2011年1月31日月曜日

私のPC環境(2)ディスプレイアームの利用

こんにちは。渡辺です。 前回の続編として、今回は私の会社でのPC環境をご紹介します。 会社では、長いときは一日10時間以上PCに向かうこともありますので、 自宅以上に、目や体に負担をかけないように工夫しています。 【メーカー・型番】 パナソニック Let`s note CF-Y7 EIZO L997(液晶ディスプレイ) ディスプレイアーム 【OS】 WindowsXP 【特徴】 私の使い方の特徴は、ノートPCに外付けの液晶ディスプレイをつなぎ、 その液晶ディスプレイを「ディスプレイアーム」という製品で支えていることです。 ディスプレイアームを使うと、液晶ディスプレイにもともと付いているスタンドを使うより、 はるかに自由に位置調整ができます。 ディスプレイの位置を顔の正面くらいまで高くすることもできますので、 視距離が短く、ディスプレイに目を近づける必要のある私でも、楽な姿勢でPCを使うことができます。 また、ディスプレイを高くすることで、 ディスプレイの真下に手やキーボードを置くスペースができます。 私は、キーボードがディスプレイの真下よりやや後ろにくるように設置して、 ディスプレイの下に手を入れるような格好でタイプしています。 普通は、一番手前にキーボードがあって、その後ろにディスプレイを置くと思います。 これだと、ディスプレイに目を近づけようとするとどうしても前屈みの姿勢になってしまい、 長時間PCを使っていると背中が痛くなるなど負担が大きいのです。 でも、ディスプレイアームを使って、 一番手前にディスプレイ、その後ろにキーボードという順にすれば、 とても楽な姿勢でPCを使うことができます。 写真を添付しますので、実際にどんな感じになっているのかご覧ください。 その気になれば、椅子にふんぞり返るような姿勢も可能です(笑)。 なお、私の会社では、帰宅時にPCを施錠できるロッカーに保管するルールになっており、 社員に配布されるPCは全てノートPCになっています。 IMG_9006.JPG IMG_9004.JPG ディスプレイアームは、私が使っているEIZO以外にも、 いろいろなメーカーから発売されています。 液晶ディスプレイとディスプレイアームをつなぐ部分は“VESA”という規格があり、 この規格に適合した商品であれば、どのメーカーのものでも付けることができます。 【液晶ディスプレイの選択基準】 液晶ディスプレイの選択でも、見やすさや目の負担が大きく変わってきます。 これも個々人の見え方・障がいの状況によって違うと思いますが、 一般的には、明るく、コントラストの高い液晶を見やすい、と感じる方が多いと思います。 ただ、長時間使う場合、明るくコントラストが高ければ良いというわけでもありません。 私の場合、明るくてもギラギラした感じだと、長時間見ているとかなり目が疲れます。 また、液晶には表面がツルツルのグレア液晶と、光沢を抑えたノングレア液晶があります。 これも私の場合ですが、ぱっと見の美しさや短時間PCを使う場合の見やすさはグレア液晶が、 長時間使ったときの目の負担の少なさはノングレアが優れていると感じます。 というわけで、会社では、ノングレアでギラつきも非常に少ない、EIZOのL997という製品を使っています。 この製品は目の負担が少なく、大変満足しているのですが・・・・ 個人で買うにはお値段が・・・・かなり高い! 自宅のPCはディスプレイ一体型なので、あまり選択の余地は無かったのですが、 自宅では長時間続けてPCを使うことが無いので、 ぱっと見たときの視認性の高さを重視して、 明るくコントラストの高い液晶が付いた製品を選びました。 光沢のあるグレア液晶です。 【画面拡大ソフト・音声読み上げソフトについて】 会社では、画面拡大は「ZoomText」、音声読み上げは「JAWS」を使っています。 会社のPCはWindowsXPなので、 標準添付の「拡大鏡」アプリは、 全画面の拡大ができないなど使い勝手が悪いため、 別途「ZoomText」という市販のソフトを購入して使っています。 前回ご紹介したWindows7の拡大鏡と比較すると、 「ZoomText」で拡大したときの方が、倍率を上げたときの文字のにじみが少ないように思います。 また、「ZoomText」は、画面拡大だけでなく、 マウスカーソルを蛍光色にしたり巨大にしたり、 画面を白黒反転させるなど、さまざまな機能を持っています。 音声読み上げの「JAWS」は常用はしていませんが、 長い文章を読む際に目の負担を軽くするために使っています。 皆さんはどのような環境でPCをお使いでしょうか? 記事中で紹介した商品は以下(Amazon.co.jp)にてご購入いただけます。 こちらでご購入いただくとご購入金額の一部が“viwa”の活動費になります! なお、当記事はあくまでも筆者の見え方に適した製品を紹介したものです。 見え方は個々人で異なりますので、どなたにでもお勧めできるというものではありません。   参考:私のPC環境(1)23インチ液晶一体型デスクトップ http://www.viwa.jp/article/182633041.html

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