皆様
はじめまして。視覚障がい者ライフサポート機構 viwa 事務局兼理事の村上卓也(むらかみたくや)です。
今回は、この場を借りて私の自己紹介をさせて頂きます。
●生まれ
1986年9月24日。埼玉県入間市に生まれる。
今はアウトレットや映画館もできてベットタウンとしても有名になってきましたが、
昔は森やお茶畑がたくさんある自然豊かな町でした。
私は毎日お茶畑を見ながら、片道20分の駅までの道のりを歩いております。
いい運動になるので、健康な生活を送るには、オススメな町かもしれません!
●とある小学生の出来事。
小学校2年生の時に、視神経萎縮により急激に視力が低下しました。
レーベル病です。
弱視となった私は、ロービジョンクリニックに通い、
ルーペや単眼鏡などの補助具の使い方を教えて頂きました。
この時の病院の医師や視能訓練士の先生方、そして私の家族の支えのお陰で、
今になっても役立っている目の使い方の基礎を教えてもらったきがします。
実際には、拡大読書器でゲームボーイなどをしていましたが。。。
●健常者から”障がい者”へ
小・中と地元の公立学校に通っていた私は、
部活動の柔道や友人との遊びにあけくれていました。
中学3年生になり、自分の進路を考える中で、私は盲学校への進学を決意しました。
無事に志望校へ合格し、私の高校生ライフが始まりました。
この時から、私は”障がい者”だという自覚を持ち始めることになったのです。
点字やフロアバレー、ゴールボール、視覚に配慮された授業展開などなど、
カルチャーショックにも似た、新鮮な思いを感じました。
●見え方を伝えること
高校卒業後、武蔵野大学現代社会学部に入学。就職活動を経て、現在は某外資系製薬会社に勤務しております。
大学では、社会学を専攻しながらも教職課程を履修する他、消防・防災行政や児童虐待にも関心をもっていました。
・・・とはいえ憧れのキャンパスライフ!!
勉強はもちろん(?)ですが、学生時代は、合唱部の活動に最も力を注いでいました。
合唱は、音楽としての楽しみはもちろんですが、多くの人との出会いがあります。
その中で、自分の見え方を伝えることの大切さを学びました。
私の見え方は右が0.02、左が0.01くらい。視野の中心が見えないため、真っ直ぐ人を見ようとすると焦点がずれてしまいます。
イメージとしては、カフェなどでテーブルを挟んで話をしている時、
相手の性別とおおよその体型がわかるくらいで、顔の表情などはわかりません。
社会人として生活する中で、自分の見え方を伝え、
よりよいコミュニケーションをしていくことの大切さを実感しております。
●最後に・・・
趣味は、イベント企画、旅行、読書、音楽鑑賞、ミュージカル、ランニング、コーチングなどなど。
好きなものは、カレーとラーメン!そして甘いモノ。
少しでも身近な存在に感じてもらえたら、嬉しいです。
謙虚さを忘れずに、夢に向かって頑張ります!!
どうぞよろしくお願いします。
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