こんにちは。
viwaの優希です。
今回は下記のようなイベントをご案内いたします。
以下案内文です↓
21世紀は先が見えない時代です。政治・経済の混迷、環境問題、
グローバル化の進展と国際紛争……。こんな時こそ、
目先の状況に惑わされない視覚障害者が存在感を発揮できるのではないでしょうか。
視覚障害者が暮らしやすい社会を創ることが、「4しょく会」
の活動の最大にして最終の目標です。たしかに、
視覚障害者の大学進学が当たり前となり、さまざまな職業に従事する全盲者・弱視者が増えた現在は、
各方面でバリアフリーの意識が定着しています。一方、
パソコン機器の普及に伴う急速な技術革新は点字離れを惹起し、見常者と同じことができるかどうかによって、
視覚障害者の「能力」が評価されるようになりました。
先が見えないから人生は楽しい! 先が見えないならば前に突き進むしかない! 「先盲」を持ち味としてきた視覚障害者のオリジナリティとバイタリティが失われつつある危機感を抱くの
は、中高年世代となった「4しょく会」運営スタッフだけではないはずです。
先が見えない時は、
先を歩いてきた人の意見にじっくり耳を傾けることが大切でしょう。
今回のイベントでは視覚障害者支援総合センターの理事長・
高橋実さんをお招きし、ご自身の体験談、
後輩たちへの熱き思いをたっぷり語っていただきます。高橋さんは昭和6(1931)年のお生まれで、
大学卒業後、点字毎日の記者として活躍された方です。日本盲人福祉研究会(文月会)
の設立当初からの中心メンバーとして、大学の門戸開放、
視覚障害学生の学習環境の整備、卒業後の職域拡大などに長年関わってこられました。
文月会は2001年に解散しますが、その理念の一部を受け継ぐ形で誕生したのが「4しょく会」
なのです。
21世紀の今、
視覚障害者としてどう生きるべきかを考えるに当たって、以下の三つのキーワードを挙げることができます。①〈高〉い志=
目が見えない・見えにくいことを武器として、社会を変えていく自信と気概。②
仲間との連帯を深める架け〈橋〉=後輩を育て、
見常者を巻き込む当事者主体の組織作り。③がむしゃらな〈実〉行力=不退転の決意で、夢を実現する情熱。
21世紀の視覚障害者は〈高・橋・実〉であるべきだ!? 今回のイベントでは「高い志」(視覚障害者の仕事)、「仲間との架け橋」(
文月会の役割)、「がむしゃらな実行力」(視覚障害者施設の運営法と点字の意義)
について、「4しょく会」スタッフが高橋さんにインタビューします。「
古いやつほど新しい」「見えない人ほど、よく見える」。
こういった陳腐な表現に代わって、本イベントで僕たちが提案するのは「先盲」という概念です。
先が見えないからこそ世界はおもしろい! 先が見えないならば猪突盲進するしかない! 僕たちよりも一歩先を盲進してきた高橋さんの人生に学び、
視覚障害者の手で新たな「先盲」の時代を切り開きましょう! 「高め合い 橋渡しする 実力を」
日時 2015年6月20日(土)13:00~17:00
会場 長岡京市中央生涯学習センター「市民ギャラリー」
住所 〒617-0833 長岡京市神足2丁目3-1 バンビオ1番館内(JR長岡京駅前)
電話
075-963-5500
URL
http://www.bambio-ogbc.jp/
主催 「視覚障害者文化を育てる会」(4しょく会)
参加費 会員および学生300円、非会員500円
「日程」
12:50 JR長岡京駅の改札口を出た所に集合(適宜会場に移動)
13:00 会場にて受け付け開始
13:30~13:40 開会の挨拶(総合司会・野原要子)
13:40~14:10 〈高い志〉=視覚障害者の仕事(インタビュアー・佐木理人)
14:10~14:40 〈仲間との架け橋〉=文月会の役割(インタビュアー・竹田恭子)
14:40~15:00 休憩
15:00~15:30 〈がむしゃらな実行力〉=視覚障害者施設の運営法と点字の役割(インタビュアー・奥野真里)
15:30~16:00 質疑応答
16:00~16:30 高橋実による「高・橋・実」なる生き方のすすめ(後輩へのメッセージ)
16:30~16:45 感謝の言葉&閉会の挨拶(萩原郁夫)
※イベント終了後、会場近くにて懇親会を行いますので、
希望者はご参加くさい(会費4,000円程度)。
※イベント参加申し込みは、6月12日(金)
までに電話かメールで以下にお願いします。
電話
080-2527-9383(佐木理人、平日の21:00~
23:00、または日曜の10:00~23:00)
メール
jasmine@hcc5.bai.ne.jp
※参加申し込みに際して、「かならず」
以下の4点についてお知らせください。
1、お名前・ふりがな(フルネームで)
2. 電話番号またはメールアドレス(
イベント関係の必要事項の連絡に利用いたします)
3. 配布資料は点字・墨字のいずれを希望するか
4. 懇親会の出欠(当日の変更は原則としてお受けできません)
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