皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
今日はちょっと私自身の高校生時代を振り返ってみたいと思います。
というのも、よく学校の先生や保護者の方から、
「せっかく、拡大教科書を準備してもらったのに、学校では全然使ってないんです」
「目が悪いから、座席を一番前にしてもらえるようお願いしてあるのに、席替えに参加して、一番後ろの座席になっちゃって・・・。本人は特別扱いされるのがいやみたいなんです。」
などなどという声をしばしば聞くことがあります。
私自身、高校時代は、授業中にルーペを使ったり、自分のために、わざわざ先生が拡大コピーをしてきてくれた教材をみんなの前で受け取ったり、それに記入して、自分が提出したプリントだけ大きいとか、そういうことが無償に嫌で嫌で仕方ない時期がありました。
一般的にも、思春期って、親と一緒に歩いているところを友達にみられたくなかったり、他人より少し太っていたり、他人より少し髪型が変だったり、何か、他人と少しでも違うことがあると気になる時期なんですよね。
だから、先生や保護者にとってみれば、
せっかく、準備した拡大教材なのでしょうが、
やっぱり、みんなが使っていないものを自分だけ使うというのは、
それなりに抵抗感を感じるものなんです。
今、振り返ると、なんで、あんなに嫌だったんだろうって思っちゃいますけどね。
先生が一生懸命時間をかけて拡大してくれた教材を使って、
もっと、しっかり、勉強すればよかったのに、自分。。。。
と、思いますが、まぁ、それができないのが思春期の不思議なのです。
席替えに参加して一番後ろの座席になってしまったり、
拡大教材を使わなくって、成績が落ちてしまったりしても、
それは全て自分の責任です。
親や先生のいうことをきかないかわりに、
どんなことがあっても、言い訳ができない・・・・
そんな状況を本人に理解させた上で、
好き勝手やらせてあげてみてはどうでしょうか。
成績が有りえないくらい落ちてしまったら、
あぁ、やっぱり、自分は拡大教材を使わないと、
このままだと、進路に関わると感じれば、
自分から、嫌だなと思いつつも拡大教材を使うようになるでしょう。
まぁ、きっと、見ている先生や親にとっては、
子どもの行動がとても歯がゆく、放っておけないような状況なのでしょうが・・・。
私自身もこういう時期があって、
失敗をしながら色々と学んできたので、しばらく、見守ってみてあげてくださいね。
viwa 奈良里紗
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