こんにちは。“viwa”の渡辺です。
少し前に、奈良がつくばエクスプレスの駅員さんの対応について書いていましたが、今回は渡辺が体験した京成電鉄の事例をご紹介します。
先日、出張の帰りに成田空港第2ビル駅のホームを白杖とスーツケースをもって歩いていると、
「京成電鉄の係の者ですが、大変失礼かも知れませんが、何かお手伝いできることはございますか?」
と声をかけてくださいました。
この駅からは座席指定の特急を利用する予定で、指定券を購入済みだったので、駅員さんに指定券を手渡し、
「4号車の乗車位置を教えていただけると助かります。」
とお願いしました。各号車の乗車位置の表示って、ホームの床面に書かれていることが多く、特に混雑するホームでは表示を読み取るのが難しいことが多いのです。
「もしよろしければ、私の肩か肘におつかまりください。」
駅員さんは乗車位置まで案内してくださり、今度は、
「ご乗車の際、お座席までご案内いたしましょうか?」
と聞いてくださいました。
私は、その列車の後ろ寄りが1号車で、座席番号も後ろ側から連番になっていることを事前に調べており、車内に入ったら椅子を数えれば自分の席が見つけられると思っていたので、
「ありがとうございます。でも、何とか(座席には)自分で行けると思いますので、大丈夫です。」
とお断りしました。
程なくして列車が入線。私が乗車しようとした際、駅員さんは次のような説明をしてくださいました。
「車内に入りますと、お座席は手前から1・2・3という順番に並んでいます。入って左側からA・B、右側がC・Dになります。」
こういう説明はありがたいです!
今回は、たまたま私は座席の並び順を事前に知っていましたが、ABCDの位置までは把握していませんでしたので、この案内のおかげてスムースに自分の席にたどり着くことができました。
車内の座席番号の表示って私たち視覚障がい者にとって読み取るのが難しいことが多いですよね。ですから、このような案内は大変ありがたく、適切だと感じました。
京成電鉄の駅員さん、素晴らしいです。
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