のUD、販売されている商品のUD、ウェブサイト等のUDと、とても幅広いんですよね。
私たち当事者がUDについて聞かれたとき例えば、
○○駅は視覚障がい者にとってUDな駅ですよ。
○○という商品はとてもUDが考えられていて使いやすいですよ。
ということがすぐに伝えられるか?
というと意外とそうではないことがあります。
私たち当事者は、社会がどういうUDをハード面でもソフト面でも作っていっているのか、そういった知識、情報がないとせっかくUDにしてもらってもそれに気づかないという、とてももったいないことがおきているのではないかな?と思うのです。
私たち自身も学習者の一人として学びつつ、学んだことをこのブログを通じて情報共有していけたらなぁと思っています。
2つ目のキーワードは「マナー」です。
これは毎年毎年viwaの中では話題にあがっていて、でも、これまで具体的に取り組むことができていなかったところでもあります。
私は高校時代、JALのキャビンアテンダントを養成する教官に立ち居振る舞いやコミュニケーション上のマナーについて教えてもらう授業がありました。
障がいのない高校生にとってもこの授業で学ぶことは多くあったように思います。
私たち当事者にとって、
食事のマナー
接待でのマナー
デートでのマナー
人との距離感の取り方(パーソナルスペース)
などなど、学ぶ機会を作ることは大切なのではないかなぁと思っています。
障がいのない人に全てを合わせる必要はないと思うのですが、やはり立ち居振る舞い方が見ていて気持ち良いと好感度がもてると思うのです。
好感度は会社で仕事をするときにも大切だと思いますし、恋愛をするときにも大切ですよね。
20代~30代のスタッフたちが毎年これをやったら面白いよね!というテーマなので今年は取り組みをスタートさせます!
viwaにとっては、7月は年度始め。
これからまた1年間、様々な活動を展開できるとよいなぁと思っています。
今年もviwaのことをどうぞよろしくお願いします!
viwa 奈良 里紗
2016年7月5日火曜日
第51回出版UD研究会 テーマ:ユーザーがアクセシビリティ評価に参加しやすいウェブサイトの運営をめざして ―のご案内
こんにちは。
viwaの岩池です。
今回は7月23日(土)に高田馬場の新宿リサイクル活動センターで開催される研究会のご案内です。
以下案内文です。
―ここから
第51回出版UD研究会
テーマ:
―
プレゼンター:松井進(千葉県立西部図書館)、高岡健吾(
スマートフォン、タブレット端末などの登場により、
しかし、
そして、
今回は、
◎A-apps(エー・アップス)
https://www.j-archives.net/
■日時:2016年7月23日(土)13:30~16:30(
■会場:新宿リサイクル活動センター2階会議室
〒169-0075 新宿区高田馬場4-10-2
http://www.shinjuku-rc.org/
JR・西武・東京メトロ東西線「高田馬場駅」下車徒歩3分
■参加費:無料
■定員:30名(受付先着順)
■参加希望の方は、下記情報を書いて、ud51@ud-pub.
1:お名前、2:ご職業と (あれば)所属先、3:連絡先(メールアドレスなど)、4:懇親会参加の有無をご記入のうえ、
なお、当日配布する印刷物のテキストデータ事前配布や、
※ご希望の内容によっては、
※
定員は30名としておりますので、
参加の可否は返信メールにてご連絡いたしますので、
・懇親会:研究会終了後、会場付近で懇親会を開催いたします。(
懇親会参加ご希望の方は、お申し込みの際、必ず「懇親会参加有」
当日研究会の受付で懇親会費をお預かりいたします。
(会費は4,000円程度の予定です。後日、
以上です。
2016年7月4日月曜日
*劇宇宙☆アブラクサス第13回公演* *『PASSION ∞ヘレンケラー「光の中へ」∞のご案内
こんにちは。
viwaの岩池です。
今回は07/14(木) ~ 2016/07/18(月)に調布市せんがわ劇場で開催される公演のご案内です。
以下案内文です↓
====ここから====
私どもは、劇宇宙アブラクサスと申します。
7月14~18日まで、調布市せんがわ劇場にて、
内容は、ヘレンケラーの生涯を綴った物語です。
戯曲や映画「奇跡の人」で知られるヘレン・アダムス・
今回の物語は、周囲の偏見を越え情熱を持って生きる、
今回初めての試みとして、ボランティア団体、T-
芝居を観劇する際、セリフは聴くことができても、
もしよろしければ、
ご興味がおありでしたら、どうぞ下記まで、
なお、音声ガイドの付く公演は、16日(土)13:
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
(障害者のための公演ではなく、障害のない方もある方も、
以下公演詳細です。
*劇宇宙☆アブラクサス第13回公演*
*『PASSION ∞ヘレンケラー「光の中へ」∞
<http://stage.corich.jp/stage_
**
/あの「奇跡の人」のその先へ…
*2016/07/14(**木) ~ 2016/07/18(月)*
◆タイムテーブル
7月14日(木)19:00
7月15日(金)13:30/19:00
7月16日(土)☆13:30/◎19:00
7月17日(日)☆13:30/◎19:00
7月18日(月)15:00
☆音声ガイド付与(
◎字幕付与(聴覚障害の方の為に字幕を用意しています)
◆会場
調布市せんがわ劇場 京王線仙川駅徒歩4分
http://www.sengawa-gekijo.jp/
◆脚本
アブラクサス脚本チーム
◆演出
岩崎高広・アブラクサス
◆料金
一般前売 3500円
一般当日 3800円
23歳以下の方
前売 2500円
当日 2800円
※障害のある方の介助・付き添いの方は無料です。
◆問い合わせ
abraxastheater@yahoo.co.jp <mailto:abraxastheater@yahoo.
