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2013年10月20日日曜日

第14回日本ロービジョン学会参加報告


皆様

 

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

 

10月に入り、秋が深まってきたと思っていたら、台風の影響で夏のような陽気に逆戻り。

こういうとき、体調を崩しがちですので、みなさんも気を付けてくださいね。

 

さて、本日は第14回ロービジョン学会参加報告をしたいと思います。

10月11日(金)~13日(日)の三日間、岡山県倉敷市にある芸文館にて、第14回ロービジョン学会が開催されました。

 

viwaでは、ロービジョン者が眼科受診時に医師及び視能訓練士に求めるニーズという

題目で発表を行ってきました。

 

そもそもこの研究の背景には、昨今、ロービジョンケアの重要性が指摘されてきてい

るにも関わらず、特に、成人の方々で眼科受診の頻度が少ないことや、検査や診察に

対して、不満を訴えるロービジョン者がいたことが発端でした。

 

まだ十分とはいえないにしても、ロービジョンケアに真剣に取り組んでくださってい

る眼科さんはたくさんいらっしゃいます。

 

でも、本当に必要としているロービジョン者と一生懸命ロービジョンケアを考えてく

ださっている眼科とがつながらないと、大変もったいないことだと思っているのです


 

そこで、実際にロービジョン者が眼科を受診するときに、何に困難を感じていて、ど

のような支援があればそれを解消できるのかについて調べてみました。

 

調査を行ったのは10名のロービジョン者でしたので、これが全体のニーズです!と

までは言い切れないのですが、やはり、検査では視野検査・視力検査・眼圧検査に困

難を感じていました。

 

ここで私が一つ思ったことがあります。

 

ロービジョン者の中には、なぜ、視野検査や視力検査、眼圧検査を毎回やらなければ

ならないのかわかっていない人も少なくありません。

 

ここの部分は、できれば、眼科できっちり説明をいただけると助かります。

 

そして、検査を行う意味を説明したうえで、患者さんが検査を受けるか受けないか選

択できるようにするというのはどうなのでしょうか。

 

もちろん、検査を受けなければ、病気の進行があるのかどうかわかりませんから、眼

科へ行く意味がないのかもしれませんが・・・・。

 

ただ、それほど、眼科での検査に困難というか、抵抗感を感じている人は少なくない

のです。

 

なぜ、それほどにいやなのかというと、私もそうなのですが、集中して指標をみるこ

とで、その後、かなりの疲労感、眼精疲労がおそってきます。

 

検査を受けて、ロービジョンクリニックで補助具の選定をしてもらうことには、頭の

中でごろーん、がーんがーんと変な音がして集中できなくなっていることもあります


 

もちろん、検査をしてくださっている視能訓練士の方も疲れさせたくて測定している

わけではないことはわかっていますし、よく理解してくださっている方々に文句を申

し上げるつもりもありません。

 

私たちロービジョン者にとって、眼科とはとても重要なものです。

ですから、いきたくないの一心で、受診を避けるようになるようなことだけはないよ

うにしたいなと思っています。

 

加えて、ロービジョン者本人も、ただ口をあけて検査をされるのではなく、

視能訓練士さんや医師にどうしてほしいかということを伝えていくことも重要だと思

います。

 

私たちロービジョン者のために、全国で一生懸命治療をしてくださっている方々がいます。

このことに感謝し、このことを忘れずに、そして、その中心にいるのが私たち当事者

であるのだから、自分たちでよりよいロービジョンケアのあり方について考え、伝え

ていく、

私はそんな和を広げていきたいな、

そんなふうに感じた学会でした。

 

ほかにも、たくさん貴重な発表を聞くことができたり、

様々な方々にお会いすることができ、大変有意義な学会になりました。

 

来年は大宮で開催されるようです。

 

viwa 奈良里紗

 

