皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
本日、第3回パパママ会を開催しました。
今回はひと家族の参加でした。
とても元気で明るい小学生のお子さんととても優しいお母さん、素敵なご家族の参加
でした。
小学生ということで、やっぱり、気になるのは中学進学のお話。
学校選びはどの年齢でも悩みの種ですよね。
算数の計算のように、1+1=2というような答えが決まっているものではないので
、とても難しい問題ですよね。
viwaのスタッフもよく「通常校と特別支援学校どっちがよいのでしょうか」と聞かれ
ることがあります。
そんなとき、私たちはいつも「どっちが絶対によいということはなく、お子さんの状
態にあった学校を選ぶのが一番ですよね。どっちの学校をとってもメリット・デメリ
ットはあると思いますので、情報収集をしたうえでそれを見極めていく必要がありま
すよね。」とお答えしています。
一般的には、通常校だと小学校からもちあがりで友達と一緒に勉強できるけど、支援
はあまり受けられない、通学距離が短い等があります。
一方、視覚特別支援学校であれば、同じ障がいのある同級生とともに学ぶことがで
きたり、個別的な指導を受けられるけど、通学距離が遠かったり、障がいのない地域
の友達との関係性作りは難しくなったりします。
このように字面だけをみるとどっちもどっちだなぁと感じるかもしれませんが、実際
に、両方の中学に足を運んで見学をすることで実感としてどちらのほうがうちの子に
はむいていそうだなということを感じられると思います。
また、関東圏の方は中学進学にもう一つ進学先が加わります。
それは筑波大学付属視覚特別支援学校です。
地元の視覚特別支援学校にいかせるか、あるいは、筑波附属にするか・・・。
地元の視覚特別支援学校にしろ、筑波附属にしろ、やはり、印象は人それぞれで保護
者によって評価は違います。
地元の視覚特別支援学校に対して、
「ほとんどマンツーマンで指導を受けられるからよいよ」と評価する人もいれば、
「重複の子が多くて、ちゃんと教科指導を受けられるか微妙なかんじだった」と評価
される方もいます。
筑波附属についても同様で、
「レベルが高すぎて大変」という人もいれば、
「集団指導が受けられてとてものびのび学習ができる」と感じておられる方もいます
。
何をお伝えしたいかというと、様々な情報収集を行う中で、偏った方の意見、情報だ
けを聞かずに、様々な人からお話を聞いたり、実際に学校へ足を運んで、ご自身がど
う感じられるのか、あるいは、お子さん自身はどう感じられるのかを、ここを怠らず
に行ってほしいということです。
当然、どの学校にいっても人がかわれば上述のように印象は異なってきます。
一つの情報としてとらえる程度ならかまわないのですが、それをうのみにするのはあ
まりにも危険です。
ぜひ、お子さんも保護者のみなさんも安心して、納得して進学できる学校を見つけて
くださいね。
最期に、本日でた話題からちょっとだけ情報提供です。
各視覚特別支援学校では、「教育相談」というものを行っています。
こは、地域で学ぶ視覚障がい児童生徒にむけた相談活動です。
学校によって色々とシステムはあると思うのですが、基本的にどの学校も一年間を通
していつの時期に相談をしても大丈夫です。
なので、「学校見学をしたい」や「進路先の候補としてちょっとお話を聞きたい」と
いうことがありましたら、各視覚特別支援学校まで問い合わせてみてください。
意外と、いつのタイミングでどんなふうに視覚特別支援学校に連絡をすれば学校見学
等ができるのかを知らないという方も多いようでしたので、情報提供までに書いてお
きました。
今回は1家族のみの参加だったのですが、とても元気なお子さんの参加で一人で5人
分ぐらいのエネルギーを感じました。
また、お母さんともゆっくりじっくりお話をすることができ、少しは悩みの種をほぐ
すことができたのではないかなと思っています。
また、次回、日程が決まりましたらご案内しますので、ぜひ、ご都合のつく方は気軽
にいらしてくださいね!
viwa 奈良里紗
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