2011年1月11日火曜日

<スポーツ情報>ブラインドサッカー、日本代表が語る

こんにちは。奈良里紗です。

本日は、ブラインドサッカー日本代表も務める加藤健人さんから
ブラインドサッカーの紹介をいただきました。

加藤さんは、高校3年生の春、
急激な視力低下をし、レーベル病と診断されました。

高校までサッカーが大好きでサッカー部に所属していた加藤さん。
もう一度、サッカーがやりたい!と思っていたところ、
たまたま、ブラインドサッカーというスポーツの存在を知ります。

どこでできるのか?
を調べたところ、当時の筑波技術短期大学(現在、筑波技術大学)に
ブラインドサッカーチームがあることを発見!

鍼灸にはあまり興味ないけど、サッカーがやりたい!
という気持ちで入学。

鍼灸の勉強をする傍ら、サッカーの練習に励み、
ブラインドサッカー日本代表へと上り詰めました。

現在は、ヘルスキーパーとして仕事をする傍ら、
サッカーの練習、そして、ブラインドサッカーの普及活動にも
力を入れて活動されています。

それでは、さっそく、加藤さんからのブラインドサッカーの紹介をご覧ください!!


ブラインドサッカーとは、視覚に障がいがある人でもサッカーが楽しめるように考えられたスポーツです。
ルールはフットサルとほとんど一緒で、5人対5人で試合を行い、フィールド選手はアイマスクとヘッドギアを装着しプレーします。ボールには鉛が入っていて、転がるとシャカシャカと音が鳴ります。キーパー・監督・コーラー(相手のゴールの後ろで指示を出す人)この3人が視覚の情報を選手に声を出して伝えます。

このブラインドサッカーは人と人とのコミニケーションが大切で、そして視覚情報以外の感覚を使ってサッカーをするのです。 このブラインドサッカーは視覚に障がいがなくても参加することができます。先程紹介したキーパー・監督・コーラーの他に、アイマスクをすれば誰でもブラインドサッカーの選手としてプレーすることができます。
そしてブラインドサッカーは選手だけではできないのです。練習や試合をサポートしてくれるサポーター の方々の存在が重要なのです。

ブラインドサッカーを通じて学んだことがたくさんありますし、人としても成長できたのではないかと思っています。自分は視覚に障がいをもってから、何もかもができないと思いましたが、それは自分がやっていなかっただけだったのです。夢や目標を持ち、それに向かって1歩踏み出し挑戦すること。それを継続し楽 しむこと。そして結果につなげ自信を持つこと・・・。

一番はたくさんの素晴らしい仲間に出会うことができたことです。ブラインドサッカーは、文字では言い表すことができないくらい魅力的なスポーツです。それは見て体験し感じてみてください。 ブラインドサッカーのチームは日本にはまだ少ないですが、どのチームもサッカーが好きで、ブラインドサッカーを盛り上げようと楽しく良いチームばかりです。

日本ブラインドサッカー協会
http://www.b-soccer.jp/
自分のチームは月に何回か(土日・祝日)埼玉県所沢市・国立障害者リハビリテーションセンターのグランドで練習しています。
T.wings http://ameblo.jp/twings/

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