皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
さて、本日は「視覚障がい者でも手話ってできるの?」
という質問にお答えしたいと思います。
というのも、先日、私がやっているNPO団体で手話歌を使って交流するイベントに視覚障がいのある方を誘ったところ、
「見えない自分が、聞こえない人のための見る言語を使って歌なんか歌えるわけがないじゃないか!」
といわれてしまったんです。
確かに、私たちは“見て”覚えることはできませんし、
相手の手話を“見て”会話をすることはできませんが、
手話の形を手で触って覚えたり、近くでゆっくり動作を覚えたりすることで、
自分から手話を発信することはできます。
また、ゆっくり、手話をやっているところを触らせてもらえれば、
なんといっているかも触って理解することができるのです。
意外と、視覚障がい者と聴覚障がい者の間に交流がなかったりするのは、
視覚障がい者は音声を頼りにしている半面、
聴覚障がい者は手話等のサインや筆談をメインにコミュニケーションをとっているためなんですよね。
でも、私は聴覚障がいのある友達が何人もいて、
彼らと一緒に行動をしているとけっこう面白いんです。
例えば、前から自転車がきても、
私は見えないのでわかりませんが、
聴覚障がいの友達が見て、教えてくれます。
逆に、後ろから自転車がチャリンチャリン~と音を鳴らせば、
私は自転車がきているということに気づきますが、
聴覚障がいのある友達は気づかないので教えてあげます。
そんなこんなをしているうちに、
本当に自然にgive and takeな関係が成立していて、
実はとっても居心地がよかったりします。
だから、私は手話を覚えることは、
英語を勉強するより、楽しいし、好きです。
見えないからできない
な~んて思っていないで、ぜひとも、
手話を覚えて、聴覚障がいのある方々と交流してみてはいかがでしょうか?
key word 手話 聴覚障がい 視覚障がい 歌
viwa 奈良里紗
興味深い投稿に反応してしまいました。盲ろう者支援に携わっている視覚障害者の中には、手話ができる人も結構いると思いますよ。ご参考まで
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