髪の毛のお掃除の仕方


 皆様、こんにちは。サカイです。

今回は「床に落ちた髪の毛の処理」について書きたいと思います。

私は、髪をドライヤーで乾かしたり髪をブラシでとかしたりした時、結構髪の毛が抜ける性質なのですが、髪の毛って細くて、よほど注意して見ない限り落ちていることすら気づかないですし、ふわふわ飛んでいくので、床に髪の毛が沢山落ちていることにしばらくの間 気がつきませんでした。しかし、ある時、母が髪を乾かした後、ガムテープを適当な長さに切り、それを床に貼っては はがすということを繰り返していた〈通称:ペタペタ)ので何をしているのかということを聞くと、床に落ちた髪の毛をガムテープでとっているところだという答えが返ってきました。「そうか、髪の毛落ちていたのか」と気づかされたと同時にそれを知った時から私も髪を乾かした後、必ずそれをやるようになりました。

そして、髪を乾かしたりする時には、必ず洗面所で髪を乾かすようにし広範囲に髪の毛が飛んでいくのを防ぐようにしています。

なぜ、この方法で髪の毛を掃除しようと思ったのか言いますと、この方法なら床に髪の毛が落ちているかどうか見えなくても、落ちている髪の毛は大体処理できると思ったからです。

しかし、そんなことせずにゴミが落ちているか分からなくても。こまめに掃除機をかければ良いとは思いますが、掃除機は埃が意外と舞うので髪の毛も埃と同じように舞ってしまう気がするのです。

ちなみに、普段の掃除はクイックルワイパーをかけて掃除機をかけています。掃除をする時は、足でゴミが落ちていないか確認するために必ず裸足になっています。

 

 
 
 
 
 

視覚障害に関する福祉勉強会のご案内

こんにちは。
viwaの優希です。

神戸で以下のような勉強会が開催されますのでご案内いたします。
以下案内文です↓

==============

神戸アイライト協会の森です。

視覚障害に関する福祉勉強会のお知らせです。
開催場所が抜けており失礼しました。
詳細も加えて再送させていただきます。

当協会では皆様のご協力のもと視覚障害専門相談や
視覚障害リハビリテーションの充実に努めています。
その関連で今年の3月2日にロービジョンサポートフェアを実施しました。
そこで東京都の専門相談を含む視覚障害リハビリテーション事業の
状況をご講演いただきました。
その講演を収録したDVDの上映会を開催します。

東京都では歩行訓練、パソコン指導などの視覚障害リハビリテーションが
都の事業として充実しています。
その中でも重要な訪問指導事業(都盲協の中途失明者緊急生活訓練事業)を
実施している東京都盲人福祉協会(都盲協)の お話です。
他の地域での障害福祉サービスについてお聞きいただき、皆様それぞれ
お住まいの地域について思いを巡らせていただければと思います。

日時  10月22日(火曜) 10時半から11時45分
行事名 福祉勉強会
会場 中山記念会館 2階 多目的室
   ( 神戸市中央区 神若通 5丁目3番26号 )
   最寄駅 阪急春日野道または地下鉄新神戸

内容 ロービジョンサポートフェア講演DVD上映会
    講演演題 「東京都の視覚障害リハビリテーション
           (都盲協の中途失明者緊急生活訓練事業)」
       講師 山本和典 氏
           東京都盲人福祉協会 事務局次長 歩行訓練士
参加費無料

