2016年6月29日水曜日

第245回(16-07)済生会新潟第二病院眼科勉強会 新潟盲学校弁論大会と今後の済生会新潟第二病院眼科 勉強会 & 研究会のご案内


こんにちは。
viwaの岩池です。

今回は7月6日に済生会新潟第二病院 眼科外来で開催される勉強会と弁論大会のご案内です。
また、今後の勉強会と研究会も併せてご案内いたします。

**ここから
案内:第245回(16-07)済生会新潟第二病院眼科勉強会 新潟盲学校弁論大会

済生会新潟第二病院眼科で、平成8年6月から毎月行なっている勉強会。

どなたでも大歓迎です(参加無料、事前登録なし、保険証不要)。
ただし、お茶等のサービスもありません。
悪しからず。

「新潟盲学校弁論大会 イン 済生会」
1)中学部 2年 「熊本地震で思ったこと」
2)高等部 普通科 2年 「一番大切なもの」
日時:平成28年07月06(水)16:30 ~ 17:30 @第1水曜日です
場所:済生会新潟第二病院 眼科外来
http://andonoburo.net/on/4754


【発表の紹介】
1)「熊本地震で思ったこと」新潟県立新潟盲学校 中学部 2年
4月14日の夜に発生した熊本地震。

熊本にいる親戚が心配で電話をしたら、「すごく怖かった」と言っていました。
でも、おばさんが無事で良かったです。
熊本の人たちを励ましてあげたいです。
また、被災地で大変な人たちに負けずに、私も頑張ります。
私が小さいときに新潟で大きな地震が2回ありました。

日頃から地震に備えたり、近所の人たちとの絆を大切にしようと思いました。

2)「一番大切なもの」新潟県立新潟盲学校 高等部 普通科 2年
 皆さんは人として何が一番大切だと思いますか?

私は人間関係だと思います。
私は良好な人間関係を築くのが難しく、辛い経験をしたことがありました。
しかしある人との出会いが、私に変化をもたらしてくれました。
今回はその時のこと、そして良好な人間関係を築くために努力していきたいことについて、お話ししたいと思います。



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「新潟大学工学部渡辺研究室」と「新潟市障がい者ITサポートセンター」のご協力により実況ネット配信致します。
以下のURLにアクセスして下さい。
http://www.ustream.tv/channel/niigata-saiseikai
当日の視聴のみ可能です。
当方では録画はしておりません。
録画することは禁じてりませんが、個人的な使用のみにお願いします。
ーーーー

『済生会新潟第二病院 眼科勉強会』

1996年(平成8年)6月から、毎月欠かさずに続けています。
誰でも参加出来ます。
話題は眼科のことに限らず、何でもありです。

参加者は毎回約20から30名くらいす。
患者さん、市民の方、医者、看護師、病院スタッフ、学生、その他興味のある方が加しています。
眼科の外来で行いますから、せいぜい5m四方の狭い部屋で、寺子屋な雰囲気を持った勉強会です。
ゲストの方に約一時間お話して頂き、その後30分の意交換があります。
日時:毎月第2水曜日16:30~18:00(原則として)
場所:済生会新潟第二病院眼科外来

*勉強会のこれまでの報告は、下記でご覧頂けます。
1)ホームページ「すずらん」
新潟市西蒲区の視覚に障がいのある人とボランティアで構成している音声パソコ教室ホームページ

http://occhie3.sakura.ne.jp/suzuran/
2)済生会新潟第二病院 ホームページ
 http://www.ngt.saiseikai.or.jp/section/ophthalmology/study.html
3)安藤 伸朗 ホームページ
 http://andonoburo.net/



