2011年12月11日日曜日

大学入学にむけての事前準備&入学後困ったこと

皆様

こんにちは。viwaの奈良です。

今回は、今年4月に大学に入学したばかりの竹内くんが、大学入学にあたっての事前準備と入学後困ったことについて、自身の体験を紹介してくださいます。


*ここから*

こんにちは。
竹内と申します。
現在、東京にある大学の福祉学部に通っている大学一年生です。
私も視覚障がい者です。

私はviwaスタッフブログの中にも、何度か登場しているレーベル病です。
高校一年生の時に発病したので、障がい者歴三年目です(笑)

視力は両目とも指数弁といって目の前に指を出され何本なのかがわかる程度です。
視野は中心暗転があります。
墨字は一切使っておらず、音声と点字を使っています。

私が通っている大学は入学前に障がい学生が集まり、大学の教授や先生方に支援してほしい要望や質問などをする機会がありました。

このような機会は半年に一回入学後も「意見交換会」という形で行われています。

入学前にこのような機会がありましたので、どんな先生がいるかや入学後の疑問や不安な点は、少し軽減出来たと思います。

また、福祉学部はだいたい使う建物が決まっているので、入学前に何度か通いスクールバス停を起点とした地図を自分の頭に作成していきました。

建物の名前が独特な名称だったために覚えることもしました。(建物名を覚えておけば道に迷った時に人に訪ねやすくなるためです。)

後、大学では英語は基礎科目で必修なので勉強を続けていた方が良いかもしれません。
英語はテキストを中心に進めていくとのことだったので事前にテキストを借りて点訳をしておきました。

次に、、入学後に困ったことについて書きます。
大学は友達と授業を合わして履修しなければ同じ学部でも全部一緒の授業になることはありません。
そのため、自分の履修状況は教務課と自分以外誰も知らないです。

高校の時のように「次の授業なんだっけ?」と聞いても答えてはもらえないと思います。
なので、履修した授業とどこの教室なのかかはちゃんと記憶しておくか自分で確認しておけるようにした方が良いでしょう。

教室をメモしたり、覚えていても大学はたまに教室変更があります。
ホームページに掲載されるのですが結構直前に掲載されることが多くて見落としがちです。
ホームページを確認してなくても、変更前の教室に行けば教室変更のお知らせが書いてあるのですが見えていないと確認出来ないので間違った教室で授業が始まるのを待つことになります。

なので、私は教務課に教室変更になったら事前に連絡してもらえるようにお願いしました。

授業では座る席が決まっていないので迷います(笑)
好きなところに座れるうれしさからかいろんな席に座りましたが、先生の話が聞きやすいし、困ったことや直してほしいことなどをすぐに先生に伝えやすいことなどから一列目か二列目に座るのが良いと落ち着きました。


***ここまで****


竹内くん、
貴重な体験談をありがとうございました。
在学中に困ったことや良かったことなどありましたら、ぜひまた投稿してくださいね。


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