2010年10月18日月曜日

飛行機に乗る時は・・・?

こんばんは。渡辺です。
奈良が公共交通の利用について書いていますので、
便乗して、飛行機に乗る時に受けられるサービスについて書いてみたいと思います。

飛行機旅行、ましてや海外旅行なら、
視覚障害者にとって「ちょっと面倒だな、心配だな」と思ってしまう関門がいくつもあります。
・チケットを手配して
・空港に行って
・たくさん並んだカウンターから目的のカウンターを見つけてチェックイン
・出国審査
・目的の搭乗ゲートまで行く
・搭乗するときはたいてい行列ができてごちゃごちゃしている
・指定された座席を見つける
・機内で入国書類を書く
・目的地で入港審査場を探す
・入国審査を受ける
・たくさんの荷物の中から自分の荷物を探す

いやぁ、大変そうですよね・・・!

でも、心配はいりません!大丈夫です。
航空会社や空港の障害者向けサポートサービスは大変充実していますから。

どんなサービスが受けられるのか、
ここからちょっとルポ風に紹介してみたいと思います。

今年の1月に渡辺は仕事でタイのバンコクに出張に行きました。
景気低迷で経費削減が叫ばれる折、当然のように一人で行かされます。

1.まずはチケット購入
私の場合は、航空会社のWebサイトで直接予約・購入することが多く、
今回もそうしました。今回の航空会社はJALです。
航空会社に電話して予約することもできます。
また、もちろん、JTBやHISなどの旅行代理店を経由して予約することもできます。
旅行代理店でも、Web、電話、店舗に行く、など、さまざまな方法が使えます。
でも、私の個人的なお勧めは直接航空会社で予約・購入することです。
最近は航空会社でも安いチケットが購入できますし、
なにより、事前に座席の指定ができ、
空席がある限り、できるだけ前方、とか、通路側、とか、希望が通ります。
私の場合も、機内で歩く距離の少ない前方の席、
CA(Cabin Attendant)さんにお願い事をしやすい通路側の席を指定するようにしています。

2.空港に行く
ここは奈良が詳しく書いてくれている部分なので、割愛します。

3.チェックインカウンターを探す
私の場合は、事前に航空会社のWebサイトで空港の地図を確認し、
チェックインカウンターの場所をだいたいつかんでおくようにしています。
今回もそうすることでJALのチェックインカウンターには迷うことなくたどり着きました。
もし、実際に空港に行って、自力で見つけられなかったら、
これはもう、誰でもいいので、空港の職員か航空会社の職員ぽい人に
尋ねてしまうことにしています。

それから、持っているといいのが、白杖(はくじょう)
JALのチェックインカウンターに到着したのは良いのですが、
行列がうねうねできていて、
どこに並んでいいのか分からずに白杖をもったままウロウロしていると、
航空会社の職員の方が、どちらへご出発ですか?と声をかけてくれました。
バンコクです、と答えると、行列に並ぶことなくカウンターに案内してくださり、
すぐにチェックインを済ませることができました。

チェックインが済むと、カウンターの職員の方が、
よろしければ搭乗口までご案内させていただくこともできますが、いかがでしょうか?
と聞いてくださったので、お願いすることにしました。

通常ならこのまま出国審査、搭乗口と案内していただくのですが、
実はその前に一つ済ませておきたいことが・・・・。
この出張は1月、日本は冬。でもバンコクの気温は30度。
ということで空港まで着てきたコートを空港の手荷物預かりサービスに預けて行きたかったのです。
案内していただいている手前、ちょっと恐縮だったのですが、
コートを預けたい旨伝えると、笑顔で手荷物サービスの店舗まで連れて行ってくれました。
こんなことまで案内してもらえるなんて・・・!

というワケで、長くなってきたので、続きはまだ次回にしたいと思います。

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