皆様
��月のこの時期。
入学や進級、入社など新しい生活がスタートする時期かと思います。
今までの環境から、新しい生活になった時のちょっとした不安。
今回は、そんな不安の体験談を視覚障がい者の一人としてご紹介致します!
良い、解決策などありましたら皆で考えていきましょう!!
今回は、どうやって人の名前を覚えるの?です。
例えば、こんな場面・・・
・クラス替えで新しくなったクラスメート。誰が誰なのかわからない。。。
・新任の先生の紹介。でも、体育館の壇上からだと声しかわからない。。。
・念願叶っての大学進学。サークルの勧誘を受けて新歓コンパに出席したものの、誰が誰だかわからない。。。
・配属先になったオフィス。誰に何を聞けばいいのかわからない。。。
このように、新しい環境では自己紹介の場面は多いものの、
「誰がどの声で、どんな雰囲気なのかが中々一致しない」
「人と名前が一致しない。。。」
そんな不安は誰しもあるのではないでしょうか?
特に、目が不自由な場合は、その声がどこから聞こえてくるのかもわかりにかったり、
視覚的な情報(顔や髪形、服装)と声(名前などの自己紹介の内容)を瞬時に一致させることが難しく、
その後のコミュニケーションに躊躇してしまうことがあります。
このようなコミュニケーションへの工夫。それぞれの場面で、様々な工夫や経験をたくさんの方がおもちだと思います!
そこで、今回は【学校のクラスでの最初の自己紹介の時】の名前の覚え方の工夫です。
��あくまで私の工夫なので、もっと良い方法がありましたら教えて下さい!)
私の工夫を一言でいうと、「声と名前+α」の情報を意識することです。
例えば、学校のクラスでの最初の自己紹介の場合、
出席番号順や五十音順に座席が並んでいることが多いと思います。
そこで「相葉さんは1番、大野くん2番・・・・二宮くんは11番、・・・松本さんは32番」
のように名前と声+だいたいの座席番号を覚えておくのです。
そうすると、初めのころの座席は出席番号ごとに並んでいるので、「右前の方にいるから相葉さんかな?窓際の後ろの方から声がするから松本さんかな?」と
その人の場所がおおよそしぼれてきます。
また声の雰囲気も参考材料になります。
「明るい声」「ごもごもしてる声」「元気が良さそう!」
そんなちょっとした特徴も参考材料になります。
このような「名前と声+α」の情報をもとに、
少しでも、ほんのちょっとでも不安が少なくなったら・・・・
積極的に話しかけてみることをオススメします!!
初めのころは名前を覚えられず間違えてしまうのも仕方がない。
きっと目が不自由かどうかに限らず、最初はそういうものだと思います。
新しい環境での不安。
一緒に乗り越えていきましょう!!
Key word
新生活, 名前, 声, 出席番号, 座席
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