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2013年12月15日日曜日

文字をかく工夫を考えてみました


 皆様、こんにちは。酒井です。もうすぐクリスマスですね。そして、とうとう今年最後のメルマガが、12/15配信のようです。
 

 今回は、私にしては珍しくPCを使ったテーマです。初歩的なことしか書く事ができずお恥ずかしい限りですが、テーマは『スキャナーとワード』です。

 今まで、レポートとviwaブログ記事とメール以外、手書きで字を書いてきた私。前々から気付いていましたが、私の字は「時間をかけ目や神経も使い綺麗に書けた」と思ったものをルーペなどで拡大してみると非常に汚い、そんな字なのです。つい先日、ほとぼと自分の手書きの字の汚さ、時間のかけようにうんざりしまして・・・

 どうしても手書きではいけないもの以外、「時間をかけず綺麗な字」を紙にかくにはどうしたらよいか考えました。

 考えた結果、スキャナーで紙の文書をPCに取り込んで「読取革命Lite」というソフトを使い自分でワードのように文章を打つという方法をまずやってみようと思いました。スキャナーで読み取ったものは、文字化けしていたりレイアウトが少々崩れていたりしているので、自分で修正しなくてはいけませんが、ある程度の分量の文字を書かなければいけないなら手書きより時間もかからずパソコンの字なので字も綺麗でレイアウトもいくらでも変えられるので、試してみようと思います。←ちなみにまだ実践していません・・・

 ※読取革命Liteamazonでも買えるみたいです。URLを記載しておきます。以下、「amazon」「読取革命Lite」 URLです。

http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Da

 

 それでは、今回はここで以上になります。

 私の拙い記事にも、少しでも目を通してくださりありがとうございました。今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2013年12月11日水曜日

Android端末のアクセシビリティ

こんにちは

viwaのyujiです。
先日スマートフォンに機種変しました。
viwaのスタッフの方々はiphoneユーザーがほとんどで、視覚障がいのコミュニティの中でもiphoneの便利さやアクセシビリティは有名かと思います。
しかし、最近のAndroid搭載端末(Galaxy、Xperia、Arrows、Aquosなど)も便利になってきました。

まず、Androidにした理由の一つに画面の大きさがあります。
障害者手帳とスマホを並べた写真
 
iphone5よりひと周りかふた周り本体が大きいです。画面サイズもそれにともなって大きいのが最近は増えてきました。
そして、、まず設定したことが見やすい時計です。
パソコン作業が多くなると腕時計がしづらく、置時計などは持ち歩くのが不便だったので携帯で時間を確認したかったので大きい時計を入れました。
スマホ画面のスクリーンショット
 
ここまで時計が大きいと携帯をぱっと取り出して時間が確認できるので便利になりました。
ちなみに、中央上の40という数字はバッテリー残量です。
今までの携帯だとバッテリー残量が確認しずらく、充電忘れってことが多々あったので見やすいものを探しました。
(アプリ名を一応書いておきます:DIGI時計ウィジェット、Circle Battery)
 
さて、本題ですが、Androidバージョン4.2から標準でIOSと同じような拡大機能が搭載されました。
設定方法は、「設定→ユーザー補助→拡大操作」をONにした後、一本指でトリプルタップで拡大モードになります。IOSでは、3本指でダブルタップでしたね。
また、拡大時にピンチイン、ピンチアウトで倍率調整、
日本指でスワイプで拡大部分の移動ができます。
これが結構な拡大率になります。試しに上の写真の左下の「ドコモ電話帳」部分を拡大してみます。
拡大機能利用時のスクリーンショット
 
また、1本指でトリプルタップ後長尾氏で画面一時拡大モードになります。指を離すと拡大機能が戻るモードです。
画面拡大機能のON、OFFを毎回やる必要がなく便利です。(実はさっき知りました^^;)
 