今後の済生会新潟第二病院眼科 勉強会 & 研究会
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平成28年07月17日(日) シンポジウム「病とともに生きる」
開場: 9時30分 講演会10時~13時
会場:「有壬記念館」(新潟大学医学部同窓会館)
http://andonoburo.net/on/4424
コーディネーター
曽根 博仁(新潟大学医学部 血液・内分泌・代謝内科;教授)
安藤 伸朗(済生会新潟第二病院 眼科部長)基調講演 (30分)
大森 安恵(海老名総合病院・糖尿病センター;内科医、
東京女子医大名誉教授、元東京女子医大糖尿病センター長)
「糖尿病と向き合うー私の歩いた一筋の道ー」
http://andonoburo.net/on/4450
パネリスト (各25分)
南 昌江 (南昌江内科クリニック;内科医)
「糖尿病を通して開けた人生」
http://andonoburo.net/on/4462
小川 弓子(福岡市立西部療育センター センター長;小児科医)
「母として医師として~視覚障害の息子と共に~」
http://andonoburo.net/on/4478
清水 朋美(国立障害者リハセンター病院第二診療部 眼科医長)
「オンリーワンの眼科医を目指して」
http://andonoburo.net/on/4491
立神 粧子(フェリス女学院大学音楽学部・大学院 音楽研究科教授)
「続・高次脳機能障害というエベレストに登る~作戦を立ててがんばる~」
http://andonoburo.net/on/4495
ディスカッション (50分)
 演者間、会場を含めた討論
13時 終了
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平成28年08月10日(水)16:30 ~ 18:00
第246回(16-08)済生会新潟第二病院眼科勉強会
「京都ライトハウス創立者・鳥居篤治郎が抱いた絶望と希望とは」
岸 博実(京都府宇治市)

平成28年09月14日(水)16:30 ~ 18:00
第247回(16-09)済生会新潟第二病院眼科勉強会
新潟市障がい者ITサポートセンターの8年間の挑戦
障がい者・高齢者の技術支援の社会資源化をめざして?
林 豊彦(新潟大学工学部教授/新潟市障がい者ITサポートセンター長)

平成28年10月12日(水)16:30 ~ 18:00
第248回(16-10)済生会新潟第二病院眼科勉強会
(目の愛護デー講演会)
「2020年に向けて、視覚障がい者スポーツを応援しよう」
大野建治(神奈川県:眼科医)

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平成28年10月23日(日) 9時00分~13時30分
『新潟ロービジョン研究会2016』
場所:有壬記念館2階会議室(新潟大学医学部同窓会館)
新潟市中央区旭町通1-757 TEL. 025-227-2037
主催:済生会新潟第二病院眼科
参加無料/要事前登録
http://andonoburo.net/on/4716
1.9:00~9:05
はじめに
安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)
2.9:05~10:35
【第1部 連携を求めて】
座長:仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)
   安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)

1-1) 20分
看護師が関わると、こんなに変わるロービジョンケア
橋本伸子(しらお眼科;石川県白山市、看護師)
1-2) 20分
情報障害に情報保障の光を、患者に学ぶビジョンケア
三宅 琢(Studio Gift Hands;眼科医)
1-基調講演)30分
視覚リハビリを新潟で育んで(予定)
山田幸男(NPOオアシス:内科医)
質疑応答 20分
3.10:35~10:45  コーヒーブレイク
4.10:45~12:35
【第2部 眼科医療と視覚リハビリ】
座長:加藤 聡(ロービジョン学会理事長:東京大学、眼科医)
   安藤伸朗(済生会新潟第二病院;眼科医)
2-基調講演)30分
最大のロービジョン対策は予防と治療:私の緑内障との闘い(予定)
岩瀬愛子(たじみ岩瀬眼科;岐阜県多治見市、眼科医)
2-1) 20分
新潟県の訓矇・盲唖学校設立に尽力した眼科医

小西 明(済生会新潟第二病院医療福祉相談室、前新潟盲学校長)
2-2) 20分
我が国初の眼科リハビリテーションクリニック(順天堂大学)
ー開設当時を振り返ってー
佐渡一成(さど眼科;仙台市、眼科医)
2-3) 20分
眼科医・原田政美の障害者福祉理念と功績
香川スミ子(元 浦和大学)
質疑応答 20分
5.12:35~13;25
【第3部 熊本地震を考える】(予定)
6.13:25~

