こんにちは。viwaの奈良です。
��月5日のセミナーが直前となって参りました!
企画者である私も、今からどんなお話が伺えるのか
楽しみです☆
さて、そんな私も日常的に色々な人に障がいを伝えています。
今回は初対面で、かつ、援助依頼場面で、言葉を使わずに障がいを伝える方法を
紹介します。
例
ハンバーガーを買うところです。
あなたはメニューを読んでもらわないと
ハンバーガーとチーズバーガー以外のメニューが
わかりません。
さぁ、あなたは店員さんにどうやってメニューを選びますか?
前提条件
見た目ではわからない弱視を想定しています。
白杖をもっていない状態を想定しています。
選択肢
��.「メニュー読んでもらえますか?」
��.ルーペを出して、メニューを読む。
��.「新発売のハンバーガーって何がありますか」
��.「ちょっと、眼が悪いんでメニュー読んでもらえませんか」
解説
��の場合
この中で最も相手が援助しにくい聞き方です。
見た目で障がい者であることがわからない中で、
「メニュー読んでもらえますか」
といわれると、対応がしづらいようです。
��のような聞き方より、Dのような聞き方をすると、
「眼が悪い」ということが伝わるで、まだよいかもしれません。
ただ、これでも、まだ、相手は何をどう読めばよいかわからず、
やや対応に戸惑いが生じる可能性があります。
そこでCのような聞き方をします。
��の場合、眼が悪い等の障がいに関することをまったく伝えなくても
使えます。
��聞かれた人は、新発売の製品について説明をすればよいので答えやすくなります。
たとえば、「こちらにございますviwaバーガーが今月の新商品です」
というふうにいわれたとします。
こちらといわれてもおそらくそのディスプレイは見えないでしょうし、
viwaバーガーって何だよ?!とわからないと思います。
ですので、次に中身の説明がしてもらえるようにします。
「viwaバーガーって何が入っているんですか?」
これで説明を聞いて気に入れば購入。
気に入らなければ、「ほかに何かありますか?」
と聞いていきます。
��のように、障がいのことを伝えずしても、
自分の知りたい情報を相手から聞き出すための
質問術を身に着けると便利です。
さて最後にBの解説です。
��は何もいわずに、ルーペでメニューを読んでいます。
すると、だいたいの場合、店員さんのほうから
「何かお手伝いしましょうか」
と聞いてきてくれます。
これが一番すんなりサポートが受けられ、かつ、簡単!!
自分から上手く伝える方法ももちろん大事ですが、
スピーディに伝えたいというときは、
相手に「察してもらえる伝え方」も有効ですよね。
自分は見えなくても、相手は目が見えるわけですから、
見せることによって気づいてもらえることはよくあります。
わざと、段差が見えなくて困っているようなそぶりをする、
わざと、ゆっくり歩く、
そんなちょっとした行動で周囲が気づいてくれることもあります。
おかげさまで私は日々演技力を磨いています。笑
そしてこれらのノウハウは勝手に身についたのではなく、
どうしたらいいんだろーと悩んでいたとき、
弱視の先輩たちから教わったんです。
障がいのこといいたくない!とか、
いってもいいんだけど、うまく言えない、
なんてもじもじしていた時代に、先輩たちから
こうやれば邯鄲だよ~と教えてもらった方法です。
悩んでいた私にとっては宝のような情報でした。
今となってはそれが日常化し当たり前になっていますが。
そんなわけで、自分はこうしてるな~なんていう工夫があれば
ぜひとも教えてくださいね☆
viwa 奈良里紗
参考:<Q&A>私の見え方紹介カード~私の障がいの伝え方~
http://www.viwa.jp/article/173064173.html
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