皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
本日のご質問は
「パスポートは代筆で作れますか?」です。
結論から申し上げますと
代筆で作ることはできます。
ただし、パスポートに印字されるサインのみは
本人の直筆である必要があります。
パスポートの申請用紙はマークシートのようになっており、
枠線内に文字を書かないと、機械が読み取れないようになっています。
そのため、住所など必要事項は、窓口スタッフに代筆を依頼して書いてもらうほうが確実です。
また、窓口には、視覚障がいのある人のために、サイン部分のみが切り抜かれた下敷きのようなものがあるので、
これを活用して、サインのみは枠内におさまるように書きます。
サインなので、漢字でなくても大丈夫です。
ちなみに、私はカタカナでパスポートのサインを書いています。
【ご注意】
おそらく、視覚障がいのある人の対応を何度もしたことのある窓口スタッフの人はほとんどいないと思います。
そのため、窓口で視覚障がいがあることを伝えて、代筆を依頼しても、
「こちらでは、そういったことはできませんので、ご家族の方に書いてもらってから、申請書を再度、お持ちいただけますか」
といわれることがあります。
私はこれまで2回、一人で申請にいきましたが、2回とも最初に同じことをいわれました。
でも、実際には、パスポートセンターの職員が代筆をしてはならないという規定はないので、
「過去に代筆で作ったことがあります」
「パスポートセンターに事前に確認したとき、窓口で代筆ができると聞きました」
などと伝えれば、窓口スタッフが本部に確認をとってから、代筆してもらえます。
ただ、残念なことに、このようなことがあると、窓口と本部で確認がとれるまでにかなり時間がかかるので、だいたい1時間は待たされることを覚悟したほうがよいです。
晴眼者であれば、10分~20分で終わる手続きなので、多少、いらいらしますが・・・・仕方がないことなのかもしれません。
逆に、このようなごたごたはいやだというかたは、
ヘルパーや友達、家族と一緒にいって代筆してもらうか、
事前に申請書類をとりよせて、すべて記入してからもっていくかしたほうが早いと思います。
ただ、実際には代筆でできる手続きであっても、
このように門前払いされることは少なくないので、
気を付けてください。
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viwa 奈良里紗
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