当日参加も可能ですが、
準備の都合上、参加希望のかたはご連絡いただければ幸いです。
連絡先は下記です。

神戸アイライト協会
電話 078-252-1912
メール kela2009eyelight@ac.auone-net.jp

以上、よろしくお願いいたします。

障害者を対象とする婚活イベントのご案内

こんにちは。
viwaの優希です。

以下イベントの案内文です↓

===========
私たちは調布で「障害者の自立と社会参加を支援している団体で「CCD」と申します

CCDは障害者の課題の一つ「結婚」に焦点をあて、出会いと交流につながるような「
婚活イベント」を企画しました。ご案内のように障碍者の結婚率は健常者のそれと比
較して非常に低く、独身で暮らす者が多いと考えられます。結婚しパートナーがいれ
ば人生も楽しくなり、生きる力が湧いてきます。障碍者も社会の一員であるわけです
から普通の人と同等の人生を送ることが望まれます。CCDはこうした障碍者の課題の
解決を目標として活動しています。そこで去年に続き今年も障碍者の婚活イベントを
計画した次第です。
つきましては、貴団体のホームページやメールマガジンにおいて当事業を広報して
ただくことは可能でしょうか。その際、その条件(主催者が法人であること、収益事
業でないこと等)についてご教示いただければ幸いに存じます。

障害者を対象とする婚活イベント企画(案)
・開催日:12月1日(日) 12:00~16:00
・開催場所:東京都障碍者福祉会館
・主催者:CCD(調布障碍者協議会)
協力
全国視覚障害者インターネット接続支援連絡会(ASV)
・後援
公益社団法人東京都盲人福祉協会
東京都ボランティア市民センター
社会法人調布市社会福祉協議会
調布市役所

・参加定員:男女各10人程度、ボランティア10名程度(ガイドヘルパーを除く)
・参加費:イベントにかかる経費分(参加者一人当たり4,000円~5000円程度)
・内容:主催者側で事前に参加者本人の意向や条件、状態を確認の上、当日会場で本
人同士のコミュニケーションがスムーズに進むようボランティアが援助しカップリン
グを行う。

神尾 仁之
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【連絡先】
CCD(調布市障害者協議会)
〒182-0003調布市若葉町3-26-4
tell: 090-5558-2537
e-mail: ccd@momo-mail.com

★自己紹介★新メンバー視覚障がいジャーナリストより

みなさま

こんばんは。村上です。
今回は私の後輩でもある榎戸くんからの自己紹介の投稿です。
彼は自分の夢(こうなりたい!)に一生懸命取り組んでいて、私もたくさん刺激をうけています。きっとviwaのブログにも新しい刺激が加わるでしょう。
以下、彼からの紹介文です。

はじめまして!ブログメンバーに加わりました、榎戸篤(えのきどあつし)と申します。
これからよろしくお願いします!!
さっそく自己紹介に移らせてもらいます。
僕は、視力が左0.02・右0の弱視。
大学卒業したての社会人1年目で、テレビのニュース番組に携わる仕事をしています。
なので「視覚障がいジャーナリスト・榎戸篤」なる呼び名を自称しています。繰り返しますが、自称です  苦笑
・・・とこのまま進めようかと思いましたが
少し流れを変えて、自己紹介代わりに僕が就活の時に使い回した自己PR作文を読んでいただきたいと思います。
というのも、去年は僕も就職試験を受ける側だったのですが、
その時困ったのが作文!なかなか合格者の作文って手に入らないんですよね。
ましてや視覚障がい者のものは! 

そこで、就活生のお役にも立てて良いじゃないか!自分のことも知ってもらえて一石二鳥じゃないか!恥ずかしくたって、良いじゃないか!・・・ということで、僕からは自己紹介に代えて作文を載せさせていただきます。