IOSの拡大機能との一番の違いはキーボード部分の拡大がしないことでhそう。(設定でできるかも知れませんので、できるよって人がいたら教えてください)
拡大機能利用時のスクリーンショットその2

 
このようにキーボード部分は拡大しないようです。
変換がやや面倒な印象ですが、慣れると問題はないです。
 
ただ、Androidの拡大機能の欠点と言えば、タップ連打があるゲームなどでは拡大機能とみなされて誤操作がおこるかも知れないということでうsね(笑)
 
他にも、VoiceOverと似たような機能(日本語版はアプリインストールが必要(無料が多い))のTalkBackや
タッチ操作を振動で知らせる「KickBack」など色々なアプリがあります。
 
最近のAndroid端末は画面が大きく、iphoneよりもバッテリーが長持ちするということを売りにしています。
我々ユーザーにとっては選択肢が多いことは良いことだと思います。
できることが多いスマートフォンですが、こんな便利な使い方があるよ!などの情報共有ができたら良いですね。
 
 

 
 
 
 


2013年12月1日日曜日

「デイジー教科書を使ってみよう!」活用研修会のご案内

こんにちは。
viwaの優希です。

今回は以下のような研修会をご案内いたします
以下案内文です↓

◆「デイジー教科書を使ってみよう!」活用研修会のご案内

平成24年に行なわれた文部科学省の「通常の学級に在籍する発達障害の
可能性のある特別な教育支援を必要とする児童生徒に関する調査結果」
によれば、知的発達に遅れはないものの「読む」または「書く」ことに
困難を示す推定値が全体の2.4パーセントにのぼると報告されています。

日本障害者リハビリテーション協会は、青森で活動している
「あおもりDAISY研究会」を始め、全国にあるデイジー教科書製作団体17団体と
協力して、読むことに困難がある児童・生徒を対象に、デイジー教科書の
製作、提供を行なっており、そのデイジー教科書の有効性については、
先生や保護者、そして教育関係者からも注目されるようになってきました。

今回、デイジー教科書製作の協力団体である「あおもりDAISY研究会」
拠点青森市で、デイジー教科書を普及、促進を図るため体験会および
事例報告を兼ねた研修会を開催します。

日時:2013年12月1日(日)13:00~16:00
場所:青森県観光物産館アスパム 4階 奥入瀬
   青森県青森市安方一丁目1番40号
   http://www.aomori-kanko.or.jp/access/
参加費:無料
主催:(公財)日本障害者リハビリテーション協会
共催:あおもりDAISY研究会
助成:独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業

プログラム
開場:12時45分

13:00~13:40 デイジー教科書とは?
             (日本障害者リハビリテーション協会 吉広 賢史)

13:40~14:20 事例報告
              (弘前市立大成小学校 LD,ADHD通級教室教諭 西澤 東)

14:20~15:20 体験会

15:20~15:40 デイジー教科書の製作にあたって
              (あおもりDAISY研究会 神山 博)

15:40~16:00 まとめ・質疑応答

お申し込み
活用事例研修会に参加ご希望の方は、メールまたはFAXにて
お申し込みください。

メールの方は、1)お名前 2)住所 3)電話番号 4)メールアドレス 5)ご所属
を明記の上 daisy_c@dinf.ne.jp 担当:吉広・長田までお申し込みください。

FAXの方は、以下のサイトより、Wordをプリントアウトしてご使用ください。
http://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/news/131201_seminer.html


ご案内は以上です。

以上、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


■お問合せ■

公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
郵便番号162-0052 東京都新宿区戸山1丁目22番1号
電話:03-5273-0796 FAX:03-5273-0615
http://www.jsrpd.jp/

【毎日クリックでご支援いただけます】
毎日クリックして計20,000ポイント貯めると、支援金が
日本障害者リハビリテーション協会に届けられます。
ぜひよろしくお願いします!
http://bit.ly/1hyTfhr

