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2015年1月31日土曜日

アルビノ子育てかんふぁれんす2015のご案内

皆さま

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

3月に会歳されるイベントのご案内です。
今回は弱視の方向けのタブレットセミナーです。
タブレットは視覚補助具としての可能性もあり、弱視の見え方を補う一つのツールとして活用できます。
でも、その活用法がわからないとなかなか便利さは実感できません。
今回のセミナーではタブレットを実際に触りながら学ぶことができるそうです。
当日、私もお手伝いで参加予定なので、ぜひ、みなさんもいらしてください



アルビノ子育て

かんふぁれんす 2015

 

日本アルビニズムネットワーク(JAN)の子育て相談・交流会が久しぶりに開催されます。今回は、iPadを用意して、みなさんに触ってもらいながら、補助具としての使い方やデジタル教材としての使い方等を紹介する体験会と交流会がセットになっています。アルビノ当事者・家族、支援者のみなさんが気楽に集まり、交流できる機会にしたいと思いますので、ぜひ、ご参加ください。

 


~開催概要~

 

主催:日本アルビニズムネットワーク

 http://www.albinism.jp/

協力:株式会社エデュアス

角丸四角形吹き出し: どうすれば、
読書器のように使えるの?
 https://www.eduas.co.jp/

     NPO法人Inclusive Fellowship Promotion

 http://team-ifp.com/

日時:2015321(土)13:0015:30(途中退場OKです)

対象:アルビノ当事者家族・その関係者

場所:JR池袋駅から徒歩8分の会場で実施します。

     申し込みされた方に詳細をお送りします。

内容:13:0013:10  開会あいさつ

     13:1014:20   弱視児・者のためのiPad 体験会(入門編)

                    講師 相羽大輔(愛知教育大学障害児教育講座 助教)

     14:2015:30   交流会

会費:家族参加500円、個人参加300円(飲み物・お菓子・託児ボランティア交通費等のため

申込:お名前、ご連絡先(携帯電話・メールアドレス)、参加人数を受付担当までお知らせください。なお、お子さんについては、年齢、人数、託児希望もお教えください。準備の参考にいたします。

受付:conference_2015「あ」albinism.jp ※「あ」を@に変更の上送信ください。

2015年1月17日土曜日

unBORDEクリスマスライブに参加してきました!

皆さま

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

昨年12月23日(火)にZepp東京にて、unBORDE Xmas PARTY 2014が開催されました。

 
ライブの様子の写真
 


 

今回は、コニカミノルタという企業が取り組まれている活動の一貫で、視覚障がいのある方をライブにご招待したいというお話をいただいての参加でした。

viwaスタッフ以外にも、ライブ初参加の中学生(盲学校在籍)やはるばる北陸地方から参戦してくれた弱視の高校生、ライブに参加するのは初めて!というご家族の方々等、様々な方にご参加いただきました。

なかでも人生初ライブという中学生が2名いたのですが、二人とも大興奮!
学校の社会科見学なみに会場の配置図等について事前学習をしてきているほどで、その意気込みはとても熱いものでした。

今回、我々をご招待してくださったコニカミノルタでは、unBORDEというレーベル主催のイベントと組んで、立体コピーを用いたライブチケットを作ったり、ライブ来場者へのお土産として出演アーティストの手形とサインを立体コピーで作成したりと、立体コピーというものをもっと世の中の人に知ってもらおう!という活動をされていました。

なので、視覚障がいのある私たちもいつものライブの二倍は楽しむことができました。
ちなみに、私のお土産の中にはチームしゃちほこの手形が入っていましたよ☆
このようなアーティストの手形が来場者全員のお土産に入っていました。



また、これとは別に会場内には様々な体験ブースが設置されていました。
コニカミノルタの企業ブースにはもちろん立体コピー機が!!
ここでは自分の手形と手書き文字を書いた紙を立体コピーにしてもらえるというものでした。
私もやってみました☆
立体コピーに使われているカプセルペーパーはとても高級品なので、こんな遊び感覚で紙を使ったことはもちろんないのでとても嬉しいお土産になりました!!