おわりに
仲泊 聡(神戸理化学研究所;眼科医)
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平成28年11月09日(水)16:30 ~ 18:00
第249回(16-11)済生会新潟第二病院眼科勉強会
演題未定
青木 学(新潟市市会議員)

平成28年12月14日(水)16:30 ~ 18:00
第250回(16-12)済生会新潟第二病院眼科勉強会

演題未定
清水美知子(フリーランスの歩行訓練士)

平成29年01月11日(水)16:30 ~ 18:00
第251回(17-01)済生会新潟第二病院眼科勉強会
演者未定

平成29年02月08日(水)16:30 ~ 18:00
第252回(17-02)済生会新潟第二病院眼科勉強会
演題未定
宮坂道夫(新潟大学医学部教授)

平成29年03月08日(水)16:30 ~ 18:00
第253回(17-03)済生会新潟第二病院眼科勉強会
演題未定
栗原 隆(新潟大学人文学部教授)


2016年6月24日金曜日

【商品紹介】黒い歯ブラシ&歯磨き粉

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。
さて、今回は黒い歯ブラシ&歯磨き粉をご紹介したいと思います。

特に、ロービジョンの方の中には、白い歯ブラシに白い歯磨き粉をのせるのは難しい!
という声をよく聞きます。


私はというと・・・
歯ブラシに歯磨き粉をつけようとして目を近づけすぎて歯磨き粉が目に入ってしまったことがあり、それ以来、歯磨き粉は触った感覚でつけるようにしています。苦笑


ミント系の歯磨き粉が目に入ると結構ヒリヒリするんですよねー。苦笑
と、私の話はおいておいて・・・

例えば、白い歯ブラシを使っているのであれば、黒い歯磨き粉。
黒い歯ブラシにして、いつもの白い歯磨き粉を使う。
歯ブラシか歯磨き粉どちらかの色を工夫すればもっと見やすくなるのでは?と思います。


そこで、探してみました。
すると、数は少ないのですが、竹炭を使用した歯ブラシや歯磨き粉がでてきました!!


以下、歯磨き粉と歯ブラシの商品情報をアマゾンのリンクとあわせてご紹介します。
【まずはお試し】1本で販売されている歯ブラシ




【まとめ買い】6本入りで販売されている歯ブラシ


【歯磨き粉】日本漢方研究所が出している歯磨き粉


他にもこんな工夫があるよ!
という情報をお持ちの方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください!


key word 歯ブラシ 歯磨き粉 弱視 竹炭 コントラスト



2016年6月20日月曜日

国立障害者リハビリテーションセンター オープンキャンパスのご案内


こんにちは。
viwaの岩池です。

今回は所沢にある国立障害者リハビリテーションセンターのオープンキャンパスのご案内です。
以下案文です。

=======

オープンキャンパスを4回開催いたします。
是非、学院に関心のある方、また、入学を志望される方、学科を体験していただき進路の決定の参考にしてください。
参加を希望される方は事前の申し込みをお願いいたします。

第1回 6月25日(土)
13:00~16:00
(受付:12:00~)
①概要説明
学院の業務・入学試験・6学科の教育内容
②カリキュラム、授業公開・体験・在学生と交流

※視覚障害学科については、以下の日程も内容は同じです。


第2回 7月30日(土)
13:00~16:00
(受付:12:00~)

第3回 10月8日(土)
13:00~16:00
(受付:12:00~)

第4回 11月5日(土)
13:00~16:00
(受付:12:00~)

◆会  場:国立障害者リハビリテーションセンター学院
◆参加申込受付期間:5月12日から11月4日の間、開催日の前日まで
◆申込方法:「申込書」(様式)に必要事項を記入し、メール又はファックスにより申込み下さい。(電話申込み可)
なお、申込み後に取り消し又は変更がある場合は「問合せ/申込み先」まで連絡下さい。
◆問合せ/申込み先:〒359-8555 埼玉県所沢市並木4丁目1番地