「ロービジョンサポートフェア in 姫路」 開催のご案内

こんにちは。
viwaの優希です。

今回は以下のようなイベントをご案内いたします。

以下案内文です↓

神戸アイライト協会の和田です。
12月15日(日曜)開催 ロービジョンサポートフェアの案内を
再送させていただきます。アイネット様にもご参加いただける
ことになりました。医療相談、年金相談とも、まだ空きがあります。
この機会に是非お問合せください。

兵庫県姫路市において初めての開催になります。
福祉機器の展示や便利グッズの紹介、ミニ講座、
音声パソコンの体験コーナー、相談コーナーなど
盛り沢山の内容で開催いたします。
転送歓迎です。よろしくお願いいたします。
重複して受信された方、ご容赦ください。
以下、ご案内です。

「ロービジョンサポートフェア in 姫路」 開催のご案内

主催 特定非営利活動法人 神戸アイライト協会
後援 姫路市、兵庫県眼科医会、福永眼科医院
    姫路市視覚障害者福祉協会、しらさぎアイアイ会
    中山視覚障害者福祉財団

目が見えにくくなると、歩行、文字や映像からの情報入手、
日常生活を送る上で困ることが数多くあります。
日常生活のちょっとした工夫や福祉機器、便利グッズなどを
紹介するイベントを開催し、皆様の普段の生活に役立つ方法や
情報をお伝えしたいと思います。
皆様ぜひ、お気軽にご来場ください。

日時 : 平成25年12月15日(日曜)12時から16時
会場 : 姫路・西はりま地場産業センター
    「じばさんびる」9階・6階
    ( 兵庫県姫路市南駅前町123番 )
【アクセス】 JR姫路駅南口よりスグ

入場無料

【展示・体験・相談会場は9階です】
1.福祉機器展示・グッズ紹介(一部販売)
日常生活のQOLを高める便利な機器やグッズを
この機会に実際に触ってお試しください

出展予定…
タイムズコーポレーション(拡大読書器、ルーペ)
河野医科器械(拡大読書器:日本テレソフト・インサイト・西澤電機)
アステム(テレビが聞けるラジオ)
東海光学(遮光眼鏡)
アイネット(よみあげ拡大読書器)
神戸アイライト協会(便利グッズ、音声時計)

2.音声パソコン体験コーナー
メールやインターネットに文章作成などなど
パソコンを使えば様々な情報や出会いと繋がります。
画面が見えなくても音声で読み上げるソフトを使用した
パソコン操作の体験を通して世界を拡げてみませんか?

3.相談コーナー
見えない、見えにくいことでお困りの方、ご家族、ご支援者の方、
どなたでも まずはお気軽にご相談ください。専門相談員が
お話をうかがいます。
ちょっとした工夫や見方を変えることで、不安や困難が
ずいぶんと解消されます。
姫路の見えにくい・見えない人たちの会「しらさぎアイアイ会」の
皆様にもご協力いただきます。

4.個別医療相談、障害年金相談 【要予約】
眼科医による個別の医療相談と社会保険労務士による
障害年金相談については事前予約でおこないます。
◎眼科医による個別医療相談 事前予約制 2名
◎障害年金相談 辰巳周平氏(社会保険労務士) 事前予約制 4名

【ミニ講座は6階の601会議室です】
ミニ講座
 13時から13時30分
 「緑内障と日常生活」 眼科医 福永健作 氏 (福永眼科医院)
 14時から14時30分
 「杖に頼る歩行と目を活用する歩行」 森 一成 (神戸アイライト協会 歩行訓練士)


☆お問い合わせ、お申込みは神戸アイライト協会までお電話ください☆

バッグの中身の整理整頓の工夫


皆様、こんにちは。酒井です。

 今回は「かばんの中をすっきりと」をテーマに書いていきます。

 私は、どうしても鞄の中の荷物が多くなってしまうので、鞄からものを取り出しやすいように、

1.    使用用途や使用頻度ごとに分別

2.    同じ分類で一つにまとめる

3.    まとまりごとにポーチに入れる

上記のような手順で、鞄に荷物を入れています。例えば、「単眼鏡、ルーペ、学生証、USB」←授業で使う「鍵、携帯」「ティッシュ、ハンカチ」、などのまとまりで分けています。

