2014年5月3日土曜日

【DAISY】【シンポジウム】,外国にルーツをもつ子どもとデジタル教科書のあり方を考える,~ICTを活用した学習支援と教育保障~のご案内

こんにちは。
viwaの優希です。

今回は以下のようなイベントをご案内いたします。

以下案内文です↓

【DAISY】【シンポジウム】
外国にルーツをもつ子どもとデジタル教科書のあり方を考える
~ICTを活用した学習支援と教育保障~下記のように、シンポジウムを開催いたします。奮って、ご参加ください。


【開催趣旨】
 2009年1月施行の改正国籍法を経て、外国にルーツをもち日本で生きる子どもたち、とりわけ学習のための日本語に困難を 抱える子どもたちの数は、日本国籍・外国籍を問わず増え続けています。2014年度から日本語を「特別の教育課程」として指導できること になりましたが、その指導を可能にするリソース(人・時間・財政)の不足は切実です。適切な学びと進学の機会を得られないまま成長し社会 に出ることは、本人にとっても人口減少期を迎える日本社会にとっても大きな損失です。社会には多種多様な困りを抱える子どもたちがいます。視覚や読みの困難については、関係者の運動と尽力により、誰もが「読 める」教科書(マルチメディアDAISY版の教科書)が提供されています。外国ルーツの子どもたちの困難についてはどうでしょうか?
いま、学校でのタブレット端末の導入、教科書のデジタル化の流れが急速に進み、公立学校でのデジタル教科書全面導入も視野 に入っています。子どもたちが「障害その他の特性の有無にかかわらず」(教科書バリアフリー法第一条)十分な教育の機会を得られるような デジタル教科書規格が実現するためには、学校の内外で外国ルーツの子どもに関わる人々も積極的に議論に参加する必要があると考えます。
教科書に限らずいろいろな教材や支援ツールとしての電子書籍技術について、著作権法の考え方や議論の経緯について、既に制 作が進められているデジタル教科書について、各分野の専門家からのお話を受けて、政策提言に向けた一歩としたいと思います。


【シンポジウム概要】
2014年5月10日(土) 14:00~17:00(13:30受付開始)
キャンパスプラザ京都(大学コンソーシアム京都)2Fホール
近鉄「京都」駅、JR「京都」駅(烏丸(からすま)中央口)徒歩5分
参加費無料
申込み samakabatangpinoy@gmail.com お名前、御所属と共にメールでお申込 みください。(当 日受付もいたしますが、会場の都合上、御着席いただけるのは先着80名となりますことを御了承ください。なるべくメールでの事前申し込みをお願いいたします。)
共催:トヨタ財団国際助成プログラム
フィリピン系のこどもたちの未来を切り拓くグローカルな教育支援モデルの構築」立命館大学人間科学研究所私立大学戦略的研究基盤形成支援事業
「インクルーシブ社会に向けた支援の<学=実>連環型研究―対人支援における大学と社会実践の連携」
立命館グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO)研究プログラム
「電子書籍普及に伴う読書アクセシビリティの総合的研究」(IRIS)
後援:京都府国際センター(予定)


【プログラム】
14:00~14:10 趣旨説明
14:10~14:50
第一部 定住ニューカマーの子どもたちと学校をめぐる最新の動向
報告者 内田晴子(立命館大学人間科学研究所客員協力研究員・トヨタ財団国際
助成プログラム企画代表者)
原めぐみ(大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程・トヨタ財団国際助成プ
ログラム企画参加者)
14:50~15:00 休憩
15:00~17:00
第二部パネルディスカッション
「外国にルーツをもつ子どもとデジタル教科書のあり方を考える」
「問題提起」
小澤 亘(立命館大学産業社会学部教授、立命館大学DAISY研究会代表)
「著作権法37条について図書館ガイドライン作成の経緯から」
常世田良(立命館大学文学部教授)
「DAISY版教科書提供の現状と課題」
久保田文(日本ライトハウス情報文化センター製作部長)
「デジタル教科書の現状と将来」
川瀬 徹(東京書籍株式会社ICT事業本部営業部長)
コメンテイター
石川 准(静岡県立大学国際関係学部教授)
河村 宏(NPO法人支援技術開発機構(ATDO)副理事長・元DAISYコンソーシアム会長)
質疑応答

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