以下、二枚の写真は体験ブースに並んでいるときの様子です。
まず、スタッフさんが手にインクをぬり、紙に手をスタンプします。
また、その紙にサインペンでメッセージ等を書き込んで、あとは立体コピー機へ。




出来上がった私の手形です☆
「ご夫婦でどうぞ」とすすめられたので二人の手形になりました。



参加者の皆さんからは、
・ライブ会場までの誘導、座席までの案内をしてもらえたのでとても安心して参加することができた
・チケットが触れて嬉しい
・やっぱり、ライブは最高ですね、また、来年も参加したいです!
などなど、喜びの声が続々と届きました。

以前、このブログでもライブについて紹介したことがありますが、
ライブやコンサート等、音で楽しめるものは視覚障がい者も一緒に楽しむことができるものです。
ところが、ライブ会場までのアクセスや会場内での移動に不安があり、いってみたいけど、なかなか行けないでいるという人も多いです。

今回、ひょんなつながりからviwaにお声がけをいただき、新しい世界を知るきっかけをくださったコニカミノルタの皆さまをはじめ、関係者の皆さまに厚く御礼を申し上げます。
当日はたくさんのスタッフの方にサポートしていただき、本当に助かりました。また、このような機会がありましたら、ぜひ、一緒にできればと思います。

viwa 奈良里紗

広瀬浩二郎さん講演会 「風を観るーーユニバーサル・ミュージアムと観光・まちづくり」のご案内

こんにちは。
viwaの優希です。

今回は以下のような講演会をご案内いたします。

以下案内文です↓

広瀬浩二郎さん講演会
 「風を観るーーユニバーサル・ミュージアムと観光・まちづくり」
※手話通訳/簡易磁気ループ有
  つくば市民大学講座案内
  http://tsukuba-cu.net/course_event/2015/02/post-597.html

近年、観光のユニバーサルデザイン、五感で味わうまちあるきが注目されています。
今回は全盲の文化人類学者で、自称「座頭市流フィールドワーカー」の広瀬浩二郎さんに、視覚以外の感覚で楽しむまちあるきについて講演していただきます。

【講演者からのメッセージ】
盲学校で会得した単独歩行の極意。大学の居合道部で経験した「見えないもの」を想像・創造する豊かな可能性。そして「ユニバーサル・ミュージアム」(誰もが楽しめる博物館)をめざす現在の活動。「視覚を使えない」障害を「視覚を使わない」自由に変換するためには、どうすればいいのか。そんなエキサイティングな研究と実践を続けてきたのが僕の半生です。
今回の講座では、「視覚を使わない」宗教・芸能者として活躍した琵琶法師や瞽女の旅の歴史、および僕自身の米国・シカゴでの在外研究時の「まちあるき」のエピソードなどを紹介しつつ、「身体でみる異文化」の魅力についてお話します。音で伝え、色を創り、心に触れる。聴いて、感じて、触発される講座になれば幸いです。

日 時 2月14日(土)14:00~16:30(13:30開場)

会 場
つくば市民大学 つくば市東新井15-2 ろうきんつくばビル5階
http://tsukuba-cu.net/index.html

アクセス
TXつくば駅より徒歩約10分・つくばバスセンターより徒歩約8分
http://tsukuba-cu.net/access.html

定 員 30名(申し込み順)

受講料 500円

問い合わせ・申込み
つくばバリアフリー学習会・北村 tsukubabf@gmail.com
・件名:「2月14日広瀬浩二郎さん講演会参加希望」
・本文:①お名前
      ②連絡先(メールアドレス)
      ③手話通訳/簡易磁気ループ利用の有無 
※駅からのガイドが必要な方は申込み時にご相談下さい。