 

 下の二つの画像は、荷物を分類ごとにまとめてポーチに入れている様子を撮影した画像です。
 
 

 

上の画像は、ハンカチとティッシュをまとめてポーチに入れている様子の画像です。
 
 

 

 

上の画像は、単眼鏡とルーペ、学生証をまとめてポーチに入れている様子の画像です。

_______________________________________

 

さらに「バックインバック」を使うと、鞄の中が よりすっきりすると思います。

(バックインバック:鞄から鞄に荷物を詰め替える時に便利。仕切りが多めの小さい手提げかばんのようなもの。)

 また、ポーチの素材や色で分けたり、鞄のどこに仕舞うか決めたりしておけば、鞄の中を見なくても取り出しやすくなります。たとえば、「ティッシュ、ハンカチ」は鞄の外側についているポケットに入れたり、鞄が膨れて見えないようにポーチとポーチで隙間を作らないようにしたりします。

 

 皆様は、どのように鞄の中に荷物を入れていますか?

 

これからの季節、コートやマフラーなど益々荷物が増えていきますが、工夫してスマートに鞄を持ち歩きたいものです。

 

 

 

弱視難聴の花嫁 式場見学編

皆さま

こんにちは。viwaの奈良里紗です。
今年も残すところあと1ヶ月をきりました。
皆さま、クリスマスや年末年始の計画はたちましたか?

さて、弱視難聴の花嫁シリーズ、色々な方から
「参考になった!」
と感想をいただき、大変嬉しく、私の経験が少しでも役に立つなら・・・と思って書いているところです。

ちょうど昨年の今頃、式場を決定した時期でした。
さて今回は、実際に式場見学に行った際のことを書きます。

ポイントその1 障がいについて伝える

まず、式場に行くとどこでも問診票?みたいなものに記入を求められます。
友人と行ったときもあったのですが、私は最初に、
「視力があまりよくなくて、書くことができないので読んでもらいながらやってもらえますか?」
とお願いするようにしていました。

式場見学ってどのくらい時間がかかるか知っていますか?
だいたい1件につき、90分~120分程度の時間はとる必要があるんです。

その中で、最初から友達に代筆をしてもらったりしていたら、もっと、時間がかかってしまうのと、プランナーさんには最初から自分のことを知った上で、対応をしてもらいたいと思っていたので、この時点で目が悪いということを伝えています。


ポイントその2 説明は聞くだけではわからない!から質問を

まぁ、プランナーさんにとっても、きっと視覚障がい者のお客様は初めてなので、最初に伝えたところで、その後、上手に対応できるとは限りません。

だいたいパンフレット等の資料を見せながら、説明をしてくれますが、聞いているだけではわからないこともあります。
そういう時はその都度、質問をします。

例えば、結婚式ではとても重要なお料理の説明の時に、
「お料理については、こちらの4コースからお選びいただくことができます。多くのお客様がこちらのコースを選んでいらっしゃいます」
・・・・。

これではわからないので、すかさず質問!
「料理の4コースはどんな内容か説明してもらえますか?」
「一番人気なのは、このコースですか?」
「ちなみに、お値段はどのくらいですか?」
等です。
見ればすぐわかる情報なのですが、どれも聞いているだけでは情報不足なので、こうやって質問をすることで情報不足を補うようにしましょう。


ポイントその3 見学タイム

だいたいの説明を受けると早速、チャペルやバンケットの見学に入ります。
ここで私が気をつけたことは、
チャペルではだいたい段差があるのでそれが見えるか?(白を基調としているのですこぶるコントラストは悪いですが、当日をイメージして大丈夫かな?って思いながら見ていました。)
明るさの調整ができるか(私は大丈夫なのですが、新郎が眩しいのがNGだったので、白を基調としている上に眩しいとOUTなので、明るさ調整は重要なポイントでした。)
バリアフリーか(車椅子の方の列席があったので、車椅子でも入れるかどうか)

