2014年12月21日日曜日

結婚式でのスピーチ 視覚障がい者は意外とむいているかも?

皆さま

こんにちは。viwaの奈良里紗です。
師走に入り、毎年のこtおではありますが、忙しい日々がやって参りました。
皆さま、おかわりなくおすごしでしょうか。
今年はインフルエンザの流行も早いようなので気をつけて過ごしてくださいね!

さて、先日、友人の結婚式に出席して参りました。
ちょうど、20代後半は結婚ラッシュでこのような場にお招きいただくことも増えて参りました。
今回は親友の結婚式ということもあり、私もとても嬉しい一日でした。

また、今回は初めて友人代表のスピーチをお願いされました。
最初は気軽な気持ちで引き受けましたが、よくよく考えてみると、スピーチの文面は色々と考えておかないといけないなぁと思い、早速、インターネットで色々と調べてみました。

スピーチにおけるマナーもさることながら、私たち視覚障がい者、というよりかは弱視の人が困ってしまうのは、スピーチの文面を当日読むことはできないということです。


ほかの人のスピーチをみていると、手紙のようにしてあらかじめ買い手きたものを読む人もいれば、途中で忘れてしまったときのためにカンニングペーパーを用意している人も見受けられます。

しかし、結婚式という場で、目を紙に近づけて原稿を読むというのは、わたシはしたくないと思いました。


自分の結婚式の花嫁の手紙のときには、それでも手紙の朗読にこだわり、ipadにデータを入れたのですが、今回はスピーチなので、原稿を暗記することにしました。

といっても、原稿を暗記するという作業は何もこれが初めての経験ではありません。

大学に入ってからは、人前で発表するという機会が高校時代に比べて結構増えます。
発表をするのに、自分のペースで原稿を読んでいると、周囲の人には何をいっているのか理解ができないほど遅い読み上げになってしまいます。
ですから、発表内容は暗記するというのはこの頃から当たり前のようにやっていました。

なので、今回のスピーチを暗記するというのも大して時間がかかる作業ではなかったのです。

そして、当日、たまたまその日にスピーチをした人たちがそうだったのでしょうが・・・
「実は原稿を忘れてきてしまい、さっきから、必死でスマホに打ち直しているところです」等の断りが入ってからスピーチが始まりました。

私は原稿を頭の中に入れてきたので、忘れてしまうこともありません!

こういうときは、日々、視覚に頼って生活している人より、私たちのような視覚障害者のほうが有利だったりするのかもしれませんね。笑

スピーチはどうだったかって?
やっぱり、たいせうな友達の結婚式、自分の結婚式よりも嬉しくて泣いてしまいました。
スピーチはなんとかこらえて、はっきりしゃべるように心がけましたよ。

みなさんも日々見えない、見えづらいことで、原稿を暗記しなければならないこと多いと思います。
時間的に余裕がないときには、「なんで自分だけこんなに苦労しなければならないんだ!」と思うこともあると思います。
でも、今、そうやって覚えたことはあとになって「あのときこうしていたから、今、楽にできるんだなぁ」と感じられるときがくると思います。

ということで、スピーチ体験談でした。

viwa 奈良里紗

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