こんにちは★
山本です。
今回は、私が小さい頃にしていた
障がいの伝え方について紹介させてください。
私は、先天性の弱視です。
記憶にあるのは、幼稚園に通っている頃から母に
「幼稚園で何か困った事があったら先生やお友達に
『私はちょっと目が悪いので教えてください。』って
言うのよ!」と教えられてきました。
正直、その頃は意味などよく分かっていませんでしたし、
自己紹介の1つのようなもの
としか考えていませんでしたので、
抵抗感や恥ずかしさなどは、あまり感じていませんでした。
小学校に入学してからもそれは同じで
初めて会う人、友達にはそんな風に自分の障がいを
伝えていました。
これは後から聞いた話で、私自身全く覚えていないのですが、
別の学区に住んでいた仲の良い友達に連れられて
その子の友達と初めて遊んだ時も私は、
「私、目がちょっと悪いんだけと、お友達になって」
と言っていたようです。
大人になった今思えば、自分の障がいを相手に伝える事って
ちょっと勇気のいる事だと思いますが、
小さい頃から
障がいを相手に伝える事は自然な事と思っていた私は
中学生や高校生の思春期の時期でも
あまり抵抗感や恥ずかしさを感じる事なく
相手に自分の障害を伝える事ができたんだと思います。
社会人になった現在は、学生時代に比べると
会う人誰にでも自分の障がいを伝えるという事はなくなりましたが、
時と場合によっては今でも、
「私、生まれつき目に障がいがあってよく見えずらいんです。」
と伝える事もあります。
私は、「障がい」についてこう考えています。
人は全く同じ人なんていません。
背が高い人もいれば
背が低い人もいる。
太っている人もいれば
痩せている人もいる。
走る事が速い人もいれば
走る事が遅い人もいる。
同じように
目が良い人もいれば
目が悪い人もいる。
こんな風に小さい時から
自分なりに障がいについて
こう考えていました。
時にはどうして私は障がい者なの?
どうして私は皆と違うの?
こんなに普通の子が周りにはたくさんいるのに
私はそうじゃないの?
と考えてしまう時もありましたが、
私は、そんな時いつもポジティブに考えるようにしています。
障がいも含めて私自身だし、
これも1つの個性。
乗り越える事ができる人にしかその試練は与えられないんだ!
だから私は大丈夫!
と考えています。
単純かもしれませんが、
私はこれからも自分の障がいについて
このように考えていくんだと思いますし、
自分の障がいを相手に伝える
この事は自分にとっても伝える相手にとっても
とても重要な事だと思っています。
参考:視覚技塾Vol.1「障がいの伝え方」
http://www.viwa.jp/article/178907358.html
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