皆さま
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
妊娠7ヶ月ぐらいになると母親学級のプログラムが始まります。
大人になって、この年になってもまた授業を受けるのかぁとちょっと憂鬱になっちゃう視覚障害者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は期待半分、不安半分といったところでした。
母子手帳をもらい、点字版の母子手帳を貸出してもらったりするやりとりをする中で
自分の地域の担当の保健師さんが誰なのかがわかりました。
保健師さんの担当区域は自治体によって異なるのでしょうが、随分、細かく区分がわかれていました。
私の場合は○○丁目担当の○○さんという方でした。
その方に母親学級が始まる前に一度相談をしました。
相談内容としては、
「母親学級ではどんなことをするのか?」
「見えないとできないことや困ることはあるか?」
ということです。
まず、前者については全4回ぐらいで構成されているプログラムの内容について説明を受けました。
その上で、「このときは資料を見ながら保健師や栄養士の話しを聞くだけだから大丈夫そう」
とか、「この時はやり方を個別に教えてもらいたい」等要望を伝えました。
講義形式の内容は基本的に聞いていればわかる内容でした。
妊婦として気をつけるべきことや陣痛から出産までの流れをビデオでみたりしました。
手元には墨字の資料があるのですが小さな文字だったのと、プロジェクタをうつすために教室が暗くなっていて見えませんでした。
個別にフォローしてもらったこととしては、
赤ちゃんの洋服の着脱方法を3キロの赤ちゃんの人形でやるときと
赤ちゃんのもく浴実習のときです。
ほかの人たちは当然保健師さんが見本をみせてそれを見ればわかるのですが、
どんなに近づいても私にはわからないので、赤ちゃんの洋服を触らせてもらい、
赤ちゃんの人形を触らせてもらい、その上でどうやって腕や足を洋服にとおせばよいのか
教えてもらいました。
新生児のお洋服は普段私たちがきているようなお洋服とは構造が異なるので、このときちゃんと触らせてもらってよかったです。
母親学級で一番難しかったことは知り合いのママさんを作ることです。
たかだか4回しかないということもありますし、毎回、座るグループがかわってしまいます。
しかも、1クラス30人ぐらいいたので当然顔も覚えられません。
私は母親学級にいけばママ友ができる!と期待して参加したので
ママ友を作ることができなかったことが何よりも残念です。
しかも、里帰り出産をしてしまうと、母親学級で出会ったママたちとはもう会うこともありません。
当時はママ友できなかったなぁ~と結構残念だったのですが、
子どもが3歳すぎてくると、急にママ友付き合いが増えてきました。
赤ちゃんのときは、自分も子育てで手いっぱいだし、
ママ友同士でお出かけということもできません。
でも、子どもが保育園で友達を作ってくるようになると自然に親同士も仲良くなります。
なので、あまり母親学級で私のように友達作ろう!と意気込むことはないのかもしれません。
むしろ、栄養士さんから妊婦の食事について学んだり、出産するその日に備えて陣痛や破水のことなどについて学んだり、赤ちゃんが生まれてきたときの洋服の着脱方法やもく浴の方法についてしっかりママになる前に学んでおくことが大切です。
あと、産後お世話になるのは地域の保健師さんなので保健師さんにも今のうちから自分の目も見え方や子育てについて不安なことを伝えておくとよいでしょう。
産後はとにかく余裕がなくなってしまうので・・・。
母親学級は地域の保健所が主催するものもあれば、出産をする病院でプレパパママ研修なんかがあることもあります。
時間に余裕があれば、夫も誘って一緒に研修を受けてみるとよいですよ。
結構、パパも一緒にきている夫婦もいますよ。
それでは、あなたの母親学級が素敵なものになりますように。
viwa 奈良里紗
よくわかります!私の場合も赤ちゃんの衣服の着脱とか沐浴の部分は前でされている手本はよく見えませんでした。でも私が参加していた地域のマタニティ教室は、参加者を地域によってさらに細かくテーブルを分けておられたので。顔ぶれがだいたい固定されており、ガンガン声をかけて、みんなでメールアドレスを交換し、私がまとめ役をしてランチ会を企画したりと。かなり積極的に動いたので、ママ友が出来てすごくその後助かりました。まあここまでは出来なくても、自分の連絡先を書いたものを持ち歩いてよいj感触の方があれば、渡してみるのもいいと思います。目が悪くなくても、マタニティ教室に参加されているのは、ほとんど第一子の妊娠の方なので、多くの方がママ友が出来ないかなあと思って参加されていますし、せっかく同時期に出産する知り合いを作るチャンスなので。私のような実家から離れている転勤族の妻だと、行く先々で知り合いを作ることが自分を助ける部分もあるので、そういう部分はかなり積極的にやっています。保健師さんとの関係作りは、なるほどと思いました。しっかり自分の状態を伝え、必要なサポートをしていただけるようにするのはとても大事ですよね。
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