「負けられない、私はそう思った」に続く作文を400字詰原稿用紙2枚以内で作れ。
 負けられない、私はそう思った。
 私は弱視、いわゆる視覚障がい者である。そのことで今まで気苦労もあったが、たいていのことは努力で乗り越えてきた。大学では新聞部で編集長を務め、自信もできた。しかし2月8日、某大手新聞社の説明会でその自信はもろくも崩れ去った。
 説明会で、記者の個性・記者の立場を高らかにうたった人事の男性に、説明会終了後私は質問を投げかけた。「私は弱視ですが、一般記者での応募はできますか」と。その問いに、即座に否定の声が上がった。何でも若手は地方勤務で、運転免許が必須のため無理だという。「しかしA社やB社 では本社のみの勤務も認めていますが・・・」反論する私に、「とにかく無理だ」の一点張り。悔しかった、私は自分でも顔が ゆがむのがわかった。
 帰りの電車で、その男性が発した無機質で淡々とした言葉とは裏腹な、丁寧で深々としたお辞儀の姿が何度も何度もよみがえる。健常者にそえない私が省かれる、それは当然だと思う。しかし、しかしである。「これが社会の本質か。弱者の味方を喧伝するが、仲間に入れる労苦は惜しむ。これが、これが。」私は悪態にならない悪態、言葉にできない言葉を飲み込んだ。
 そして私は就活を休んだ。本を読み、散歩をし、とにかく休んだ。すると不思議なものでまた頑張ろうという気がわいてくる。仲間にしてくださる企業を地道に探そう、そういう気持ちになったのである。さらに「こういう不条理なメにあっても声を上げられない人がいる。その人たちのために伝える仕事に就かなくてはいけないんだ。負けられない、負けるものか」と私は思った。そして私は、第一志望の○○社の作文を書き始めたのであった。

以上です。作文の中で「健常者にそえない私が省かれる、それは当然だと思う」と書きましたが、僕はやっと省かれない場所を見つけました。就活生の方も、ぜひ省かれない場所を探し出してください。 それと、悔しいメ
にあったら「作文のネタゲット!!」と小躍りしてくださいね(笑)

それでは、長文を読んでいただきありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いします!
※作文は、あくまでご参考のため掲載しました。試験のための書き写しはご遠慮ください。

2013年10月6日日曜日

私の見え方が紹介できるようになるまでと現在の工夫



こんにちは、サカイです。

朝晩の気温の変化が激しく、疲れがたまりやすい時期ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。



私は、年を重ねるごとに自ら自分の目の状態について説明しなければいけない場面が増えていることを実感しています。

それというのも、私は現在でさえ無口なほうですが、幼いころは今より無口でした。また、先天性の弱視のため、自分の目の状態と健常の目の状態との比較も全くできず、加えて、私が無口で何も話したがらなかったため、親が私の代わりに目の状態の説明などしてくれていました。そんなふうに幼い頃は説明できなくても許されていました。しかし、家の外へ出るようになるほどに、いくら健常の目の状態がわかるまいと口下手であろうと、いつまでも親に代わりに説明してもらう訳にはいかなくなったのです。中学生までは周りに視覚しょうがい者がいなかったことや弱視ということや目が悪いということを人に知られたくないという気持ちがあり、「目、悪いの?」と聞かれてもごまかしたり補助具を使わなかったり見えているふりをしたりしていました。高校生になり、視覚しょうがいをもつ方々と接する機会が増え、目が悪いことを隠さなくてもいい、むしろアピールしていかなければ誤解を生むし、できないことは頼まないとと、自分で自分の目の状態を説明する必要に迫られ、やっと自分から目の状態について話そうと思うようになりました。

また、最近になり、「私は視覚しょうがい者です」と事前に伝えていたとしても、視力はもちろんのこと、それ以外もしっかりと説明しないと視力だけで見え方を判断されてしまいかねないと思うような出来事もあり、以前にも増してどなたにでも分かりやすいように説明することの重要性・必要性を実感しています。しかも、同じ疾患名でも見え方などは十人十色、ひとによって違うので自分自身の感覚や言葉で説明することは大切かもしれないと思います。以前、学校の授業で障害について専門に研究されている先生のお話を拝聴し思ったのですが、専門家でも個人個人の状態を細かく見、その方にあった支援をするように気をつけてはいるけれど こういう疾患名や傾向があるからこういう支援をすればいいだろうと どうしても疾患名などの括りで支援方法を考えてしまうことがよくあるそうで、まして専門家でなく目の疾患などについてあまりご存じない方に目の状態を説明することを考えると、いつでも・どこでも・どなたにでも自分の目の状態をより簡単にわかりやすく説明できた方がいいのではないか、そう思ったのでした。