全体的には、お手洗いに車椅子ユーザーが使えるものがあるかどうか
おむつをかえるスペースはあるかどうか(自分も含めて子連れの方もいたので)
親族控え室がしっかりあるかどうか
チャペルやバンケットの移動が楽かどうか(ご高齢の方のためにできるだけ移動が少なくすむように)
などなど、色々と列席者の顔を思い浮かべながら、見学をすることが大事なのかなと思います。

まぁ、細かい部分は見えないので、私は雰囲気に一目惚れ~みたいなのはなかったです。
特に、ウェディングドレスで歩くのは普段と違って大変なので、階段はできるだけ使わないものの方が楽だと思います。

私がいいなぁ~って思ったアトリウム挙式は、めちゃくちゃ螺旋階段を歩かないといけなかったので、それで断念しました。笑
花嫁が転んでしまったら悲しいですもんね。


ポイントその4 見積もり

ここ!超重要ポイントね!笑
見積もりは拡大コピーをしてもらったり、色々としたのですが、やはりその場で確実にチェックできないと困るものです。

特に、一般のお買い物と比べて金額が違いますから・・・。
私は、当日は口頭で説明を受けて、必ずその見積もりをメールで送ってもらうようにしていました。
これはすごく自分にとって大事でした。

また、見積もりの読み方もとても下手くそな人にあたるとよく分からないです。
これは経験をつむことで、「最初に合計金額を教えてください。」とか、「プラン内でいくらになりますか。」
とか、こちらから必要な情報を聞き出す質問ができるようになりましたが、まぁ、これは私にとっては結構ストレスでした。
補助具で見ることができる人は苦労しないかもしれませんが・・・・。


ポイントその5 静かな環境設定

これは最初の段階でなのですが、難聴があるということで、ブライダルフェアとかに行くと、大勢の人の中での会話になるので聞き取れないことがあります。
なので、打ち合わせの時間帯は静かな場所、あるいは個室等で対応してもらうようお願いするといいですよ。

もう一年前のことになっているので若干忘れかけていますが、式場見学当日はこんな感じだったと思います。
とにかく、時間がかかります。

特に、見積もりを作ってもらうためにも、具体的なイメージをする必要があります。
列席者人数、自分がやりたい演出、ドレスなのか和装なのか、総予算はどのくらいなのかなどなど、私は式場廻りをしながら、イメージをふくらましていきました。

特に、ゼクシィ等で情報収集が健常者のようにはできないので、こうやって式場見学に行ったときに、どういう演出があるのかをプランナーさんに聞くと、プランナーさんはいくつもの結婚式を見てきているので、たくさんの演出を知っています。
そこから自分らしい結婚式のイメージを具体的にできたので、私はたくさんの式場見学も無駄ではなかったなと思います。

奈良里紗的大人の社会科見学みたいな感じでしたよ。
皆さんもぜひたくさんの式場に足を運んでみてくださいね★
この時期はクリスマスコーデが見れて超素敵ですよ♪

それでは、次回もお楽しみに。

奈良里紗

2013年11月16日土曜日

第2回viwaパパママ会開催のご案内


viwa”パパママ会のご案内

~視覚に障がいのあるお子様のパパ&ママ相談会~

 

 

 

こんにちは。私たちは視覚障がい者ライフサポート機構“viwa

という団体です。

viwa”では、視覚障がいのあるお子さんや当事者の方々、

保護者の方等の日常的な

“ちょっと困ったな”を解決すべく活動している団体です。

今回は、視覚に障がいをお持ちのお子様のパパ&ママを対象に

ちょっとした相談会を実施します。

眼科に行くほどでもなければ、視覚特別支援学校や保健師さんに相談するほどのことでもないんだけど、ちょっと、話を聞いてほしい、

ちょっと、心配なことがあるという方必見です!

