皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
梅雨入りして、毎日、雨の日々が続くのかと思いきや、夏のような快晴が続き、
早くも私は夜行性モードに入っています。苦笑
さて、本日は拡大教科書についてのお話です。
最近は、ipadや電子教科書なんていわれるものもでてきて、
1冊の教科書が複数冊になってしまう紙の拡大教科書はどうなの・・・
と思う方もいるかもしれませんが、やっぱり、紙のほうが読みやすい!という
子どももいますので、子どもの状態にあわせて、どの教科書を選ぶかは考えていきたいものです。
拡大教科書でいつも困っちゃうのが2つ!
その1:ページが普通の教科書と違うこと
このことについて、保護者の方は結構厄介な問題だと感じている方も多いようです。
たしかに、授業の最初に「30ページを開いてください」と言われたら、健常児だったら、
ものの数秒で開くことができますが、弱視児となるとそうもいきません。
その上、ほかの子は30ページでよくても、拡大教科書だったら43ページなんていうことはしょっちゅうなんですから、困ったものです。
だからこそ、先生や周囲のお友達の助けが大事。
ページを開くことぐらいだったら、周囲のお友達に手伝ってもらったり、
先生が一言「拡大は43ページね」といってくれればよいのです。
また、教科書によっては、ページ数が2つ書いてあるものもあります。
1つは、拡大教科書でのページ数、
もう一つは一般の教科書でのページ数、
ですので、保護者の方が心配しているほど、大変な問題ではないと思います。
弱視児の担任をされている方やクラスメイトのお友達に、ページを開くことが大変だから手伝ってねということを周知しておくことは必要ですね。
その2 1冊の教科書が複数冊に。
まぁ、これは私の高校時代の世界史の教科書の話ですが、
1冊の世界史の教科書が24分冊になっていました。笑
なので、先生にすごーくお願いしたいこととして、
「置き勉させて!」
ということです。
当然、勉強するために、自宅に教科書を1冊持って帰りますが、
残りの23冊は学校におかせてほしいのです。
自宅に23冊おいておいてもよいのですが、学校にあったほうが授業にあわせて出し入れできるので便利です。
まぁ、こんな話しを書くと、本当拡大教科書って大変・・・と思われるかもしれませんが、
ある意味、周囲の人に大変そうに「見せる」ことも大事かもしれません。
弱視児というのは、「見た目」にそんなに大変そうに思われないんですよね。
だから、周囲からの理解やサポートが得られにくいこともあります。
なので、あえて、「私、大変なのよ」と周囲に「見た目」で「見せる」ことも大事だったりします。
もちろん、思春期ど真ん中の子どもにそんなこと、なかなかできませんけどね。
そうですよ、私もいやでしたから。拡大教科書・・・。
でも、あれがあったから、「お客さん」にならずに勉強できたってのも事実ですけどね。
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viwa 奈良里紗
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