私は、よく、そばにあるものを使い見え方の説明をしています。例えば、書類の文字は何ポイントが見やすいか、どのくらい書類に顔を近づければ字が読めるのか、相手の姿や顔はどのくらいの距離からなら認識できるかというようにです。



前置きが長くなってしまいましたが、自分の目の状態について説明するときにあると助けになるものがあるのですが、皆様、ご存知でしょうか。以前、村上さんもご紹介されていました、「私の見え方紹介カード」です。こちらは、見え方を説明するために作られていますので、カードを見せるだけでも効果的です。



以下、村上さんが「私の見え方紹介カード」をご紹介されている記事のURLになります。

http://www.viwa.jp/2010/12/q.html


 日本点字図書館や大活字カフェだけでなく、楽天でも購入可能です。

以下、そちらのURLと楽天のページの画像となっています。



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土曜講座「視覚障害者のためのPowerPoint 2010」のご案内

こんにちは。
viwaの優希です。

今回は下記のような講座をご案内いたします。
以下案内文です↓

土曜講座「視覚障害者のためのPowerPoint 2010」のご案内

 10月5日(土)・19日(土)、11月2日(土)・9日(土)の4日間にわたり、土曜講座
を開催します。
 テーマは「視覚障害者のためのPowerPoint 2010」です。

 PowerPointは、ビジネスはもちろん、学校やさまざまな発表の場で
不可欠なアプリケーションとなっています。
 ですから、PowerPointが使えることは、仕事の幅を広げるとともに、
自己アピールをするのに大変有効です。

 しかし、視覚障害者がPowerPointを学ぶ場は少なく、説得力のある
プレゼンテーション資料を作成するために、多くの方が苦労されているのでは
ないでしょうか。
 また、PowerPointは画像などを多用するので、視覚障害者では
使いこなすのが難しいと考えている方もいるかもしれません。

 でも、そうした画像や音声データを含めて、見栄えのよいプレゼン資料を
キー操作と音声で作成することは、画面読み上げソフト「JAWS」を利用すれば
充分可能です。

 今回の講座では、職業訓練の場で実際にPowerPointを指導している講師が
そのノウハウをお伝えします。

 また、最終日(第4日目)には、実際に自己紹介のプレゼンテーション
ファイルを作成していただきますので、実践的な力が身に付けられます。

 ぜひ、PowerPointを駆使して活躍の場を広げてみませんか。

 どうぞ多くの方の参加をお待ちしています。

* 尚、この講座で使用するスクリーンリーダーはJAWS11です。

◎土曜講座「視覚障害者のためのPowerPoint 2010」開催案内
1.開催日: 10月5日(土)・19日(土)、11月2日(土)・9日(土) 4日間コース

2.時間: 10月5日、11月9日 12:30~17:00
      10月19日、11月2日 13:00~17:00

3.場所: SPAN☆三田スカイプラザ
  〒108-0014 東京都港区芝5-29-22 フェリス三田1103
 アクセス JR:田町駅より徒歩約6分
          都営地下鉄浅草線:三田駅より徒歩約6分
          都営地下鉄三田線:三田駅より徒歩約8分
 http://www.span.jp/contact.html

4.募集定員: 4名

5.講師:佐藤 利昭(日本盲人職能開発センター、SPAN)

6.受講料: 29,000円(4日間)
       振込、または講座初日に現金でお支払いください。

7.お申込先 office@span.jp
  お名前、電話番号、受講料のお支払方法(振込/現金)をお知らせください。
 ★尚、迷惑メール対策の一環として、上記アドレスの「@」を全角で
 表示しています。メールアドレスとしてお使いになるときは、半角に
 訂正していただきますようお願いします。