気軽にご参加ください★

 

 

 

― 記 -

日時:2013127()10時~12

主催:視覚障がい者ライフサポート機構“viwa” http://www.viwa.jp

場所:東京の池袋周辺(詳細はお申込みいただいた方にご案内します)

参加費:無料(飲み物やお菓子等は持ち寄りで)

定員:6

対象:視覚に障がいのある子どもの親(障害者手帳の有無は問いません)

お申込み:下記、アドレスまで必要事項を記入の上、メールにてお申込みください。info@viwa.jp

1.氏名

2.ふりがな

3.連絡先メールアドレス

4.電話番号

 

 

2013年11月2日土曜日

大学院での発表と発表の聴き方


皆様,こんにちは.自己紹介以来まったく記事を書いておらず幽霊部員状態の増田です.

現在は修士論文をまとめるのに必死で職場と大学院を行き来している状態です.さて,今回はタイトルの通り,大学院での発表と発表の聴き方について書いてみたいと思います.

 

発表についてはパワーポイントを使い,スライドに合わせて時間内に原稿を読むという方法です.たいていの場合,きっとこのケースですよね.

私の視力は0.1弱ほどで視野障害や霧視があるため,大きめでコントラストの効いた文字,かつ読む練習をあらかじめ積んでいないとスムーズに読むことが難しいです.まして,読むのに必死になりつつ,アニメーションを使ったパワーポイントを操作する,というのはなかなか骨の折れる作業です.

 

そこで私は読み原稿をPDFに変換し,iPadに入れて,アニメーションのところでは「ボタンを押す」という意味の「●」を入れて発表します.iPadに転送するファイルはPCで作るわけですが,あらかじめ打ち込んでおいた文章を発表資料とは別の新しいパワーポイントに32ポイント程度を維持しつつ,ペーストしていきます.そして,パワーポイントをPDFの形式で変換します.iPad2本指で拡大,スライドして読むことはできるのでWordファイルでもいいのかもしれませんが,両手がふさがることになり,PC操作と同時作業はなかなか厳しさを感じます.パワーポイントに貼り付けてPDFに変換すれば,1画面のスライドに文字サイズを変えることができるので,自分の視力に合わせてファイルを作成し,読み原稿として使用することができます.






また、発表のときはiPadをこのようにゴム製のバンドで手に固定できるアクセサリーをつけます。私は去年発売された新型iPadを使っていますが、少し重量が重く何もつけずにつまんで持っていると肩が凝ってきます。その点、手のひらで支えることができるこのアクセサリーは安定感があって便利だなぁと思っています。









次に発表の聴き方についてですが,前面に写されるスライドはまったく見えません.これは余談ですが,「目が悪いのだから最前列で見れば?」と中学校時代から指摘してくださることがあったのですが,最前列でも,見えないのです.頑張ってみようとすると目が疲れるし,逆に情報が入ってこない気がして仕方ないのです.先生が話していることを耳から入れてメモして,手元で見れるものを見ていた方がよっぽど情報処理が早い,と日ごろ思ってきました.

 話は戻りますが,他の方が発表している際は手元に液晶モニターを置き,分岐コードを繋いで前面に写されるスライドと同じものを見ています.私は大学院に来て初めてこのような方法で聴講することを学びましたが,「これはいい!」と思いました.準備はみんなに手伝ってもらいます.この方法を提案してくださったのは障害学生支援の先生です.ただ,配布資料とスライドを照らし合わせながら発表を聴く,ということはできていません.やろうと思えばできないことはない作業ですが,長期戦の発表を聴くには疲労がたまりすぎるし,スライドを見て,発表を聴いているだけで精一杯です.初めは発表者からPDFを送ってもらい,iPadに入れてスライドと合わせてみる,ということはやっていたのですが,最近はこの方法はやめ(配布資料をみるのはやめ),スライドを見て聴いて理解することに徹することにしています.

