2011年3月18日金曜日

計画停電で気をつけたいこと

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

震災から1週間。
皆様、いかがおすごしでしょうか。

さて、今回は計画停電を経験した私が、
特に、視覚障がい者は注意したほうがよいと
思ったことについてお伝えします。

○歩行
当たり前のことではありますが、
停電が実施されると急に信号が消えます。
大きな交差点では、警察官が交通整備をしてくださって
いますが、多くの横断歩道には警察官がいない状態です。
��※少なくとも私がいるところでは)

計画停電は、自治体の防災無線により開始時刻が知らされますが、
今までその時間通りに停電したことはなく、忘れたこおに停電する
なんてこともあります。

ですので、可能であれば、計画停電中の外出はひかえたほうがよいかと思います。
とはいえ、やむを得ず、外出される場合には、普段、白杖を持ち歩いていない弱視の
方であっても、安全のため、白杖をもって外出されることをおすすめします。

○情報の入手方法
東京電力のホームページをみると、
自分がどこのグループであるか、対象となる時間はいつかが
確認できます。
しかし、グループについてはPDFで情報提供されているため、
音声読み上げソフトを使っている方には情報を得ずらい状態だと
思います。
もし、情報が得られなくて困っている方がいらっしゃいましたら、
お住まいの都道府県及び市区町村名を明記の上、
info@viwa.jp
までお気軽に連絡をください。

また、お店の開店時間、電車の運行状況等、
その多くが張り紙や掲示板等により提示されています。

私も友達にこういうふうに情報が伝達されているということを
教えてもらうまで、そんな情報が手に入ることすら、知りませんでした。

計画停電の中、不便な生活が続きますが、
お店や電車、病院等、少しでもこの状況であっても、
利用しやすいように工夫されていると思いますので、
友達や近所の人等と、コミュニケーションをとりながら、
耳で情報を得ていくことをおすすめします。

viwaに調べてほしいことなどある方がいらっしゃいましたら、
私たちのできる範囲で、情報を調べたいと思いますので、どうぞ、
ご連絡ください。

○火の取り扱いについて
停電中、特に18時~22時の停電の場合、
ろうそく等を使って、明かりを確保しようと
される方がいらっしゃるかと思いますが、家族等、
誰か晴眼者と一緒でない限り、できるだけ、とうそくなどの
火の取り扱いは控えたほうがよいかと思います。

普段、扱い慣れていないものを使うと危険だからです。
携帯電話や懐中電灯等の活用をおすすめします。

計画停電を経験したこの三日間でちょっと感じたことをまとめてみました。
ほかにお気を付けたほうがよいことなどありましたら、情報をお寄せください。

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viwa 奈良里紗



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