TEL 090-8563-1710(岩崎)
※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
団体公式サイト http://abraxastheater.wix.com/
アクセシビリティ協力 TA-net
アーツカウンシル東京 助成制度を利用しています。
突然のご連絡で、誠に失礼いたしました。
よろしければ、ぜひご検討いただきますよう、
劇宇宙☆アブラクサス
森下知香
TEL 090-4421-3579 <tel:090-4421-3579>
Email gogomikanchikamorishita@gmail.
<mailto:gogomikanchikamorishit
==ここまで==
2016年7月3日日曜日
第10回パパママ会 実施報告
皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
今日は第10回パパママ会の実施報告をしたいと思います。
梅雨時とは思えぬほど、澄んだ青空&真夏を思わせる暑さの中、名古屋で2回目となるパパママ会が開催いたしました。
参加ご家族は7家族。
そのうち、6家族はパパ&ママそろってのご参加でした。
また、残りの1家族はおばあちゃんも一緒に参加していただきました。
お子さんの年齢も1歳児さんから小学校3年生まで幅広くいらっしゃいました。
小さいお子さんは、保護者の方と一緒に参加、
パパやママと離れて遊んでも大丈夫!という年齢のお子さんは幼稚部のお部屋で思う存分、遊んでいました。
今回のパパママ会のテーマは「おもちゃや遊び」でした。
私は先天性の視覚障がい者ではないので、体験的にこのテーマについて話すことは難しいなぁということで、話題提供者をお招きしました。
この方は現在、青年海外協力隊としてバンコクに滞在している全盲女性。
当然、名古屋にきてもらうことは難しいため、skypeでつないで出演していただきました。
「幼少期に好きだった遊びは折り紙やレゴブロック、外遊びも好きでした!」
「4歳ぐらいから、果物ナイフで料理をしていました。」
「お買い物に行く時はいつも一緒に連れていってもらって、色々なものを触らせてもらっていました。
洋服なんかも自分で選ばせてもらっていました。」
などなど、目が見えない子どものほうが、むしろ豊かな幼少期を過ごしているのでは?
と思うぐらい幅広い経験をされているというお話を伺うことができました。
障がいの状態やご家庭の状況も人それぞれ異なると思うのですが、こうやって当事者から経験を聞くと、きっと子育てのヒントが得られるのでは?と思いました。
次回は7月16日(土)名古屋盲学校での開催です。
詳細は、本ブログに掲載しますのでご覧いただき、興味のある方はご参加ください。
key word パパママ会 子育て 幼少期 全盲 遊び
viwa 奈良里紗
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
今日は第10回パパママ会の実施報告をしたいと思います。
梅雨時とは思えぬほど、澄んだ青空&真夏を思わせる暑さの中、名古屋で2回目となるパパママ会が開催いたしました。
参加ご家族は7家族。
そのうち、6家族はパパ&ママそろってのご参加でした。
また、残りの1家族はおばあちゃんも一緒に参加していただきました。
お子さんの年齢も1歳児さんから小学校3年生まで幅広くいらっしゃいました。
小さいお子さんは、保護者の方と一緒に参加、
パパやママと離れて遊んでも大丈夫!という年齢のお子さんは幼稚部のお部屋で思う存分、遊んでいました。
今回のパパママ会のテーマは「おもちゃや遊び」でした。
私は先天性の視覚障がい者ではないので、体験的にこのテーマについて話すことは難しいなぁということで、話題提供者をお招きしました。
この方は現在、青年海外協力隊としてバンコクに滞在している全盲女性。
当然、名古屋にきてもらうことは難しいため、skypeでつないで出演していただきました。
「幼少期に好きだった遊びは折り紙やレゴブロック、外遊びも好きでした!」
「4歳ぐらいから、果物ナイフで料理をしていました。」
「お買い物に行く時はいつも一緒に連れていってもらって、色々なものを触らせてもらっていました。
洋服なんかも自分で選ばせてもらっていました。」
などなど、目が見えない子どものほうが、むしろ豊かな幼少期を過ごしているのでは?