 
何が言いたいかというと,やはり視覚障害があると情報が入ってきづらいのはみんな同じだと思います.注意力や集中力には個人差があるのでなんとも言えないのですが,「どうすれば一番情報が入ってくるのか?」,「どうすれば情報を処理しやすくなるのか?」ということを自分に合った形で見つけていくことが大切なんじゃないかな,と思っています.「自分はどの程度の情報を処理できるのか?」,「耳から入れた方がいいか?目で見た方がいいか?触ったほうがいいか?」というような感覚入力の仕方を探すこともとても重要なんじゃないかな,と思うのです.私は少しずつ視力が落ちており,こういったことは日々考えているつもりですが,まだまだできていないこともたくさんあります.みなさんはどういう場面でどういう方法で情報を入れて.それを処理しようとしていますか?きっと残った視力を使える弱視の





自己紹介 愛媛の加藤です。

皆様


こんにちは。viwaの奈良里紗です。
先日参加した第14回日本ロービジョン学会にて、とても素敵な出会いがありました。
愛媛で育ち、愛媛で暮らすとてもかわいい弱視の女の子に出会ったのです。

そんな素敵な彼女がviwaの活動に加わってくれることになりました。

以下、自己紹介になります。

*ここから*
こんにちは!
加藤 友紀(かとう ゆき)です。
先日のロービジョン学会で奈良さんに出会い、その明るさに惹かれ、viwaに参加してみました!
周りからは、カティと呼ばれています。
キティちゃんが好きなので(^-^)/笑
趣味は、料理、音楽、旅行、サイクリング、ボランティアなどなどです。
私の眼疾患は、先天性の白内障と無虹彩です。
人より眩しさを多く感じますが、読み書きや歩行は、近づいたりすると周りと同じようにできます。
視力は両眼とも0.1程度です。
今までずっと通常学級で過ごしてきました。
大学で初めて、単眼鏡やパソコンの画面拡大ソフトを知り、私の可能性は大きく広がりました!!
現在は一般企業で働いています。3年目です。
健常者の中で働くことで、障がい者理解を少しでも深めたい! これが私のちょっとした夢です。
viwaでは、皆さんから多くのことを学び、自分自身も何か発信していけたらと思っています。
これからよろしくお願いします☆

*ここまで*

これから彼女がどんな記事を書いてくれるか楽しみにしていてくださいね!

viwa 奈良里紗

黄色い線で本当にいいのかしら。


皆様

 

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

 

先日、岡山県を訪れた際、新鮮な出来事があったのでご紹介します。

 

関東で電車に乗るとき

「間もなく電車が参ります。黄色い線の内側でお待ちください」

とアナウンスが流れることがおなじみですよね。

 

ずっと前から、「黄色い線」という言葉に疑問を感じていた私。

 

まさかまさか、岡山でこんなにスッキリできるとは思っていませんでした。

 

「間もなく電車が参ります。黄色い点字ブロックの内側でお待ちください」

 

そうですよね。

 

正しくは、「線」ではなく、「点字ブロック」なんですよね!

 

非常に些細なことではあるのですが、全国の電車でこのようなアナウンスにかわれば


「点字ブロックってなんですか?」

と聞いてくる人はいなくなるのではないでしょうか。

 

点字ブロックは、健常者の生活の中でもなじみあるものなのですが、

「黄色い線」とだけ認識している人と「点字ブロック」と認識している人とでは、

それに対する対応もかわってくるのではないかなと思うのです。

 

私の通っている大学では、点字ブロックの上に平気でたくさんの自転車がおかれてい

ます。

これは、大学生のモラルがない!のではなく、大学生が点字ブロックの役割を知らな

いだけなのです。

 

「なんで黄色いデコボコがあるんだろうってずっと思っていました」

と語る大学生は少なくないんですよ。

 