国立障害者リハビリテーションセンター 養成担当
TEL 04-2995-3100(内線)2611・2615
FAX 04-2996-0966

以上です。

2016年6月19日日曜日

第11回“viwa”パパママ会@名古屋開催のご案内

第11回“viwa”パパママ会@名古屋開催のご案内
~視覚に障がいのあるお子様のパパ&ママ相談会~


こんにちは。
“viwa”では、視覚に障がいをお持ちのお子様のパパ&ママを対象にちょっとした相談会を実施しています。

眼科に行くほどでもなければ、視覚特別支援学校や保健師さんに相談するほどのことでもないんだけど、ちょっと話を聞いてほしい、ちょっと心配なことがあるという方必見です!
気軽にご参加ください★

― 記 -
テーマ:どうやって視覚補助具の訓練をしたの?
話題提供者:村上 卓也 氏
村上さんは小学校2年生のときに弱視になり、そこから視覚補助具の訓練を受けました。
「小学校時代、拡大読書器を使いゲームボーイで視覚訓練してました。」
と冗談交じりに話してくれる村上さん。
現在は、製薬会社でお仕事をしながら、趣味は読書や映画鑑賞。
中心暗点があるとは思えないぐらい上手にルーペを使いこなす村上さんが、小学校時代どんな視覚補助具訓練を受けていたのか?
そして、今どういったところでそれらを活用しているのかご自身の経験から紹介していただきます。


日時:2016年7月16日(土)10時~12時
主催:視覚障がい者ライフサポート機構“viwa” http://www.viwa.jp

場所:愛知県立名古屋盲学校 幼稚部
参加費:無料
定員:10家族
対象:視覚に障がいのあるお子様の親御さん(障害者手帳の有無は問いません)
お申込み方法:下記アドレスまで必要事項をご記入の上、メールにてお申込みください。

info@viwa.jp
1.氏名
2.ふりがな
3.連絡先メールアドレス
4.電話番号
5.参加される方の内訳(お子様については年齢もお知らせください。

       ご兄弟の参加も可能です。)
6.相談したいこと


締切:2016年7月9日(土)※定員になり次第、受付を終了させていただきます。

ご参加お待ちしております。

気ままにviwa talk vol.2 トイレ

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。
さて、先日からお送りしております「気ままにviwa talk」という新しい番組。
早速、YouTubeでチャンネル登録をいただき、とても嬉しく思っています。


YouTubeには、チャンネル登録機能というものがありまして、この動画をチャンネル登録していただきますと、新しい動画が公開されると皆様のメールアドレスへ自動的にお知らせが届くというものになっております。
もし、よろしければ、チャンネル登録機能もあわせてご活用ください!

第二弾のテーマは「トイレ」についてです。
視覚障がいのある方が外出時、トイレについてどんなことで四苦八苦しているのか私の経験談をもとにご紹介しております。
ぜひ、お聞きください☆

※以下のYouTubeのリンクをクリックすると聞くことができます。

https://www.youtube.com/watch?v=jknndNIVt4g


番組へのご意見・ご感想等は気軽に以下アドレスまでお願いします。
info@viwa.jp

それでは、次回もお楽しみに!