 ★講座カリキュラム
* 基本的な流れは変わりませんが、細かいカリキュラムは変更になる
 ことがあります。

* 10月5日(土) 第1日目 12:30~17:00
 1. PowerPoint 2010の概要
  1.1 PowerPointの特徴
  1.2 プレゼンテーションの作成手順
  1.3 PowerPointの画面構成
  1.4 スライドの表示モード
  1.5 各ペイン間の移動およびスライドの切り替え
  1.6 スライドの種類と用途
 2. プレゼンテーションの作成
  2.1 テーマを設定する
  2.2 プレースホルダに文字を入力する
  2.3 スライドを追加する
  2.4 スライドのレイアウトを変更する
  2.5 箇条書きの段落レベルを変更する
  2.6 箇条書きの行頭文字を変更する
 3. プレースホルダと文字の編集
  3.1 Excelで作成した表の挿入と編集
10月19日 第2日目 13:00~17:00
  3.2 テキストボックスの作成と編集
 4. 図やオブジェクトの挿入と編集
  4.1 イラストの挿入と編集
  4.2 画像の挿入と編集
  4.3 特殊な文字の作成と編集
 5. グラフの作成と編集
  5.1 グラフを作成する
  5.2 グラフタイトルを挿入する
  5.3 凡例の位置を変更する
11月2日 第3日目 13:00~17:00
 6. 図形の作成と編集
  6.1 図形(雲形吹き出し)の作成と編集
  6.2 図形(下矢印)の作成と編集
  6.3 図表(循環図)の作成と編集
  6.4 図表(組織図)の作成と編集
  6.5 図形(角丸四角形吹き出し)の作成と編集
 7. 特殊効果の設定
  7.1 画面の切り替え効果の設定
11月9日 第4日目 12:30~17:00
  7.2 アニメーション効果の設定
  7.3 効果音の設定
 8. プレゼンテーションをサポートする機能
  8.1 ノートの作成
  8.2 配布資料を印刷する
  8.3 リハーサルの実行
  8.4 スライドショーの実行
 自己紹介(趣味)についてのプレゼンテーションファイルを作成する
(14:00~15:30)
プレゼンテーションの発表(15:30~17:00)

▼詳しくは下記をご覧ください。
http://www.span.jp/activity/schedule.html#20131005-1109

弱視難聴の花嫁 式場探しの情報収集


皆様

 

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

10月に入り、すっかり秋!と思いきや、また、暑いなぁと感じる日もあり、体調管理が難しいですね。

数年前まではそんなこと感じたこともなかったのに、最近では、「気温差についていけない・・・」と自分の老いを感じる今日この頃です。L;゙゚ω゚’):

 

さて、前回、予告しましたように、今回から“弱視難聴の花嫁”の本編をスタートします。

 

今回のテーマは、「式場探しをするための情報収集の仕方」です。

 

最近、CMでお馴染みの「プロポーズされたらゼクシィ」というリクルートのCMもあるくらい、

“結婚式”のための情報誌といえば、ゼクシィが代表的ですよね。

 

これまで無縁だったゼクシィがある日突然必要になるのですから、ちょっとドキドキします。

 

書店でゼクシィを購入するとき、

「おめでとうございます」と言われたことにはビックリでした。

 

あぁ、結婚するんだなという実感がわいてくる瞬間でもあります。

 

早速、ゼクシィを開いてみます。

 

これまで高揚していた気持ちが一気にトーンダウン。

 

だって、見えないんだもん。。。(´;ω;`)

 

こんなに分厚いんだから、もう少し文字サイズ大きくしてくれてもいいのに・・・

と思いながら、せっかく、購入したゼクシィはものの5分でお払い箱へ。

 

そして、奈良里紗お得意の「困ったコール」。

※「困ったコール」とは、何か困ったときがあると、健常者・障害者の知人問わず、知人という知人に、「今、こういうことがあって、こういうことで困っているんだけど」と相談することをいう。

 

