2011年10月4日火曜日

障がいのある中学生の高校入試について考えるシンポジウムのご案内

皆様

viwaの奈良里紗です。

障がいのある高校生の大学進学を中心に支援をしている
Do-IT JAPANの秋季特別講座のご案内です。

これから、高校入試を控えている方は必見です。

高校入試は、義務教育ではなくなるため、いまだに、受け入れを断るような学校が存在します。
そんなとき、どうしたらよいのか、
こういったところで、最新情報を得ておくと、備えになるかと思います。

��以下、ご案内です*
DO-IT Japan 2011 秋季プログラム特別企画
「障害のある子どもの高校入試を考える」
シンポジウム


 インターネットやタブレットPCの普及により、学習に困難があった子どもたちの学習環境が大きく変わりつつあります。鉛筆を持てない子どもはワープロで字を書く事ができるようになり、教科書が見えない子どもは拡大ソフトを使ったり、音声読み上げソフトを利用して学習できるようになってきています。こういった技術は、読み書きが苦手な子どもたちにとっても効果的だと多くの研究が示しています。読みの苦手な子どもたちも、読み上げソフトを使えば内容を理解する事が可能ですし、書くのが苦手な子どもたちの中にはワープロを使えば長い文章を書く事が出来る子どももいます。その一方で、こういった技術を活用した教育には以下のような疑問を抱く人が多いのが実情です。


・鍛えれば読めるようになるのにICTは不要では?
・ICTは学習の妨げになるのでは?
・ICTを使わせたいが入学試験では利用できないのでは?


このシンポジウムでは、ICT、特別支援教育、制度について専門家の話題提供を受けて、研究者・当事者・教師・行政関係者を討論者に迎え、これからの障害のある子どもの入試を自由に論じ、向かうべき方向を整理してみたいと考えています。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。


● 主催:東京大学先端科学技術研究センター・佐賀県
● 後援:文部科学省・厚生労働省(予定)
● 協力:日本マイクロソフト株式会社・富士通株式会社・
    ソフトバンクグループ

● 日時:2011年10月22日(土)
● 会場:東京大学 安田講堂(東京都文京区本郷7-3-1)
● 参加費無料,予約不要
※当日は、PC要約筆記、車いす優先席をご用意致します。


【プログラム】

12:30~13:00 受付

13:00~13:10 開催主旨説明・挨拶

13:10~13:40 話題提供1
「なぜ今、障害のある子どもの高校入試を考えるのか?
 ー能力を活かせない社会と追い詰められる子どもたちー」
 中邑賢龍(東京大学)・障害のある当事者

13:40~14:10 話題提供2
「ICTを活用して学力向上を目指す障害のある子どもたち
 ー最新の支援技術とは?ー」
 巖淵守・平林ルミ(東京大学)

14:10~14:40 話題提供3
「障害のある子どもの高校入試の現状と合理的配慮という考え方」
 近藤武夫(東京大学)

15:00~16:00 指定討論
「みんなで入試を考える ー大胆と思われる入試の提案と検証ー」
 指定討論者:
 上野一彦(大学入試センター:特任教授)
 神山 忠(岐阜特別支援学校・教員)
 樋口一宗(文部科学省初等中等教育局特別支援教育課)
 森本登志男(佐賀県 最高情報統括監)
 当事者団体代表

16:00~16:15 総括・閉会挨拶





お問い合わせ先

DO-IT Japan事務局
 〒153-8904
 東京都目黒区駒場4-6-1
 東京大学先端科学技術研究センター3号館309
 電話 & FAX:03-5452-5490
 eメール:info@doit-japan.org(担当:玉利)


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