【講演者プロフィール】
広瀬浩二郎(ひろせ・こうじろう)
  1967年、東京都生まれ。13歳の時に失明。筑波大学附属盲学校から京都大学に進学。2000年、同大学院にて文学博士号取得。専門は日本宗教史、触文化論。01年より国立民族学博物館に勤務。現在は民族文化研究部・准教授。「ユニバーサル・ミュージアム」(誰もが楽しめる博物館)の実践的研究に取り組み、“さわる”をテーマとする各種イベントを全国で企画・実施している。
主な著書に『さわる文化への招待』(世界思想社)、『さわっておどろく!』(岩波ジュニア新書)、『さわって楽しむ博物館』(青弓社)、『世界をさわる』(文理閣)などがある。

つくばバリアフリー学習会とは…
多様な人と「‘ともに‘の場を‘ともに‘つくる」活動をしています。
つくばバリアフリー学習会これまでの活動
→こちらhttp://barrierfreemeetingintsukuba.blogspot.com/

情報は以上です・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【イベント情報】一緒にディズニーシーにいきませんか?

皆さま

こんにちは。viwaの奈良里紗です。
今年の冬は特に寒さが厳しいように感じますが、皆さま、おかわりないでしょうか。

さて、今回は私が所属するNPOが主催するディズニーイベントのご案内です。
今年で8回目になりますが、毎年、様々な方に参加いただいています。
去年は最年少参加者として中学生の兄弟(ひとりが視覚障がいのお子さん)が
いらっしゃいました。
初対面の参加者同志だったのですが、すぐに打ち解けて一日中隠れミッキーを探す旅をしていたんだとか。
初めての方でも参加しやすいイベントです。
また、視覚障がい者だけではなく、聴覚障がいや運動障がい等、ほかの障がいのある方も参加されます。
普段、なかなか触れ合うことのない別の障がいのある方とのふれあいは、新たな気づきになると思います。
普段から、なかなか人と交流することが苦手な方や余暇を十分に楽しめていない方、
純粋にディズニーが大好きな方、ぜひ、参加してみてください。

今年は私含め、スタッフ総出でディズニーに隠されたバッググラウンドストーリーをめぐる旅を計画しています。
大人の遠足気分でも参加できますよ☆


以下、詳細です。

■□■転送・転載大歓迎■□■

~ 参加者募集 ~

 

皆さまはディズニーシーに無数に存在する裏話をご存知でしょうか?

ディズニーリゾートにはエリア、ショップ、アトラクションに背景となるお話(バックグラウンドストーリー)が垣間見えるポイントがたくさん存在します!

今回は、そのバックグラウンドストーリーを辿りながら楽しめるイベントをご用意しました。

ディズニーシーを探検し、奥深いバックグラウンドストーリーの世界を体験してみませんか?

他にもグループで楽しく交流できる企画や、パーク内イベント後の交流会などもご用意しております。

興味のある方は下記詳細をご覧ください。

 

*第8回ディズニーシーイベント「バックグラウンドアドベンチャー in TDS」*

主催:NPO法人 Inclusive Fellowship Promotion

日時:201537()

場所:東京ディズニーシー

定員:30

参加費:一般10,000 学生8,000(チケット代・交流会費・イベント保険料等含む)

申込み:下記よりお申し込みください

    PC http://www.team-ifp.com/form/tds2015_entry.php

    携帯用 http://www.team-ifp.com/form/tds2015_entry_mobile.php

締切:2015225()

◆何かご不明な点がございましたら、こちら(info@team-ifp.com) までご連絡ください

 

当日のスケジュール

930 受付開始
10
00 開会式・オリエンテーション
10:10
17:00 バックグラウンドアドベンチャー(パーク内でグループにわかれて
レクリエーション)
17:00
19:00 立食パーティ(交流会)
19:30
 舞浜解散

 

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

 