すると、毎回ゼクシィを購入しているという知人から、

「ゼクシィカウンターにいったらいいんじゃないですか?」

との情報提供が。

 

すかさず、

「ゼクシィカウンターって何?どこにあるの?何ができるの?」

と質問攻め。

 

知人はスマフォでさくさくと情報を調べて、ゼクシィカウンターの場所や電話番号等を教えてくれました。

 

早速、池袋にあるゼクシィカウンターを予約していってみることに。

 

入口には、ウェディングドレスが飾ってあり、テンションUP

 

半個室の個人ブースに案内され、まずは、問診票のようなものの記入をお願いされました。

 

もちろん、見えないし、書くことが大変なので、視覚障がいであることを伝えて、代筆をしてもらうことにしました。

 

通常、カップルのニーズを聞いて、先ほど、私が5分で読むことをやめてしまったゼクシィをもとに、会場の紹介をするというのがスタンダードなようです。

 

私は、遠方ゲストや祖父母等がきやすいところがいいなと思っていたので、

場所は東京駅周辺で限定してありました。

 

すると、5つぐらいの会場についてピックアップしてくれて、式場の特徴等を説明してもらえました。

 

説明を聞いてみて、興味のある式場を早速訪問することにしました。

ゼクシィカウンターでは、式場見学の予約も全て手配してもらえるので楽でした。

 

ここから、私の式場見学がはじまり、私は結局、20近い式場を見て回りました。

 

【式場探しの情報収集のポイント】

私が最大に失敗したこと、それは、ゼクシィに頼ったことです。

自分では見ることのできないゼクシィの雑誌ベースでの会話から式場を探すというのはとても遠回り、つまり、時間がかかってしまったのです。

気づくのが遅かったのですが・・・

式場情報はネットにも山盛りです。

ネットには、ゼクシィnetというウェブサイトをはじめ、

たくさんのウェディング関係の情報サイトがあります。

 

私の場合、パソコンでインターネットを遣うことができるのだから、

最初からネットで探せばよかったものを、結婚式するならゼクシィだと思い込んでいたことが一番の失敗だったように感じます。

 

ゼクシィがいいとか悪いとかそういう意味ではなく、

自分が情報収集しやすい媒体は何かを考えて、それを活用するという基本を式場探しの情報収集でも忘れてはいけないなぁということです。

 

私がよく活用していたサイトは、

みんなのウェディング 


ゼクシィnet


マイナビウェディング


あたりです。

特に、みんなのウェディングは、PC-talkerでカーソルをあてたときの読み上げが結構よくて好んで使っていました。

口コミもゼクシィよりリアリティがあって私は好きでした。

 

1つだけの情報サイトではなく、複数の情報サイトで調べてみるというのがいいのかなぁと思います。

 

もちろん、誌面が読めるのであれば、ゼクシィにもたくさんの情報が掲載されているのでいいのではないかなと思います。

 

私の健常者の友達は、わりとゼクシィで目星をつけて見学にいっている女性が多かったですよ。

 

まぁ、私のこだわりがあったからというのもあるのかもしれませんが・・・

健常者の友人は、わりと2~3件式場見学をしてすぐに決まっているんですよね。

 

でも、私はなかなか決めることができなかったんですよね。

視覚障がいがあっても、すぐに決められる人もいるのかもしれないのですが、やはり、式場全体が見えないので、なんとなくの雰囲気はわかるのですが、確信がもてないというか・・・友人たちは、第一印象でわりとすぐに決まっていたのですが、私はその第一印象があまり入ってこないからなのか、すぐには決まらなかったんですよね。

 

ここらへんについても、工夫したことを随時紹介していきますね。

 

結婚式の話題となると、たくさんありすぎて、なかなかまとまった文章にならず、申し訳ないのですが、何か参考になることがあればと思って、気合入れて書きますので、どうぞ、よろしくお願いします★

 

それでは、今回はこのへんで。

 

奈良里紗