社会の認識をかえていくためには、こういう普段から何気なく耳に入るアナウンスを

ちょっとかえるだけでも意味があるんじゃないかなぁって思いました。

 

viwa 奈良里紗

2013年10月20日日曜日

第14回日本ロービジョン学会参加報告


皆様

 

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

 

10月に入り、秋が深まってきたと思っていたら、台風の影響で夏のような陽気に逆戻り。

こういうとき、体調を崩しがちですので、みなさんも気を付けてくださいね。

 

さて、本日は第14回ロービジョン学会参加報告をしたいと思います。

10月11日(金)~13日(日)の三日間、岡山県倉敷市にある芸文館にて、第14回ロービジョン学会が開催されました。

 

viwaでは、ロービジョン者が眼科受診時に医師及び視能訓練士に求めるニーズという

題目で発表を行ってきました。

 

そもそもこの研究の背景には、昨今、ロービジョンケアの重要性が指摘されてきてい

るにも関わらず、特に、成人の方々で眼科受診の頻度が少ないことや、検査や診察に

対して、不満を訴えるロービジョン者がいたことが発端でした。

 

まだ十分とはいえないにしても、ロービジョンケアに真剣に取り組んでくださってい

る眼科さんはたくさんいらっしゃいます。

 

でも、本当に必要としているロービジョン者と一生懸命ロービジョンケアを考えてく

ださっている眼科とがつながらないと、大変もったいないことだと思っているのです


 

そこで、実際にロービジョン者が眼科を受診するときに、何に困難を感じていて、ど

のような支援があればそれを解消できるのかについて調べてみました。

 

調査を行ったのは10名のロービジョン者でしたので、これが全体のニーズです!と

までは言い切れないのですが、やはり、検査では視野検査・視力検査・眼圧検査に困

難を感じていました。

 

ここで私が一つ思ったことがあります。

 

ロービジョン者の中には、なぜ、視野検査や視力検査、眼圧検査を毎回やらなければ

ならないのかわかっていない人も少なくありません。

 

ここの部分は、できれば、眼科できっちり説明をいただけると助かります。

 

そして、検査を行う意味を説明したうえで、患者さんが検査を受けるか受けないか選

択できるようにするというのはどうなのでしょうか。

 

もちろん、検査を受けなければ、病気の進行があるのかどうかわかりませんから、眼

科へ行く意味がないのかもしれませんが・・・・。

 

ただ、それほど、眼科での検査に困難というか、抵抗感を感じている人は少なくない

のです。

 

なぜ、それほどにいやなのかというと、私もそうなのですが、集中して指標をみるこ

とで、その後、かなりの疲労感、眼精疲労がおそってきます。

 

検査を受けて、ロービジョンクリニックで補助具の選定をしてもらうことには、頭の

中でごろーん、がーんがーんと変な音がして集中できなくなっていることもあります


 

もちろん、検査をしてくださっている視能訓練士の方も疲れさせたくて測定している

わけではないことはわかっていますし、よく理解してくださっている方々に文句を申

し上げるつもりもありません。

 

私たちロービジョン者にとって、眼科とはとても重要なものです。

ですから、いきたくないの一心で、受診を避けるようになるようなことだけはないよ

うにしたいなと思っています。

 

加えて、ロービジョン者本人も、ただ口をあけて検査をされるのではなく、

視能訓練士さんや医師にどうしてほしいかということを伝えていくことも重要だと思

います。

 

私たちロービジョン者のために、全国で一生懸命治療をしてくださっている方々がいます。

このことに感謝し、このことを忘れずに、そして、その中心にいるのが私たち当事者

であるのだから、自分たちでよりよいロービジョンケアのあり方について考え、伝え

ていく、

私はそんな和を広げていきたいな、

そんなふうに感じた学会でした。

 

ほかにも、たくさん貴重な発表を聞くことができたり、

様々な方々にお会いすることができ、大変有意義な学会になりました。

 

来年は大宮で開催されるようです。

 

viwa 奈良里紗