と思うぐらい幅広い経験をされているというお話を伺うことができました。
障がいの状態やご家庭の状況も人それぞれ異なると思うのですが、こうやって当事者から経験を聞くと、きっと子育てのヒントが得られるのでは?と思いました。
次回は7月16日(土)名古屋盲学校での開催です。
詳細は、本ブログに掲載しますのでご覧いただき、興味のある方はご参加ください。
key word パパママ会 子育て 幼少期 全盲 遊び
viwa 奈良里紗
視覚障がい者の職域いろいろ メディア系
皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
よく視覚障がいのお子さんのいらっしゃる保護者から
「視覚障がいがあると将来はマッサージの仕事しかないのでしょうか?」
と質問を受けることがあります。
私自身、マッサージのお仕事はしていませんし、viwaスタッフの中でもマッサージ以外の職業についている人はたくさんいます。
ただ、その中でもメディア系は難しいと言われています。
これは障がいのない人たちの就職活動でもメディア系はハードルが高い業種だと思うのですが、加えて、障がい者採用となると、さらに、難しいのでは?
というのがなんとなくイメージできるかなと思います。
今回は、メディア系への就職を目指し、奮闘した一人の弱視者のエッセイが書かれたサイトをご紹介します。
就職活動に使った実際の作文なんかも掲載されていて、これから就職活動をする障がい学生にも参考になると思います!
以下、リンクよりご覧ください。
http://www.media116.jp/work/2165
key word 弱視 メディア系 就職 作文 障害者雇用
viwa 奈良 里紗
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
よく視覚障がいのお子さんのいらっしゃる保護者から
「視覚障がいがあると将来はマッサージの仕事しかないのでしょうか?」
と質問を受けることがあります。
私自身、マッサージのお仕事はしていませんし、viwaスタッフの中でもマッサージ以外の職業についている人はたくさんいます。
ただ、その中でもメディア系は難しいと言われています。
これは障がいのない人たちの就職活動でもメディア系はハードルが高い業種だと思うのですが、加えて、障がい者採用となると、さらに、難しいのでは?
というのがなんとなくイメージできるかなと思います。
今回は、メディア系への就職を目指し、奮闘した一人の弱視者のエッセイが書かれたサイトをご紹介します。
就職活動に使った実際の作文なんかも掲載されていて、これから就職活動をする障がい学生にも参考になると思います!
以下、リンクよりご覧ください。
http://www.media116.jp/work/2165
key word 弱視 メディア系 就職 作文 障害者雇用
viwa 奈良 里紗
2016年7月1日金曜日
『新潟ロービジョン研究会2016』のご案内
こんにちは
viwaの岩池です。
今回は、まだ先のお話ですが、10月23日(日)に新潟で開催されるロービジョン研究会のご案内です。
以下案内文です↓
『新潟ロービジョン研究会2016』
日時:平成28年10月23日(日)
開場:8時45分 研究会:9時00分~13時30分
場所:有壬記念館2階会議室
(新潟大学医学部同窓会館)
新潟市中央区旭町通1-757
TEL. 025-227-2037
主催:済生会新潟第二病院眼科
参加無料/要事前登録
http://andonoburo.net/on/4716
1.9:00~9:05
はじめに
安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)
2.9:05~10:35
【第1部 連携を求めて】
座長:仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)
安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)
1-1) 20分
看護師が関わると、こんなに変わるロービジョンケア
橋本伸子(しらお眼科;石川県白山市、看護師)
1-2) 20分
情報障害に情報保障の光を、患者に学ぶビジョンケア
三宅 琢(Studio Gift Hands;眼科医)
1-基調講演)30分
視覚リハビリを新潟で育んで(予定)
山田幸男(NPOオアシス:内科医)
質疑応答 20分
3.10:35~10:45
コーヒーブレイク
4.10:45~12:35
【第2部 眼科医療と視覚リハビリ】
座長:加藤 聡(ロービジョン学会理事長:東京大学、眼科医)
安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)
2-基調講演)30分
最大のロービジョン対策は予防と治療:私の緑内障との闘い(
岩瀬愛子(たじみ岩瀬眼科;岐阜県多治見市、眼科医)
2-1) 20分
新潟県の訓矇・盲唖学校設立に尽力した眼科医
小西 明(済生会新潟第二病院医療福祉相談室、前新潟盲学校長)
2-2) 20分
我が国初の眼科リハビリテーションクリニック(順天堂大学)
ー開設当時を振り返ってー
佐渡一成(さど眼科;仙台市、眼科医)
2-3) 20分
眼科医・原田政美の障害者福祉理念と功績
香川スミ子(元 浦和大学)
質疑応答 20分
5.12:35~13;25
【第3部 熊本地震を考える】(予定)
6.13:25~
おわりに
仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)
13:30~14:00
【懇親会】 (未定)
会場にて、お茶/おつまみ(会費費;500円)
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