バックナンバー紹介
気ままにviwa talk vol.1 援助依頼の相手の選び方

http://www.viwa.jp/2016/05/viwa-talk-vol1.html

key word 視覚障がい 日常生活 困難 トイレ 子育て

viwa 奈良 里紗

2016年6月5日日曜日

日本福祉のまちづくり学会 身体と空間特別研究委員会 連続セミナー「視覚・聴覚・触覚に関する基礎講座」 第4回「さわること」のご案内


こんにちは。
viwaの岩池です。
今回は 2016年6月17日(金)に都内で開催されるセミナーのご案内です。
以下案内文です↓

====ここから====
日本福祉のまちづくり学会 身体と空間特別研究委員会
連続セミナー「視覚・聴覚・触覚に関する基礎講座」
第4回「さわること」のご案内
身体と空間特別研究委員会 委員長 原 利明


1. セミナーの趣旨
公共交通機関や公共施設のバリアフリー化といえば、従来は、床面の段差をなくすことや昇降設備の設置などを意味していました。
一方、近年では、光環境(視環境)や音環境の整備に関する問題も指摘されるようになりました。
それらは、東日本大震災後の停電・節電にともなって一時消灯・減灯がおこなわれたことや、JISほか各種の規格およびガイドラインにいわゆる「音サイン」が規定され始めたことなどに対して、障害当事者から微妙な違和感が提示されたことに起因する議論でもあります。
このような動向を、私たち「身体と空間特別研究委員会」は、より本質的な議論をおこなうための契機にしたいと考えました。
みなさんは、バリアフリーやユニバーサルデザインなどと呼ばれる分野が、今後どのような方向を目指すべきなのか、具体的なイメージをお持ちでしょうか。
この連続セミナーは、身体のさまざまな器官(眼や耳など)を通して空間の一端(光や音などの情報)を受けとり、空間の性質(移動可能性や危険性など)を理解し、そして身体のさまざまな部位(手足や骨格など)を用いて空間を利用する(移動する・危険を回避する・乗り物を使うなど)といった人間の行動や人体の構造について、基本的かつ本質的なことを再確認する場となります。
学会内外の研究者だけでなく、都市計画家・建築家・デザイナー、行政官や事業者のみなさまなどにも広くご参加頂き、知識を深め、まちづくりや施設計画に役立てて頂ければと願っています。(本セミナーは建築CPD2単位を予定しています。)
今回のテーマは「さわること」と題しました。
講演1では、ヒトの触知覚の基礎的な知見を解説するとともに、視覚障害支援に関する応用研究の事例を紹介します。
講演2では、視覚障害者が実際に点字や触知案内図をどう使っているか、どういう情報が欲しいかを知り、実際に公共空間などに設置されている点字表示板や触知案内図の実態を標準化のルールに則して解説します。
講演3では、歩行時の触知覚の使われ方を考えるとともに、最近床のデザインによる情報提供を試行している事例などを紹介します。
最後に、会場の参加者からの質疑を受け、議論をおこないます。

2. 開催日時と場所
日時 2016年6月17日(金)18:30~20:30
会場 日本大学理工学部 駿河台校舎1号館 151号教室
地図 http://www.cst.nihon-u.ac.jp/information/surugadai.html
   ※会場が変更となっておりますので、十分にご注意ください!!!


3. 主催等
主催 一般社団法人 日本福祉のまちづくり学会 身体と空間特別研究委員会
後援 公益財団法人 交通エコロジー・モビリティ財団


4. プログラム
18:30~18:35 趣旨説明
 原 利明(鹿島建設・身体と空間特別研究委員会委員長)
18:35~19:05
 講演1「人の触知覚特性と視覚障害支援に関する応用研究の事例紹介」
 土井 幸輝(国立特別支援教育総合研究所)
19:05~19:35
 講演2「見えない人が、さわって文字や図を理解するために必要なこと
    ~ 点字・触知案内図の使われ方と、公共空間での設置の実態 ~」
 和田 勉(日本点字図書館)
19:35~20:05
 講演3「移動時の触知覚の使われ方を考える」
 原 利明(上述)
20:05~20:30 質疑応答
 司会 松田 雄二(東京大学・身体と空間特別研究委員会幹事)

5. 費用と定員
受講料 日本福祉のまちづくり学会会員・学生:無料 / 非学会員:1000円
定員  50名(申し込み先着順)

