こんばんは。村上です。
お正月、皆様いかがお過ごしでしたか?
最近では、正月の遊びとして家族や親戚とWiiを楽しむところもあるようですが・・・
今日は、お馴染みの日本の遊びの一つ、カルタをご紹介いたします。
もちろん、ただのカルタではなく、
「弱視者いろはカルタ」です。
これは一般のいろはカルタ同様に、五十音の頭文字から始まる川柳が書かれたカードと、
それに対となる絵が描かれているカードから構成されております。
弱視当事者が、川柳で日常風景や本音を語っているため、当事者には共感を感じさせます。
また一般の方には、ちょっとした発見があったり、弱視者への親しみがわいてくる内容となっております。
例えば・・・
<え>
「えーていしょく たべてみないと わからない」
<け>
「げんきよく こえをかけたら ひとちがい」
<そ>
「そーすかと まちがえかけた しょうゆあじ」
などユーモアあふれる内容となっております。
私にとっても、どれも共感できる内容ばかりです。
��え>は、よく食堂や定食屋さんでAランチなどと書かれてサンプルが並べられております。ですが、実際にそのプレートの上に何がのっているのか見えないため、食べてみないとわからないんです。
��け>は、座っている位置や服装、おおよその体格や雰囲気で人を判別している時があり、目的とは違う人に声をかけてしまうことがあります。
��そ>は、お弁当の脇にある透明な入れ物や定食屋さんなどにある醤油類を入れるビン。醤油もソースも黒いため中々見分けがつきませんし、書いてある文字が小さいとわかりません。たまに間違えてしまう時があるんですね。
弱視者いろはカルタは、ただ遊びとして使うだけではなく、
弱視者の見え方を紹介するものとしても、活用できるかもしれませんね。
参考:<Q&A>私の見え方紹介カード
http://www.viwa.jp/article/173064173.html
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