2011年10月6日木曜日
【本の紹介】『期待を超えた人生 ――全盲の科学者が綴る教育・就職・家庭生活』
書名『期待を超えた人生
――全盲の科学者が綴る教育・就職・家庭生活』
ローレンス・ スキャッデン 著
岡本 明 訳
��011年9月30日 初版第1刷発行
四六版・並製、344頁
定価2,940円(本体2,800円+税)
ISBN978-4-7664-1873-6
“私にとって、見えないことは問題ではない”
「アクセシビリティ」の技術の啓蒙・普及に大きく貢献し、米国リハビリテーション
法508条策定の中心的人物でもある全盲の科学者の自叙伝です。
▼5歳で視力を失った少年が、適切な教育を受ければ、いかに社会で活躍し、家族をも
ち、充実した生活を営むことができるか、ということを訴えます。
▼マイクロソフト社、アドビ社などが、障害者対応の技術開発にいかに取り組むように
なったのか、その経緯が語られます。IT開発、ユニバーサルデザイン関係者にも必読
の書です。
◎障害のある若者やその家族へのアドバイスと提案が満ちています。
◎視覚障害などの方のための「テキストデータ引換券」付きです。
目次
序・見えなくて残念なことは何か? (日本点字図書館理事長/田中徹二)
日本での刊行によせて(ローレンス・スキャッデン)
第一部 教育と経歴
第二部 見えないことの影響
第三部 自分自身の成長
第四部 珍しい体験
第五部 半生を振り返って
皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
読書の秋にピッタリな本の紹介です。
私もまだ読んでいませんが、とても興味深い内容です。
しかも、本を買えば、データの引換券もついてくるので、安心して読め総です。
��以下、詳細です*
【著者】ローレンス・スキャッデン(Lawrence Scadden)
1939年アメリカ・カリフォルニア生まれ。5歳のときに事故で失明。レッドランド大学
卒業。科学博士。IT器機のアクセシビリティ技術の開発、啓蒙に大きく貢献する。米
国リハビリテーション法508条策定の中心的人物。政府の要職を長年務め、現在は情報
機器のアクセシビリティについてのコンサルタントを行う。博士の業績をたたえ、
「障害を持つ生徒のための優秀な先生へのローレンス・スキャッデン賞」が1999年に設
けられている。
【訳者】岡本 明(おかもと あきら)
1944年旧満州国生まれ。慶應義塾大学工学部卒業。工学博士、社会福祉士。(株)リコー
勤務、筑波技術大学教授を経て、現在名誉教授。認知工学、福祉工学に関心をもつ。
ヒューマンインタフェース学会、電子情報通信学会ほかに所属。
詳細は以下をご覧ください。
http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766418736/
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