6. お申し込み
電子メールにて、以下の各要項に即してお申し込みください。
宛先 matsuda@arch1.t.u-tokyo.ac.jp松田)
メールタイトル 「セミナー申し込み第4回6月17日」
メール本文  (1) お名前(2)ご所属(3)ご連絡先メールアドレス
 (4)学会員・学生・非学会員の区別(5)情報保障等のご希望
 (6)懇親会への出欠 ※懇親会出欠を追加しました。
締め切り 2016年6月13日(月)厳守

7. 情報保障ほか
 各種ご希望については、申し込みメールの本文(5)欄にお書き添えください。
情報保障又は託児サービスをご希望の方は、6月3日(金)までにお申し込みください。
 なお、内容によりご希望に添えない場合もありますので、予めご容赦ください。

8.懇親会をセミナー終了後に近くのお店で開催します。参加ご希望の方は、申し込み時にメールにその旨をご記載ください。

※ 連続セミナーの今後の予定は以下の通りです。どうぞご期待ください。
第5回 「あるくこと」
・日時 2016年7月22日(金)18:30~
・会場 東京大学本郷キャンパス工学部1号館15教室(変更ございません)

以上です。
お待ちしております。


====ここまで====

第2回視覚障害教育ICT活用研修会・第1回発達障害教育ICT活用研修会のご案内


こんにちは。
viwaの岩池です。
今回は6月26日(日)に広島大学で開催される研修会のご案内です。
以下案内文です↓

**ここから**

第2回覚障害教育ICT活用研修会・第1回発達障害教育ICT活用研修会のご案内

以下が,申し込みフォームです。
https://ws.formzu.net/fgen/S20189319/


第2回視覚障害教育ICT活用研修会・第1回発達障害教育ICT活用研修会
テーマ:デジタルコンテンツを作ろう・生かそう!


趣旨:文部科学省は、より高度な情報化社会において、社会の変化に対応できる力を身につけることを重視し、子供から高齢者を含む全国民が情報活用能力を身に付けることの重要性を指摘しています。
教育においては発達段階に応じて、各教科等の学習を通してその育成を図ることが重要となります。
さらに特別支援教育において、情報機器はアシスティブ・テクノロジー(AT)としての役割もあり、その必要性はさらに高まります。
本研修会では、視覚障害教育でのICT活用をより適切に実施すること、その知識と技能を身に付けること、そして、全国の特別支援学校や視覚障害や発達障害で何らかの困難を抱える子供が学ぶ教育の場で、それらが実践される明日の構築を目指しています。

日時:平成28年6月26日(日) 9:00~17:00
会場:広島大学教育学部講義棟L102教室(東広島市鏡山)
対象:視覚障害教育に携わっている教職員・支援員等,視覚障害教育に関心のある方、発達障害教育に携わっている方,関心のある方
主催:氏間研究室(広島大学大学院教育学研究科特別支援教育学講座)
共催:NPO法人サイエンス・アクセシビリティ・ネット
内容:
9:00~ 9:10 オリエンテーション(受付は8時30分から)
9:10~10:00 教育講演「視覚障害教育におけるタブレット活用のポイント」(氏間和仁)

10:10~12:00 UDブラウザの操作法とコンテンツの作成(氏間和仁@広島大学准教授)
PDFとHTMLによるハイブリッドコンテンツ作成の方法を取り扱います。

12:00~13:00 休憩
13:00~16:30 マルチメディアデイジーの作成(鈴木昌和@九州大学名誉教授)
ChatyInftyを利用したマルチメディアデイジーの作成方法を取り扱います。

16:30~17:00 質疑・閉会
定員:40名程度
申込:出席はweb登録でお願いします。
申込期限は平成28年6月19日(日)23時55分です。
備考:当日は、ご自身のパソコンをご持参してください。
当日は、ゲストアカウントを発行し、大学のWi-Fi接続環境を使用していただけます。
iPad等のタブレット端末とマルチメディアDaisy再生アプリをご準備いただくと、実際に作成したコンテンツをタブレットでもお試しいただけます。
昼食は,各自でご用意ください。
自動車での乗り入れが可能です。