他の障害種の方との出会い~新たな気づき~

皆さま

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

今回はほかの障害種の方との出会い、交流について、
私が経験したことをご紹介したいと思います。

私が初めて視覚障がい者以外の障害者に出会ったのは、大学一年生のときでした。
大学入学と同時に大学のしゅクシャに入り、一人暮らしをはじめたときのことでした。

同じ宿舎に同じ学部に入学する聴覚障害の女の子がいました。

宿舎に引越しをして初めて出会った人であったこともあり、
その子に聴覚障がいがあるということよりも、純粋に
仲良くなりたいなぁと思って、その子の部屋に遊びにいってみました。

その頃、特に障害についての知識もなかった私は
「どうやって話せばいい?聞こえる?」などときいて、
手話を使うでもなく、筆談をするでもなく彼女が聞こえていそうだったのでいろいろと話しをしたような気がします。

一人暮らしをはじめたばかりの私たちは何かと物入りで、まだ、慣れないつくばの町を歩いて色々と買い物をしていました。

冷蔵庫を買いに電気屋さんへと歩いいていくと、
「前から人がきたよ」と彼女が教えてくれて人を避け、
チリンチリンという自転車の音で「自転車がくるよ」と私が彼女に伝えて自転車をよける。

そんなやり取りの中でふと気づいたことがありました。
私は視覚障害、彼女は聴覚障害があるから、お互いに足りないところを補いあっていくことで二人でひとりになれるのではないか・・・と。

例えば、レストランでランチをするとき、
「何名様ですか?」という店員さんからの声かけには私が
答え、
メニューを見るのは彼女にお願いする。

視覚障害の人と聴覚障害の人の不便さはお互いに真反対のところにあるので、お互いを助け合うことで不便さを感じずにいられるのです。

また、障がいのない友達と一緒にいると常に自分ばかりが助けられている感覚に陥ることがありますが、彼女とだとお互いにお互いができないことを助け合えるので、気負うこともなく付き合えたのです。

一方、こんなこともありました。
先日、このブログでもご案内しましたディズニーイベントを企画しているNPO法人IFPでの活動のときです。

IFPには視覚障がい者に特価した活動ではなく、それこそ、聴覚障がい、運動障がい、発達障がいや精神障がいのある人など、様々なかたが参加されたり、スタッフとして活動していたりします。

電動車椅子を使っているスタッフとディズニーイベントで同じグループになったことがありました。
彼は車椅子を使っていますが、目は見えます。
私は彼の車椅子のグリップにつかまり、「センター・オブ・ジ・アースまで連れていって」とお願いをします。
混雑したディズニーシーを視覚障害者が人にぶつからないように歩くのは大変です。
でも、彼の車椅子につかまっていれば、周囲の人は車椅子をよけて歩いてくれるのです。
また、彼は目が見えるので道案内にも一役かってくれます。
しかも、車椅子のグリップを触っていると地面の状態も触覚的に伝わってきますし、何より彼と歩いている間は段差を気にせずに歩けるのです。

私が電動車椅子につかまって歩くことで、歩くペースは彼のペースにあわせることができます。
また、彼は歩きやすい道を自分で選んで電動車椅子を運転することができるのです。

IFPでイベントを開催すると、なかには自分は視覚障害者だから聴覚障害者と話すことはできないと思い込んでいる人がいます。もちろん、逆もしかりです。

こういう場面をみると、心のバリアって健常者が障害者に抱くだけではなく、
障害者が別の障害種の人に抱くこともあるのだなぁと思います。

自分が障害者と呼ばれることで、自分が障害者の中心にいるようなそんな錯覚を覚えることもあるかもしれません。
確かに、健常者ほどは多くないですが、障害者だって色々な人がいます。

私は自分以外の障害種の人との交流を通じて、様々なことを学びましたし、気づくこともできました。
さ遺書に紹介した聴覚障害の彼女も、後半に紹介sいた電動車椅子の彼も、障がいとは全く関係なく私にとってはとても大切なかけがえのない友達です。

ぜひ、このブログを読んでくださっているみなさんも視覚障害者
だけではなく、様々な障がいのある人との交流の機会ももってもらえたらなと思います。

viwa 奈良里紗