今回viwaでのボランティアに参加し感じたことは、「弱視」と一括りにするのではなく、その人の特徴をしっかり見てサポートをすることが大事だということです。弱視といっても、全員が同じ視力なわけではありません。視野も人それぞれ違います。見えにくさも、日常生活での不便も人それぞれ違うからこそ、コミュニケーションを取り、相手を知ることが大事なのだと思いました。
私は今回、講演の補助として参加しました。講演は、スタッフさん2人による講演から始まり、1人ずつの講演、最後に全員でのパネルディスカッションという流れでした。補助の内容は、各講演で使用するパワーポイント等のパソコン操作です。パソコン操作と言っても、スタッフさんによって補助の内容が違いました。例えば、パワーポイントの操作の補助が必要な人もいれば、いらないと言う人もいました。また、「○○までは出来るから、△△からは操作をお願いします」という指示も受けました。健常者から見れば同じような操作でも、弱視の人からすれば、やりづらい操作と出来る操作の境があり、その境は人それぞれ違うのだと感じました。今回はスタッフさんが3人いたのですが、3人全員にどのような補助をすればいいのか、どこまで補助をすればいいのか、確認することによって円滑にサポートが出来ました。
私は、普段あまり弱視の人と接することがなく、最初は少し緊張もありました。コミュニケーションはサポートをする上でも必要だけど、お互いの距離を縮めるという意味でも必要だと思います。話していく内に段々と緊張がほぐれていきました。講演の中でviwaのブログが紹介されたのですが、「ちょっとしたサポートが助かる」という記事が印象に残っています。内容はマスカラのダマを指摘してくれたことが有り難かったというものでした。サポートをしている中で、些細なことだと「これは言わなくてもいいのかな?」とどこか尻込みしてしまう時もありますが、気付いたことを遠慮せずに言うことも大事なのだと思いました。
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