※本研修会は、文部科学省委託 平成28年度 学習上の支援機器等教材研究開発支援事業及び科学研究費補助金基盤(A)「通常の学級で学ぶ視覚障害児のための合理的配慮に関する支援システムの構築」の助成を受けています。

以下のURLから、派遣依頼と実施要項のPDFファイルを取得できます。
出張手続き等で必要な方はご利用ください。

http://home.hiroshima-u.ac.jp/ujima/file/kensyu02.pdf

**ここまで**

NHKラジオ第一放送「ラジオ深夜便」  午前4時台「明日へのことば」&展覧会 つなぐ×つつむ×つかむ: 無視覚流鑑賞の極意


こんにちは。
viwaの岩池です。

今回は6月11日放送のラジオ番組のご案内と、兵庫県立美術館で7月2日(土)~11月6日(日)の期間で開催される展覧会のご案内をさせていただきます。
以下案内文です↓

**ここから**
■6月11日(土)
NHKラジオ第一放送「ラジオ深夜便」
午前4時台「明日へのことば」

※午前4時台というのはアバウトな表現ですが、通常は4時5分前後までニュースをお伝えした後で、「明日へのことば」が約40分間放送となります。
ただ、生放送なので弾力的な部分もあり、「もし録音をなさる場合は、午前4時~5時という幅で行っていただくのが安心です」ということでした。

早朝のラジオ番組の宣伝だけでは申し訳ないので、次に展覧会の案内です。
7月2日~11月6日に兵庫県立美術館で開催される企画展に全面協力します
来場者がアイマスクを着けて、彫刻作品にさわるという展示内容です。
ここまでなら、さほど珍しくないですが、今回は僕が音声ガイドを担当します。
実際に彫刻作品に触れながら、その印象、さわり方のポイントなどを自由に喋る「生の声」を音声ガイドとして収録しました。
視覚障害者が作品を触察する「実況中継」を音声ガイドとして用いるのは世界的にもユニークで、来場者はこの音声ガイドを聴きながら彫刻にじっくり触れることになります。
正直、賛否両論があるだろうし、「広瀬は喋り過ぎ」「もっと自由に触察させろ」という批判の声も出ると思います。

でも、実験的な試みであるのは間違いありません。  

以下に展覧会の詳細情報を記します。
小規模な展示ですが、会期が長いのが嬉しいです。
本展覧会については、今後さまざまな形で情報提供していきます。
まだ関連イベントの参加受け付けは始まっていませんが、とりあえず日程のみをお知らせします。
会期中にぜひ兵庫県立美術館にお出かけください。

広瀬浩二郎
①展示概要
全盲の文化人類学者・広瀬浩二郎さん(国立民族学博物館准教授)の声によるガイドで、視覚を使わずに作品を鑑賞します。
「無視覚流」とは、視覚障害者の美術鑑賞の疑似体験ではなく、触覚、さらには全身の感覚を総動員して作品を「みる」行為です。広瀬さんとともに手を伸ばし、作品にじっくり触れてみましょう。
あなたの手のひらから、「目に見えない」作品の魅力を探る新しい美術鑑賞が始まります。
②展覧会タイトル
つなぐ×つつむ×つかむ: 無視覚流鑑賞の極意

③会場と会期
兵庫県立美術館
7月2日(土)~11月6日(日)


④関連ワークショップ、講演のタイトル
7月23日 ワークショップ(一般)「触る感動、動く触感ーー触角人間になろう!」
8月6日 ワークショップ(子ども)「テでさわる、カラダがさわる、ココロにさわる」
9月19日 講演「人生の触り方ーー『無視覚流』の極意を求めて」


