iPhone5やiPad miniの発売が話題になっていますが、今日はiPhoneやiPadでのWebページの表示を、すっきり、読みやすくする機能をご紹介します。iPhoneやiPadには『Safari』というWebブラウザが最初からインストールされていますが、この『Safari』についている『リーダー』という機能が、Webページをすっきり読みやすくしてくれます。
(なお、この『リーダー』は最新のiPhone5やiPad mini以外でもついています。※iOS5以降)
実際にどのようなものか、まずは以下の動画をご覧ください。
最近の多くのWebページでは、例えばニュースサイトやブログなどでも、記事の見出しや本文以外に、記事の分類が書かれたナビゲーションボタンや、FacebookやTwitterなどへの投稿ボタン、広告など、さまざまなものが一つのページに表示されています。こういったボタン類は便利ではありますが、視覚障がい者にとってはページがごちゃごちゃして読みにくくなる一因になっている場合も多いと思います。
『リーダー』は、このようなごちゃごちゃ感のあるページから、見出しと本文だけを抜き出してすっきり読みやすく表示してくれる機能です。
↓通常の表示
↓ピンチアウトで拡大したところ
↓リーダー表示
↓文字サイズを大きく
ただし、この『リーダー』機能はどのようなWebページでも利用できるわけではありません。『リーダー』利用できるのは、基本的にはニュースやブログなど、見出しと本文で構成されたページに限られるようです。企業サイトのトップページなどのように、サイト内のページへのリンクだけが集められているようなページでは、以下の画像のように『リーダー』ボタンが表示されず、『リーダー』機能は利用できません。
また、ニュース記事などでも、記事内の画像が表示されない場合もあります。
このように、万能というわけではありませんが、多くの場合、ページを大変読みやすくしてくれる機能で、私自身も多用しています。
ご自分のiPhone/iPad、またお店に展示されているiPhone/iPadで、画面上方に『リーダー』のグレーのボタンが表示されたら、ぜひタップしてみてください。
※iPhone、iPadの画面拡大、文字拡大の方法については、以下の過去記事をご参照ください。
⇒ 視覚障がいとiPhone(1)~画面拡大機能の使い方~
⇒ iPhone初心者ユーザーへ向けた便利機能のご紹介
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