**ここまで**

第9回パパママ会 参加者からの声

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

2016年5月14日(土)に名古屋で初めてのパパママ会を実施しました。
参加されたお母様から感想を頂戴いたしましたのでご紹介します。

2歳児の運動障がいをあわせ有するお子様のいらっしゃるお母様からの感想です。

**ここから

前回初めての参加に緊張しておりましたが、入園についていろいろなお話しを聞くことができて今後の参考になりました。

また、奈良さんのお話しの中で
『障害があるからといって過保護に育てない』
『障害のことで他人から心ないことを言われた時は、自分の障害や病気のことをきちんと話せるようにしておく』

という言葉が印象に残り、本当にその通りだと思いました。
普段聞くことのできない奈良さんならではのアドバイスはとても貴重なご意見だと思いました。
本当にありがとうございました。


**ここまで


次に、小学生の弱視のお子様のいらっしゃるお母様からの感想です。

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パパママ教室、初めて肩の力を抜いて気楽に参加することができました。
当事者の方の体験談は目からウロコで、まだ自分のしてもらいたいことが言えない子供を持つ親にとっては、とても参考になりました。
今の悩み、そして将来への不安がかなり減りました。
参加者の方と連絡先を交換でき、会の終了後に時間を割いていただいたのもよかったです。
これからもできる限り参加させていただきます。


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皆さまご参加、ありがとうございました!

viwa 奈良里紗

2016年6月1日水曜日

『Alcon Webカンファレンス』眼科治療とロービジョンケアの過去・現在、そして未来のご案内


こんにちは。
viwaの岩池です。

今回はネットで視聴可能なWebカンファレンスのご案内です。
以下案内文です↓

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案内『Alcon Webカンファレンス』 6月15日(水)


本Webカンファレンスは、インターネットを通じて全国の聴講会場に配信されるとのことです。
参加希望の方は、日本アルコン社の営業担当者に問い合わせ下さい。
個人PCでの視聴も可能なようです。詳しくは担当MRに問い合わせ下さい。

『Alcon Webカンファレンス』
日時:平成28年6月15日(水)19:00~20:00
会場:全国の聴講会場
対象:眼科医および眼科医療関係者
主催:日本アルコン社
演題:眼科治療とロービジョンケアの過去・現在、そして未来
演者:安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
   高橋政代(理化学研究所)
 http://andonoburo.net/on/4724

治療とケアは、車の両輪の関係です。

今回は、眼科疾患の治療とロービジョンケア過去を振り返り、現在、そして未来を語ります。
眼科の歴史を紐解くと、19世紀半ばにヘルムホルツが検眼鏡を発明し、グレーフェ虹彩切除術を確立して、近代眼科学は外科学から独立を果たしました。
その後、1946に光凝固、1949年に眼内レンズ、1967年に超音波乳化吸引術、1971年に硝子体手術、1991年にOCT(光干渉断層計)等々、眼科学は目覚ましく発展してきました。

一方、視覚リハビリテーションの歴史はというと、平安時代から江戸時代まで「当座」という特殊な制度が存在しました。
明治になって盲学校を中心とした視覚リハビリが始まり、わが国初の京都盲唖院を古河太四郎が、日本の点字を石川倉次が、ライトハウスを岩橋武夫が興しました。
このように多くは、眼科医以外の先人が作り上げてきました。

眼科医が本格的に登場するのは、1964年順天堂大学のロービジョン外来(眼科更生臨床相談所)、1965年東北大学教育学部視覚欠陥学教室(初代教授原田政美は東大眼科出眼科医)に始まります。

その後、1979年国立リハビリテーションセンターの視覚リハビリ部門創設、2000年日本ロービジョン学会設立し、現在に至っています。

眼科治療は、細胞移植、人工知覚、遺伝子治療そして再生医療と、飛躍的に発展してきました。しかし最先端医療はリハビリとセットで完成するのです。
リハビリも行わなければ、先端医療の効果が十分に発揮できず、効果がないと評価されてしまいます。
ロービジョンケアに眼科医が主体的に関与することは重要なことなのです。